ヤマハ ヤマハ サウンドバー YAS-109

HDMI-CEC機能により、テレビのリモコンでサウンドバーの電源や音量を操作できるはずですが、本製品ではHDMI接続が不安定なため、この機能が正常に動作しない場合があります。そのため、光デジタル接続での利用が推奨されます。HDMI-CEC機能は便利な機能ですが、本製品ではその恩恵を十分に受けられない可能性があります。

サウンドモード切替機能は、映画、音楽、ゲームなど、コンテンツに合わせて最適な音質を選択できるため、より臨場感あふれるサウンドを楽しめます。5種類のサラウンドプログラム（映画／テレビ番組／音楽／スポーツ／ゲーム）が用意されており、コンテンツに合わせて最適な音響効果を得られます。これにより、コンテンツの魅力を最大限に引き出すことができます。

クリアボイス機能により、ニュースやドラマのセリフ、映画の会話などが非常にクリアに聞こえるため、小さい音量でもセリフを聞き取りやすくなります。特に、夜間や周囲の音が気になる環境でも、セリフを聞き逃すことなく、コンテンツを楽しめます。この機能は、より快適な視聴体験を実現する上で重要な役割を果たします。ただし、中音域の表現力が低いという指摘もあるため、過度な期待は禁物です。

重低音強調機能は、映画やゲームの効果音をよりリアルに再現し、迫力のあるサウンド体験を提供します。低音を増強する「バスエクステンション」機能も搭載されており、迫力のある低音を楽しめます。ただし、低音をブーストしすぎると音が割れる場合があるため、音量調整には注意が必要です。また、低音の帯域に偏りがあるという指摘もあります。

Bluetooth接続機能により、スマートフォンやタブレットなどのデバイスとワイヤレスで接続し、音楽を再生できます。これにより、手軽に高音質で音楽を楽しめるだけでなく、スマートフォン内の音楽をサウンドバーを通じて共有することもできます。この機能は、日常的な音楽鑑賞をより便利で快適なものにします。Bluetoothのバージョンは4.2と少し古いため、最新のバージョンに比べると接続の安定性や音質で劣る可能性があります。

本製品にはUSB再生機能は搭載されていません。USBメモリに保存した音楽ファイルを直接サウンドバーで再生することはできません。USB端子は、ファームウェアアップデートなどに使用します。