
キヤノン ステレオマイク DM-E1D
の評価
商品概要
Canon ステレオマイク DM-E1Dは、キヤノンの多機能ホットシュー対応EOSカメラに直接装着できる、コンパクトで高音質なマイクです。ケーブルや内蔵バッテリーが不要なデジタル接続により、カメラとの一体感が高く、セットアップも簡単です。ショットガンとステレオ(90°/120°)の指向性切り替えが可能で、インタビュー、Vlog、環境音収録など、幅広いシーンに対応します。軽量設計のため、手持ちやジンバル撮影時の負担を軽減し、バリアングル液晶の自由な可動を妨げません。対応カメラでの利便性を最大限に追求した純正アクセサリーです。
商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
マイク本体に充電式のバッテリーが内蔵されており、外部からの電源供給なしでマイク単体で動作させることができます。接続するカメラやスマートフォンなどの機器のバッテリーを消耗しないため、長時間の撮影や、電源がない場所での録音、複数の機器と使い回す際に非常に便利です。これにより、撮影場所の制限が減り、バッテリー残量の心配なくコンテンツ制作に集中できます。
本製品は内蔵バッテリーを搭載しておらず、単体での駆動はできません。対応するキヤノン製カメラの多機能ホットシューから直接電源供給を受けて動作します。これにより、マイクのバッテリー残量を気にすることなく、カメラのバッテリーが持つ限り連続して使用できるメリットがあります。内蔵バッテリーの充電手間がないため、思い立った時にすぐに撮影を開始でき、特に長時間の撮影や、頻繁にマイクを使用する場面で手軽さを感じられるでしょう。ただし、対応カメラ以外では電源が供給されないため、マイクが使用できないという制約があります。
USBポートを通じてマイクに電源を供給しながら使用できる機能です。パソコンのUSB端子やモバイルバッテリーなどから直接電源を取ることで、マイクの内蔵バッテリー切れを気にせずに長時間連続で使用できます。これにより、スタジオのような環境や、外部電源が利用できる場所での安定した録音が可能になり、バッテリー残量を気にせず作業を続けられます。
本製品はUSBポート経由での給電には対応していません。電源は専用設計されたキヤノン製カメラの多機能ホットシューを通じて供給されます。パソコンやモバイルバッテリーなどからのUSB給電で動作する汎用的なマイクとは異なり、特定のカメラシステムとの連携に特化しています。これにより、接続ケーブルやバッテリーが不要となり、カメラとマイクをスマートに一体化できる利点があります。ただし、USB給電に対応していないため、対応カメラ以外で使用したい場合や、外部バッテリーでマイクのみを長時間駆動させたいといった用途には適していません。
マイク本体にヘッドホンを直接接続し、録音中の音声をリアルタイムで確認できる機能です。音が正しく録れているか、ノイズが入っていないか、音量レベルは適切かなどをその場でモニタリングできます。録音後の編集作業で問題が見つかるリスクを減らし、高品質な音声コンテンツを効率的に制作するために重要な機能です。
本製品にはヘッドホン出力端子が搭載されていません。そのため、マイクが拾っている音声をリアルタイムでヘッドホンを使って直接モニタリングすることはできません。収録中の音声レベルやノイズの混入などを確認する場合は、接続しているカメラ側の音声モニタリング機能(カメラ本体のヘッドホン端子や音声レベルメーターなど)を利用する必要があります。マイク単体でのモニタリングができない点は、特に音質にこだわりたい場面や、繊細な音声収録を行う際には注意が必要です。正確な音を確認するためには、カメラ側の機能や外部レコーダーなどを併用することが推奨されます。
マイクが拾う音の入力レベル(感度)を調整できる機能です。これにより、小さすぎる音を適切なレベルに持ち上げたり、大きすぎる音で発生する音割れ(クリッピング)を防いだりできます。静かな声の録音から大音量の楽器の録音まで、様々な音源や環境に合わせて最適な音量でクリアな音声を録るために役立ちます。
本製品のマイク本体には、入力ゲイン(音声の感度)を細かく調整するための物理的なダイヤルやスイッチの記載がありません。商品情報によると、マイクのコントロールは接続した対応EOSカメラのタッチスクリーンLCDを使用して変更できるとされていますが、これがゲイン調整を含むのかは明確ではありません。一般的に、カメラ側でのゲイン調整機能はあることが多いですが、マイク側で細かく調整できた方が、より幅広い音源や環境に対して最適なレベル設定が行いやすくなります。ゲイン調整機能がマイク単体で独立していない場合、収録音源の大小によって音割れやノイズフロアが目立つリスクが高まる可能性があります。
空調の低い駆動音や風がマイクに当たる音など、特定の低い周波数の不要なノイズを自動的にカットする機能です。これにより、人の声や楽器の音など、本来録りたい音源をよりクリアに際立たせることができます。特に屋外での撮影時や、環境ノイズが多い室内での録音において、クリアな音声を得るために有効です。
