ブラザー工業 MFC-J6983CDW

Wi-Fi Direct機能を使用すると、無線LANルーターを介さずにスマートフォンやタブレットから直接プリンターに接続できます。これにより、ゲストが来た際に、自宅のWi-Fiパスワードを教えることなく、簡単に印刷させることができます。また、外出先からスマートフォンで撮影した写真やドキュメントを、帰宅後すぐに印刷したい場合にも便利です。専用のアプリをインストールすることで、より簡単に操作できます。

自動両面印刷機能は、用紙の表裏両面に自動的に印刷する機能です。この機能を使用すると、紙の使用量を半分に削減できるため、ランニングコストの削減に貢献します。また、両面印刷された書類は、片面印刷された書類よりもかさばらないため、保管スペースの節約にもつながります。報告書や会議資料など、大量の書類を印刷する際に特に便利です。

用紙自動判別機能は、プリンターが用紙の種類を自動的に判別し、最適な印刷設定を適用する機能です。例えば、写真用紙をセットした場合、プリンターは自動的に高画質モードに切り替わり、美しい写真印刷を実現します。また、普通紙をセットした場合は、インクの消費量を抑えるように設定が調整されます。これにより、ユーザーは用紙の種類ごとに最適な設定を手動で選択する手間を省くことができます。

インク残量検知機能は、プリンターが各インクカートリッジの残量を監視し、少なくなるとユーザーに通知する機能です。これにより、印刷中にインク切れが発生するのを防ぎ、スムーズな印刷作業を維持できます。また、インク残量が少ない状態で放置すると、プリントヘッドが乾燥して目詰まりを起こす可能性があるため、この機能はプリンターの寿命を延ばす上でも重要です。

スキャナー機能は、紙の書類や写真をデジタルデータに変換する機能です。この機能を使用すると、紙の書類をPDFファイルとして保存し、メールで送信したり、クラウドストレージにバックアップしたりすることができます。また、古い写真をスキャンしてデジタル化し、劣化を防ぐことも可能です。スキャンしたデータは、画像編集ソフトで加工したり、OCRソフトでテキストデータに変換したりすることもできます。

自動原稿送り機能（ADF）は、複数枚の原稿をセットして、連続してコピー、スキャン、またはファクス送信を行うことができる機能です。この機能を使用すると、大量の書類を処理する際に、一枚ずつ手差しで原稿をセットする手間を省くことができます。例えば、契約書や請求書など、複数枚の書類をまとめてスキャンしてPDFファイルを作成する場合に非常に便利です。