Arteck Arteck 2.4G無線ワイヤレス キーボード マウス セット HW192MW167

本製品は2.4Ghz帯を使用した無線接続に対応しており、付属のUSBレシーバーをパソコンに差し込むだけでキーボードとマウスを同時に使用できます。これにより、デスク周りのケーブルを減らし、すっきりとした作業環境を構築できます。最大10m程度離れても使用可能とされていますが、使用環境により異なる場合があります。遅延は有線に比べてわずかに発生する可能性がありますが、一般的なオフィス作業やブラウジングには十分な性能です。

Fnキーとの組み合わせにより、音量調整（ミュート、小、大）、再生/一時停止、前の曲、次の曲といった基本的なマルチメディア操作が可能です。これにより、音楽や動画を視聴中に手元で素早く操作を行うことができます。これらの機能は、エンターテイメント用途だけでなく、オンライン会議中にマイクミュートを素早く行う際などにも便利に使えます。マウスにも戻る/進むボタンが搭載されています。

本製品にはキーを光らせるバックライト機能は搭載されていません。そのため、暗い部屋でのタイピングや、キーの視認性を高めたい場合には不向きです。主に明るい場所での使用を想定したデザインとなっています。バックライトは視覚的な要素だけでなく、暗所での操作性向上にも役立つ機能ですが、本製品では省略されています。

複数の機器（パソコン、タブレットなど）にペアリングしておき、ボタン操作で接続先を切り替えるマルチデバイス接続機能には対応していません。付属のUSBレシーバーは基本的に一つのパソコンで使用することを想定しています。複数のパソコンを一台のキーボードとマウスで操作したい場合は、接続ケーブルを差し替えるか、別途対応製品を選ぶ必要があります。

公式情報に防水・防滴機能に関する記載はありません。一般的な精密機器と同様に、液体がかかると内部に浸入し、故障の原因となる可能性が高いです。デスクで飲み物を扱う際は、キーボードやマウスにこぼさないよう十分に注意する必要があります。もし液体をこぼしてしまった場合は、すぐに電源を切るなど、適切な処置が必要です。

キーボードはシザー式（パンタグラフ式に近い構造）を採用しており、メンブレン式に近い静穏性と浅いストロークが特徴です。メカニカルスイッチのカチカチ音と比較すると打鍵音はかなり抑えられており、「静穏」と表記されています。マウスも静音設計と記載があります。ただし、完全に無音ではなく、打鍵音やクリック音は発生しますので、極端に静かな環境での使用には注意が必要です。