本製品には、空調の低い駆動音や風切り音などの不要な低周波ノイズをカットするローカットフィルター(ハイパスフィルター)機能に関する記載がありません。ローカットフィルターは、特に屋外での撮影時や、換気扇、プロジェクターなど低周波ノイズを発する機器が多い環境での収録において、音声のクリアさを保つために非常に有効な機能です。この機能がない場合、意図しない低音ノイズが収録されやすく、後から編集で除去する必要が生じる可能性があります。クリーンな音声を求める場合は、別途ノイズ対策(風防の強化など)を行うか、ポストプロダクションでの処理が必要になる点を考慮する必要があります。
マイクが音を拾う方向や範囲を複数パターンから選択できる機能です。ガンマイクの基本である特定の方向の音を強く拾う設定に加え、周囲全体の音を拾う設定(無指向性)や、前後の音を拾う設定(双指向性)などを切り替えられる場合があります。これにより、一人でのナレーション、複数人での対談、環境音の収録など、様々な録音シーンにこのマイク1台で対応できるようになり、活用の幅が広がります。
本製品は、音を拾う方向を「ショットガンモード」と「ステレオモード(90°/120°)」の3段階で切り替えることが可能です。ショットガンモードはマイクの正面方向からの音を鋭く集音するため、特定の被写体の声や音を周囲のノイズから分離して録りたいインタビューやナレーションに適しています。ステレオモードは広範囲の音を左右のチャンネルに分けて収録するため、音楽演奏、環境音、または複数の人物の発言などを臨場感豊かに記録したい場合に有効です。この切り替え機能により、1本のマイクで様々な撮影シーンに対応できる汎用性があります。ただし、最上位のプロ仕様マイクのような非常に鋭いスーパーカーディオイド特性とは異なる場合があります。
SHOPSTAFFによる評価スコア
Canon ステレオマイク DM-E1Dは、対応するEOSカメラの多機能ホットシューに直接接続して使用できる、ケーブルレス・バッテリーレスが特長のステレオマイクです。ショットガンとステレオ(90°/120°)の指向性切り替えが可能で、Vlog撮影から簡易的な環境音収録まで幅広く対応します。上位のプロ仕様マイクと比較すると、高度なノイズ対策機能(ローカットフィルターなど)やリアルタイムモニタリング機能(ヘッドホン端子)が省かれており、音質の調整幅には限界があります。価格帯としては中堅クラスで、対応カメラユーザーにとっては手軽に音質を向上させるアクセサリーとして価値があります。キヤノン製品としての一定の品質は期待できますが、過酷な環境やプロレベルの収録には不向きです。主なユースケースとしては、対応カメラでの日常的な動画撮影やブログ、簡易インタビューなどで性能を発揮します。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- 対応EOSカメラとの組み合わせでケーブルレス・バッテリーレスの手軽な運用が可能
- ショットガンとステレオ(90°/120°)の指向性切り替えに対応
- 多機能ホットシューからのデジタル接続によるクリアな音声伝送
- 対応カメラユーザーにとっては価格帯に見合う利便性と音質向上を提供
- バリアングル液晶の操作を妨げにくいコンパクト設計
注意点
- キヤノンの多機能ホットシュー対応EOSカメラ以外では使用できません。
- リアルタイムでの音声モニタリング(ヘッドホン出力)ができないため、収録中の音質確認はカメラ側の機能に依存します。
- ローカットフィルターやゲイン調整など、詳細な音声設定機能は限定的です。環境ノイズが多い場所での使用には別途対策が必要です。
- 付属品は本体のみの可能性が高く、ウインドスクリーンなどは別途購入が必要になる場合があります。
おすすめな人
- キヤノンの多機能ホットシュー対応EOSカメラユーザー
- Vlogなど手軽にカメラ内蔵マイクより音質を向上させたいユーザー
- ケーブル接続やバッテリー管理の手間を省きたいユーザー
- 広範囲のステレオ録音も手軽に行いたいユーザー
おすすめできない人
- キヤノンの多機能ホットシュー対応EOSカメラ以外のユーザー
- プロレベルの高度な音質やノイズ対策を求めるユーザー
- マイク単体でリアルタイムの音声モニタリングが必須なユーザー
- 様々なメーカーや機器でマイクを使い回したいユーザー
おすすめの利用シーン
- 対応EOSカメラでのVlogや日常の動画撮影
- 静かな室内での簡易的なインタビューやナレーション収録
- 自然音や音楽演奏など、広範囲のステレオ音場を記録したい場面(対応カメラ使用時)
非推奨な利用シーン
- 非常に騒がしい環境での特定の音源の分離・収録
- 対応していない他社製カメラやスマートフォンでの使用
- 収録と同時にヘッドホンでリアルタイムに音質を厳密にチェックする必要がある場面
- 雨天や砂埃が多い環境での使用
よくある質問(Q&A)
Q.このマイクはどのカメラに対応していますか?
