エプソン プリンターエコタンク搭載 A4インクジェット複合機 FAX付 EW-M674FT

Wi-Fiダイレクト機能を使用すると、スマートフォンやタブレットから直接プリンターに接続して印刷できます。通常、Wi-Fiルーターを介してプリンターに接続しますが、Wi-Fiダイレクトではプリンターがアクセスポイントとして機能し、直接デバイスと接続します。これにより、外出先やWi-Fi環境がない場所でも、手軽に印刷できます。例えば、スマートフォンで撮影した写真をその場で印刷したり、タブレットで作成した書類をすぐに印刷したりできます。ただし、Wi-Fiダイレクトを使用中は、プリンターがインターネットに接続できなくなる点に注意が必要です。

自動両面印刷機能は、用紙の表と裏に自動的に印刷する機能です。この機能を使用すると、手動で用紙を裏返す手間が省け、印刷時間を短縮できます。また、用紙の使用量を半分に減らすことができるため、コスト削減にもつながります。例えば、会議資料やレポートなど、大量の書類を印刷する際に非常に便利です。ただし、厚手の用紙や特殊な用紙では、自動両面印刷ができない場合があります。また、印刷速度が若干遅くなることがあります。

用紙自動判別機能は、プリンターが用紙の種類を自動的に識別し、最適な印刷設定を適用する機能です。これにより、ユーザーは用紙の種類を手動で設定する手間が省け、常に最適な印刷品質を得ることができます。例えば、写真用紙や普通紙、封筒などを自動的に判別し、それぞれの用紙に最適なインク量や印刷速度を調整します。ただし、特殊な用紙や非常に薄い用紙では、正しく判別できない場合があります。また、用紙の種類によっては、手動で設定を調整する必要がある場合があります。

インク残量検知機能は、プリンターがインクカートリッジの残量を監視し、少なくなるとユーザーに通知する機能です。これにより、インク切れによる印刷の中断を防ぎ、必要な時にインクを補充することができます。通常、プリンターの液晶画面やパソコンの画面にインク残量が表示されます。また、インク残量が少なくなると、自動的に警告メッセージが表示されます。ただし、インク残量検知機能は、あくまで目安であり、実際のインク残量と異なる場合があります。また、互換インクを使用した場合、正しく検知できない場合があります。

スキャナー機能を使用すると、書類や写真をデジタルデータとしてパソコンに取り込むことができます。スキャナーには、フラットベッド型とシートフィード型の2種類があります。フラットベッド型は、本や雑誌など、厚みのある原稿をスキャンするのに適しています。シートフィード型は、複数枚の書類を連続してスキャンするのに適しています。スキャンしたデータは、画像ファイルやPDFファイルとして保存できます。また、OCR（光学文字認識）機能を使用すると、スキャンした画像から文字を抽出することができます。

自動原稿送り機能（ADF）は、複数枚の原稿をセットして、自動的に連続コピーやスキャンを実行する機能です。この機能を使用すると、大量の書類を処理する際に、一枚ずつ手動でセットする手間が省け、作業効率を大幅に向上させることができます。例えば、会議資料や契約書など、複数枚の書類をまとめてコピーしたり、スキャンしたりする際に非常に便利です。ただし、ADFを使用できる用紙のサイズや種類には制限があります。また、ADFにセットする原稿は、シワや折れがないように注意する必要があります。