Guermok GUERMOKキャプチャカード

HDMIパススルー機能は搭載されていません。そのため、キャプチャー中の映像を遅延なく別のモニターに出力することはできません。もし、遅延を気にせずにゲームをプレイしながら録画したい場合は、HDMIパススルー機能搭載のキャプチャーボードを選ぶ必要があります。ただし、HDMIパススルー機能がない場合でも、PCのモニターに表示されるゲーム画面を見ながら録画することは可能です。しかし、若干の遅延が発生する可能性があるため、アクションゲームなどシビアなタイミングが要求されるゲームには不向きです。

このキャプチャーボードには、HDMI以外の外部入力端子は搭載されていません。そのため、HDMI出力以外のAV機器（コンポジット端子やコンポーネント端子など）からの映像を録画することはできません。もし、昔のゲーム機やビデオテープの映像をデジタル化したい場合は、別途、HDMIに変換するアダプターなどが必要になります。HDMI入力に特化しているため、シンプルな構成で使用したい方にはおすすめです。

録画ボタン機能は搭載されていません。録画を開始・停止するには、PC側のキャプチャーソフトを操作する必要があります。そのため、ゲームプレイ中に手元で録画を開始・停止したい場合には不便です。もし、録画ボタンが欲しい場合は、別途、ゲームコントローラーなどに録画ボタンを割り当てるなどの工夫が必要になります。PC操作に慣れている方であれば、特に問題なく使用できるでしょう。

マイク入力端子は搭載されていません。ゲーム実況などの際に、自分の声を入れたい場合は、PCに別途マイクを接続する必要があります。もし、キャプチャーボードに直接マイクを接続したい場合は、マイク入力端子搭載のキャプチャーボードを選ぶ必要があります。ただし、PCにマイクを接続する場合でも、遅延なく音声を録音できるため、大きな問題にはならないでしょう。

録画解像度選択機能は搭載されています。ただし、最大出力解像度が1080p/60Hzに制限されているため、4Kなどの高画質での録画はできません。録画する映像の品質にこだわりがない場合は、特に問題にはならないでしょう。録画解像度を高く設定するほど、PCへの負荷も高くなるため、PCスペックに合わせて調整する必要があります。

OBS Studioなどの一般的なキャプチャーソフトとの連携が可能です。そのため、録画した映像を編集したり、ライブ配信したりする際に、特に困ることはないでしょう。ただし、キャプチャーソフトによっては、一部機能が制限される場合があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。無料のキャプチャーソフトでも十分な機能を備えているため、動画編集に慣れていない初心者の方でも安心して利用できます。