
ASRock B650M-HDV/M.2
の評価
商品概要
ASRock B650M-HDV/M.2は、最新のAMD Ryzen 7000シリーズプロセッサーに対応するAM5ソケットを搭載したMicro ATXフォームファクターのマザーボードです。コストパフォーマンスに優れたB650チップセットを採用し、DDR5メモリを最大64GB(6400+(OC)MHz)までサポートします。ストレージ面では、PCIe Gen5x4対応のM.2スロットを1基、PCIe Gen4x4対応のM.2スロットを1基備え、高速なNVMe SSDを利用可能です。ネットワーク機能としてDragon 2.5Gbps LANを搭載し、高速な有線接続を提供します。USBポートも豊富で、USB 3.2 Gen2 Type-Cを含む複数のポートを備えています。Dr.MOS設計の電源フェーズにより、安定した電力供給を実現し、I/Oシールドもプレインストール済みで組み立てやすさも考慮されています。
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商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
BIOS FlashBack機能を使用すると、CPUやメモリがなくてもBIOSをアップデートできます。新しいCPUに交換する際や、BIOSが破損した場合に便利です。USBメモリにBIOSファイルを保存し、専用のボタンを押すだけで更新できます。
本製品の仕様にはBIOS FlashBack機能に関する明確な記載がありません。この機能はCPUやメモリがなくてもBIOSを更新できるため、新しいCPUへの換装時やBIOS破損時に非常に便利ですが、本製品では利用できない可能性が高いです。BIOSの更新は、CPUとメモリを搭載した状態で通常のBIOS更新手順を踏む必要があります。万が一のBIOSトラブルや、将来的に新しいCPUを搭載する際に、この機能がないことで手間が増える可能性があります。
M.2ヒートシンクは、M.2 SSDから発生する熱を効率的に冷却する機能です。SSDの性能を最大限に引き出し、安定した動作を維持します。特にゲームや動画編集など、高負荷な作業を行う際に有効です。
本製品のBlazing M.2ソケット(PCIe Gen5x4対応)にはM.2ヒートシンクが付属しています。高速なNVMe SSDは動作時に多くの熱を発生するため、ヒートシンクによる冷却はSSDの性能を安定させ、寿命を延ばす上で非常に重要です。特にPCIe Gen5 SSDは発熱量が大きいため、ヒートシンクの有無はパフォーマンスに直結します。ただし、スタッフの評価では、下段M.2スロットがGPUと干渉し、厚いヒートシンクが使えない場合があるとの指摘もあり、SSDの選択や取り付けには注意が必要です。
Wi-Fi 6E対応により、高速で安定した無線通信が可能です。最新のWi-Fi規格に対応し、混雑したネットワーク環境でも快適にインターネットを利用できます。オンラインゲームや高画質動画のストリーミングに最適です。
本製品はWi-Fi 6E対応機能、および無線LAN機能自体を標準では搭載していません。M.2ソケット(Key E)が用意されているため、別途対応するWi-Fi/Bluetoothモジュールを購入して増設することは可能ですが、追加の費用と取り付け作業が必要となります。Wi-Fi 6Eは最新の無線LAN規格であり、高速で安定したワイヤレス通信を提供するため、この機能が標準で搭載されていない点は、ワイヤレス環境での利用を重視するユーザーにとっては大きな制約となります。有線LAN接続がメインのユーザーであれば問題ありません。
2.5GbE LANポートは、通常のギガビットLANよりも高速なネットワーク接続を実現します。大容量ファイルの転送やオンラインゲームのラグを軽減します。高速なインターネット回線を最大限に活用したい場合に有効です。
本製品は2.5GbE LANポートを搭載しており、通常のギガビットLAN(1GbE)と比較して2.5倍の高速な有線ネットワーク接続が可能です。これにより、大容量ファイルのネットワーク転送やオンラインゲームにおいて、より低遅延で快適な通信環境を実現できます。高速なインターネット回線を利用している場合や、NASなどとの間で頻繁に大容量データをやり取りするユーザーにとって、この2.5GbE LANは非常に有効な機能です。Dragon 2.5G LANソフトウェアによる帯域制御機能もサポートされており、ネットワークの最適化が可能です。
USB Type-Cポートは、最新のUSB規格に対応し、高速なデータ転送や充電が可能です。周辺機器との接続が容易になり、利便性が向上します。スマートフォンや外部ストレージなど、様々なデバイスを接続できます。
