Logicool LIFT M800PG

本製品にはDPI調整機能は搭載されていません。そのため、カーソルの移動速度をハードウェア的に変更することはできません。もしDPI調整を行いたい場合は、OS側の設定で調整する必要があります。Windowsであれば「マウスの設定」から、macOSであれば「マウス」の設定からカーソルの速度を調整できます。ただし、OS側の設定ではDPIを直接変更するわけではないため、マウス本来の性能を引き出すことはできません。DPI調整を頻繁に行うユーザーには不向きですが、一般的な使用であれば問題ないでしょう。

この製品にはセンサー切替機能は搭載されていません。そのため、使用する場所に合わせてセンサーの感度を調整することはできません。しかし、Logicool LIFT M800PGは、様々な表面で正確に動作するように設計されているため、通常の使用環境であれば問題なく使用できます。もし、特定の表面で動作が不安定になる場合は、マウスパッドを使用することをおすすめします。特にガラス面や光沢のある面で使用する場合は、マウスパッドを使用した方が快適に操作できます。

Logicool Options+という無料のアプリケーションを使用することで、4つの操作ボタンをお好みにカスタマイズできます。コピー、ペースト、戻る、進むなどの基本的な機能はもちろん、アプリケーションの起動や特定のキー操作の割り当てなど、様々なカスタマイズが可能です。これにより、作業効率を大幅に向上させることができます。特に、よく使う機能を割り当てることで、ワンタッチで操作できるようになるため、作業がスムーズに進みます。ただし、Logicool Options+はWindowsとMacのみに対応しています。

この製品は、BluetoothとLogi Boltという2つの接続方式に対応しています。Bluetoothは、USBレシーバーなしでPCやタブレットに接続できるため、ポートを節約できます。一方、Logi Boltは、より安定した接続とセキュリティを提供します。通常はBluetoothで十分ですが、より安定した接続を求める場合や、セキュリティが重要な環境で使用する場合は、Logi Boltを使用すると良いでしょう。接続方式は、マウス底面のボタンで簡単に切り替えることができます。これにより、状況に応じて最適な接続方式を選択できます。

本製品には自動電源機能は搭載されていません。そのため、電源の切り忘れには注意が必要です。しかし、Logicool LIFT M800PGは、省電力設計により、単三形乾電池1本で最大24ヶ月使用することができます。そのため、頻繁に電源を切り替える必要はありません。もし、長期間使用しない場合は、手動で電源を切ることをおすすめします。これにより、電池の消耗を抑えることができます。また、電池残量が少なくなると、インジケーターランプが点灯するため、電池交換のタイミングを事前に把握できます。

バッテリー残量表示機能は搭載されていませんが、電池残量が少なくなるとインジケーターランプが点灯してお知らせしてくれます。電池残量を細かく把握することはできませんが、ランプが点灯したら電池交換をすることで、突然電池切れで使えなくなるという状況を防ぐことができます。また、24ヶ月の長寿命バッテリーなので、頻繁に電池交換をする必要がなく、インジケーターランプが点灯する機会も少ないと思われます。