ASUS TUF Gaming M4 Air

左右クリック、ホイールボタンに加え、天面にDPI切り替えボタン、左側面に2つのサイドボタンを搭載し、合計6つのプログラム可能なボタンを備えています。これにより、ゲーム内の主要なアクションなどをマウスに割り当て、キーボード操作を減らすことができます。FPSやMOBAなど、比較的少ない追加ボタンでプレイできるゲームには十分なボタン数ですが、MMORPGのように多数のスキルやマクロを割り当てたい場合には、ボタン数が不足する可能性があります。左側面ボタンの配置は一般的で使いやすい位置にあります。

マウス本体の天面にあるDPIボタンを押すことで、事前に設定した最大4段階の感度（DPI）設定を瞬時に切り替えることができます。ゲーム中に精密なエイムが必要な場面では低DPIに、素早い視点移動やマップ確認時には高DPIにするなど、状況に応じた柔軟な対応が可能です。この機能により、ゲームプレイの幅が広がり、様々なシーンで最適なマウス操作を実現できます。

設定したボタン割り当てやDPI感度プロファイルをマウス本体のオンボードメモリに保存できます。最大3つの異なるプロファイルを保存可能で、一度設定すれば、専用ソフトウェアがインストールされていない別のPCに接続した場合でも、保存した設定ですぐにマウスを使用できます。これにより、自宅以外の環境（例：ゲーム大会や友人の家）でも、常に自分好みの設定で快適にゲームをプレイすることができます。環境に左右されずに同じパフォーマンスを発揮したいユーザーにとって便利な機能です。

商品情報やスペックにLEDイルミネーションに関する記載はありません。本製品は徹底的な軽量化を追求しており、派手な装飾を排除することで重量を抑えていると考えられます。ゲーミングデバイスに必須の機能ではありませんが、デスク周りを光で彩りたい方や、他のゲーミングデバイスとライティングを同期させたい方には向いていません。機能性重視のデザインと言えるでしょう。

本製品は47gという極限まで軽量化されたデザインが最大の特徴であり、ユーザーがマウスの重さを調整するためのウェイトシステム機能は搭載されていません。常に47gの超軽量状態で使用することを前提とした設計です。マウスにある程度の重さがあった方が操作が安定すると感じる方や、プレイスタイルに合わせて重さを微調整したい方には適していません。軽量性を重視するユーザー向けです。

左右対称の形状を採用しており、右利き・左利きのどちらのユーザーにも対応しています。エルゴノミクスデザインではないため、特定の利き手に特化したフィット感はありませんが、その分、多くの人の手に馴染みやすい汎用的な形状と言えます。また、かぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ちなど、様々なグリップスタイルに対応しやすいため、幅広いユーザーにとって扱いやすいデザインです。