本製品は背面パネルにUSB 3.2 Gen2 Type-CポートとUSB 3.2 Gen1 Type-Cポートをそれぞれ1基ずつ搭載しています。USB Type-Cポートはリバーシブルな形状で、ケーブルの向きを気にせず接続できる利便性があります。USB 3.2 Gen2 Type-Cは最大10Gbpsの高速データ転送に対応しており、外付けSSDや最新の周辺機器との接続に便利です。また、スタッフの評価では、Thunderbolt 4拡張カードを増設することでモニターへのUSB-C接続や給電が可能になったとの報告もあり、拡張性も期待できます。
PCIe 4.0対応により、グラフィックボードやSSDなどの拡張カードの性能を最大限に引き出します。高速なデータ転送が可能になり、ゲームや動画編集などの処理速度が向上します。将来的なアップグレードにも対応できます。
本製品はPCIe 4.0に対応しており、グラフィックボード用のPCIe x16スロットやM.2スロット(一部)がPCIe 4.0の帯域幅を利用できます。PCIe 4.0はPCIe 3.0と比較して2倍の帯域幅を提供するため、対応するグラフィックボードやNVMe SSDの性能を十分に引き出すことが可能です。現在の主流となる多くの高性能パーツがPCIe 4.0に対応しているため、この機能はPCの全体的なパフォーマンス向上に貢献します。ただし、最新のPCIe 5.0には対応していないため、将来的にPCIe 5.0対応のグラフィックボードを導入する際には、その性能を最大限に活かせない可能性があります。
SHOPSTAFFによる評価スコア
本製品は、AMD Ryzen 7000シリーズに対応するAM5ソケットとB650チップセットを搭載したMicro ATXマザーボードとして、非常に優れたコストパフォーマンスを提供します。DDR5メモリやPCIe Gen5 M.2スロットといった最新規格に対応しており、基本的な性能は十分に確保されています。しかし、無線LAN/Bluetoothが非搭載である点や、ARGB3PIN端子がないなど、一部の機能が省略されているため、上位機種と比較すると拡張性や利便性で制限があります。スタッフの評価では、BIOS設定の難しさやスリープ復帰の問題、M.2スロットとGPUの干渉といった初期の安定性に関する懸念が指摘されていますが、BIOSアップデートにより改善されるケースが多いようです。想定される使用期間は一般的なマザーボードと同様に数年ですが、最新のCPUに対応しているため、長期的な利用も可能です。主なユースケースとしては、ゲーミングPCや一般的なデスクトップPCの構築に適しており、特に予算を抑えつつ最新プラットフォームを体験したいユーザーに推奨されます。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- AM5ソケットとB650チップセットを搭載し、最新のRyzen 7000シリーズCPUに対応しながらも低価格
- PCIe Gen5x4対応のM.2スロットを搭載しており、超高速SSDの利用が可能
- 2.5Gbps LANを標準搭載し、高速な有線ネットワーク環境を構築できる
- Micro ATXフォームファクターながら、Thunderbolt 4拡張カードの増設やM.2スロット2基、Wi-Fiモジュール用M.2ソケットなど、必要十分な拡張性を備えている
注意点
- 無線LANおよびBluetooth機能は標準で搭載されていないため、ワイヤレス接続が必要な場合は別途Wi-Fiモジュール(M.2 Key E対応)の購入が必要
- ARGB 3PIN端子がないため、アドレサブルRGB対応のLEDパーツを使用する場合は別途コントローラーが必要
- BIOSの初期設定や安定性に課題がある場合があり、最新のBIOSへのアップデートや詳細な設定調整が必要となる可能性がある
- 下段M.2スロットはグラフィックボードと干渉する可能性があり、厚みのあるM.2ヒートシンクは使用できない場合がある
- スリープモードからの復帰に問題が生じる場合があり、UEFI設定の調整やWindows側の設定変更が必要となることがある
おすすめな人
- 予算を抑えつつAMD Ryzen 7000シリーズCPUでPCを構築したいユーザー
- Micro ATXフォームファクターでコンパクトなゲーミングPCや作業用PCを組みたいユーザー
- 高速な有線LAN接続を重視するユーザー
- PCIe Gen5対応のM.2 SSDを導入したいユーザー
おすすめできない人
- 無線LANやBluetooth機能を標準で求めるユーザー
- アドレサブルRGBライティングを多用し、マザーボードからの制御を重視するユーザー
- PCの組み立てやBIOS設定に不慣れな初心者ユーザー
- 最高の安定性や最新のPCIe 5.0 x16グラフィックボードスロットを求めるハイエンドユーザー
おすすめの利用シーン
- コストを抑えたゲーミングPCの構築
- 高速なストレージとネットワークを活かした作業用PC
- コンパクトなMicro ATXケースでのPCビルド
非推奨な利用シーン
- 無線LANが必須となる環境での利用(別途モジュール購入が必要)
- 複雑なRGBライティングをマザーボードで一元管理したい場合
- PCの安定性を最優先し、初期設定の手間を避けたい場合
よくある質問(Q&A)
Q.CPUソケットと対応するCPUシリーズは何ですか?