Q.接続方法や電源について教えてください。
Q.どのようなシーンでの撮影に適していますか?指向性は選べますか?
Q.マイクの設定はどのように行いますか?
Q.音質はどうですか?
Q.マイクのサイズや重さを教えてください。
SHOPSTAFF 評価ランキング
プロ仕様のショットガンマイク。高い指向性で狙った音をクリアに収録。単三電池・ファンタム電源対応で幅広いシーンで活躍。
指向性 | スーパーカーディオイド/ローバー | 周波数特性(下限) | 40 Hz |
周波数特性(上限) | 20000 Hz | 感度 | -34 dB |
最大音圧レベル | 132 dB SPL | SN比 | 70 dB |
接続端子 | XLR-3 | 電源方式 | 48Vファンタム電源 / 単3電池 |
本体重量 | 128 g | 本体サイズ | 256 mm |
キヤノン製カメラのマルチアクセサリーシューに対応し、XLRマイクアダプター、ショットガンマイク、ヘッドホンなどがセットになった高音質録音スターターキットです。
指向性 | ショットガン | 周波数特性(下限) | − Hz |
周波数特性(上限) | − Hz | 感度 | − dB |
最大音圧レベル | − dB SPL | SN比 | − dB |
接続端子 | XLR / Canonマルチアクセサリーシュー / 3.5mmミニプラグ | 電源方式 | Canonマルチアクセサリーシュー / 単三電池x2 |
本体重量 | − g | 本体サイズ | − mm |
SHUREのカメラマウントショットガンマイク。単三電池駆動、3.5mm接続で手軽に高音質収録。ローカット、3段階ゲイン調整機能搭載。
指向性 | スーパーカーディオイド | 周波数特性(下限) | 40 Hz |
周波数特性(上限) | 20000 Hz | 感度 | -36.5 dB |
最大音圧レベル | 130 dB SPL | SN比 | 78 dB |
接続端子 | 3.5mm端子 | 電源方式 | バッテリー式 (単5形乾電池) |
本体重量 | 0.33 kg | 本体サイズ | 25.4 x 10.7 x 13.2 cm |
SHURE製カメラマウントショットガンマイク。クリアな単一指向性とMicroSDHC録音機能搭載。LCD画面で直感操作。
商品寸法 (長さx幅x高さ) | 10.7 x 13.2 x 25.4 cm | 電池 | 単5形 電池 1個 |
S/N比 | 78 dB | チャンネル数 | 1 |
騒音レベル | 78 dB | カラー | ブラック |
電池種別 | リチウムイオン | メモリタイプ | Unknown |
フラッシュ録音メディア | MicroSDHC (最大 32 GB) | 推奨用途 | カメラ用 |
指向性 | 単一指向性 | 感度 | 60 dB |
本体重量 | 520 g | 接続端子 | 3.5mm ミニプラグ |
レコーダー機能付きのステレオショットガンマイク。32bitフロート録音で音割れなし。単三電池駆動。
指向性 | MSステレオ / モノラル / 90°ステレオ / 120°ステレオ (切り替え可能) | 周波数特性(下限) | - Hz |
周波数特性(上限) | - Hz | 感度 | - dB |
最大音圧レベル | 133 dB SPL | SN比 | - dB |
接続端子 | 3.5mmステレオミニ / USB Type-C | 電源方式 | 単3電池x2 |
本体重量 | 135 g | 本体サイズ | 約71.6 x 201.3 x 38 mm |