エプソン EW-M634T1

Wi-Fiダイレクト機能を使うことで、スマートフォンやタブレットから直接プリンターに接続し、印刷できます。通常、Wi-Fiルーターを介さずに直接接続するため、外出先から帰宅してすぐにスマホ内の写真を印刷したい時や、来客時にゲストのスマホから資料を印刷する際など、手軽に利用できるのが魅力です。ただし、プリンターとスマホが直接通信するため、印刷中はインターネット接続が切断される場合があります。また、Wi-Fiダイレクトの接続設定は、機種によって異なるため、取扱説明書をよく読んで設定する必要があります。

自動両面印刷機能は、用紙の表と裏に自動で印刷する機能です。この機能を使うことで、用紙の使用量を半分に減らすことができ、ランニングコストの削減に繋がります。また、両面印刷された書類は、ページ数も少なくなり、保管スペースの節約にもなります。ただし、厚手の用紙や特殊な用紙では、うまく両面印刷できない場合があります。また、印刷速度が遅くなる場合や、インクの消費量が増える場合もあります。

用紙自動判別機能は、プリンターが用紙の種類を自動で判別し、最適な印刷設定を行う機能です。この機能により、ユーザーは用紙の種類に合わせて印刷設定を変更する手間が省けます。例えば、写真用紙をセットした場合、プリンターは自動的に写真印刷に適した設定に調整し、高画質な印刷を実現します。ただし、特殊な用紙や規格外の用紙を使用する場合は、手動で設定を変更する必要がある場合があります。また、用紙の種類によっては、正確に判別できない場合もあります。

インク残量検知機能は、インクタンク内のインク残量を常に監視し、少なくなるとユーザーに通知する機能です。この機能により、インク切れによる印刷の中断を防ぎ、必要な時にインクを補充することができます。多くのプリンターでは、インク残量を視覚的に確認できるインジケーターや、パソコンやスマホの画面上で確認できるソフトウェアが提供されています。ただし、インク残量検知機能はあくまで目安であり、実際の印刷可能枚数とは異なる場合があります。また、互換インクを使用した場合、正確に検知できない場合があります。

スキャナー機能は、書類や写真などの原本をスキャンしてデジタルデータに変換する機能です。スキャンしたデータは、パソコンに保存したり、メールで送信したり、クラウドストレージにアップロードしたりすることができます。また、OCR（光学文字認識）機能を使えば、スキャンした画像内の文字をテキストデータに変換することも可能です。ただし、スキャナーの解像度や性能によっては、原本の品質を十分に再現できない場合があります。また、スキャンする原本の状態によっては、うまくスキャンできない場合があります。

自動原稿送り機能（ADF）は、複数枚の原本を自動的にスキャンまたはコピーするために、原本を一枚ずつ連続的に送り込む機能です。これにより、大量の書類を効率的に処理することができます。例えば、会議資料や契約書など、複数ページの書類をまとめてスキャンする際に非常に便利です。ただし、ADFにセットできる原本の枚数には制限があります。また、原本の状態によっては、紙詰まりが発生する場合があります。