Q.メモリの種類と最大容量について教えてください。
Q.マザーボードのフォームファクターは何ですか?
Q.このマザーボードはThunderbolt 4に対応していますか?
Q.Wi-Fi機能は内蔵されていますか?
Q.ARGB(アドレッサブルRGB)3ピンヘッダーは搭載されていますか?
Q.組み立てや起動時に注意すべき点はありますか?
Q.スリープモードの挙動について教えてください。
Q.M.2 SSDのヒートシンクについて注意点はありますか?
SHOPSTAFF 評価ランキング
ASUS AMD B650 chipset Ryzen デスクトップ プロセッサー用 AM5対応 micro-ATX マザーボード。堅牢な電源ソリューションと包括的な冷却機能を備え、次世代の接続性を提供します。
CPUソケット | AM5 | メモリ規格 | DDR5 |
最大メモリ容量 | 256 GB | PCIe x16スロット数 | 1 |
M.2スロット数 | 3 | SATAポート数 | 4 |
USB 3.2 Gen 2 ポート数 (背面) | 1 | LANポート規格 | 2.5GbE |
無線LAN | Wi-Fi 6E | Bluetooth | 5.3 |
GIGABYTE B650M AORUS ELITE AX ICEは、AMD Ryzen 7000/8000シリーズ対応のMicro-ATXマザーボードです。DDR5メモリ、PCIe Gen5 M.2、2.5GbE LAN、Wi-Fi 6Eを搭載し、ホワイトカラーデザインが特徴です。
CPUソケット | AM5 | メモリ規格 | DDR5 |
最大メモリ容量 | 192 GB | PCIe x16スロット数 | 2 |
M.2スロット数 | 2 | SATAポート数 | 4 |
USB 3.2 Gen 2 ポート数 (背面) | 3 | LANポート規格 | 2.5GbE |
無線LAN | Wi-Fi 6E | Bluetooth | 5.3 |
GIGABYTE B650M AORUS ELITE AXは、AMD Ryzen 7000シリーズ対応のAM5マザーボードです。12+2+1電源フェーズ、DDR5メモリ、PCIe 5.0 M.2スロット、Wi-Fi 6E、2.5GbE LANを搭載し、高い性能と安定性を提供します。Micro-ATXフォームファクタで、コンパクトながらも充実した機能を備えています。
CPUソケット | AM5 | メモリ規格 | DDR5 |
最大メモリ容量 | 128 GB | PCIe x16スロット数 | 1 |
M.2スロット数 | 2 | SATAポート数 | 4 |
USB 3.2 Gen 2 ポート数 (背面) | 3 | LANポート規格 | 2.5GbE |
無線LAN | Wi-Fi 6E | Bluetooth | 5.2 |
AMD Ryzen 7000シリーズ対応のB650チップセット搭載ATXマザーボード。DDR5メモリ、PCIe 5.0 M.2、2.5GbE LAN、Wi-Fiを備え、安定した電源供給と冷却性能が特徴です。
CPUソケット | AM5 | メモリ規格 | DDR5 |
最大メモリ容量 | 128 GB | PCIe x16スロット数 | 1 |
M.2スロット数 | 3 | SATAポート数 | 4 |
USB 3.2 Gen 2 ポート数 (背面) | 3 | LANポート規格 | 2.5GbE |
無線LAN | Wi-Fi 6 | Bluetooth | 5.2 |
AMD Ryzen 7000シリーズCPU対応のB650チップセット搭載Micro ATXマザーボード。Wi-Fi 6Eと2.5G LANを備え、高いパフォーマンスと拡張性を両立したホワイトモデルです。
CPUソケット | AM5 | メモリ規格 | DDR5 |
最大メモリ容量 | 192 GB | PCIe x16スロット数 | 2 |
M.2スロット数 | 2 | SATAポート数 | 4 |
USB 3.2 Gen 2 ポート数 (背面) | 2 | LANポート規格 | 2.5GbE |
無線LAN | Wi-Fi 6E | Bluetooth | ブルートゥース |