Redragon Redragon M913インパクトエリートワイヤレスゲーミングマウス

本製品は合計16個のプログラム可能なボタンを搭載しており、特に左側面には12個のグリッド状のサイドボタンが配置されています。これにより、MMORPGなど多数のショートカットが必要なゲームや、デザイン・編集作業などで多くの機能をマウスに割り当てて効率化を図ることができます。ボタンの数は非常に豊富ですが、一部ユーザーからはボタンが硬い、ゲームによって反応が不安定という指摘があります。指の形や慣れによって押し心地の評価は分かれますが、多ボタンマウスとしては圧倒的な数を誇ります。

最大16000DPIまで対応し、専用ソフトウェアを使用して好みのDPI値を設定し、マウス上のDPI切り替えボタンで瞬時に複数段階（標準では5段階）を切り替え可能です。ゲーム中に精密な操作が必要な場面（低DPI）と素早い視点移動が必要な場面（高DPI）で簡単に感度を変更できます。また、特定のボタンに割り当てて押している間だけDPIを下げる「スナイパーボタン」のような機能も設定可能です。幅広い感度設定に対応しており、様々なゲームや用途に合わせやすい機能です。

商品情報やスタッフレビューからは、設定したプロファイルをマウス本体に直接保存（オンボードメモリ）できるかどうかの明確な記載がありません。専用ソフトウェアで設定を管理・保存することは可能ですが、マウス本体に保存してソフトウェアがインストールされていない他のPCで同じ設定を使用できるかは不明です。異なる環境で頻繁にマウスを使用する方や、ソフトウェアのインストールが制限される環境での使用を検討されている場合は注意が必要です。

マウス本体のロゴ部分や側面、ホイールなどにRGB LEDを搭載しており、専用ソフトウェアで発光パターンや色をカスタマイズできます。多彩なカラーでデスク周りを彩ることができ、ゲーミングデバイスらしい雰囲気を演出します。ライティング設定機能は搭載されていますが、設定ソフトウェアが日本語非対応であったり、導入に手間がかかる場合がある点は留意しておきましょう。好みに合わせて視覚的なカスタマイズを楽しめます。

本製品には、マウス本体の重さをユーザーが調整できるウェイトシステム機能は搭載されていません。本体重量は132g（ケーブル除く）と比較的重めの部類に入ります。マウスの重さの好みが明確にある方や、細かく重量バランスを調整して操作感を最適化したい方には、この機能がない点が選択のポイントになる可能性があります。標準の重量での使用となります。

本製品は、主に右利きユーザー向けにデザインされたエルゴノミック形状を採用しています。左側面には12個のサイドボタンが集中しており、これは右手での親指操作を想定した配置です。そのため、左利きの方がメインマウスとして使用するには適していません。左右対称デザインではないため、利き手に関わらず同じ使い心地を求める方や、左利きの方は別のモデルを検討する必要があります。