東芝 真空圧力IH ジャー炊飯器 RC-10ZWT(K)

このモデルは66種類の主要な国産銘柄米に対応しており、それぞれの銘柄に最適な炊き方を自動で選択し、お米本来の美味しさを最大限に引き出します。メニュー画面から簡単にお米の銘柄を選ぶことができ、いつものお米が一段と美味しく炊き上がります。多様な種類のお米を試してみたい方に便利な機能です。

「本かまど」コースで5通りの食感に炊き分けることができます。例えば、ふっくら、もちもち、しゃっきりなど、お好みや料理に合わせてご飯の硬さや粘りを調整可能です。カレー用やすし飯用など、特定の料理に最適な食感を選ぶこともでき、毎日の食事がさらに楽しくなります。

このモデルはスチームを使った保温機能は搭載していませんが、独自の真空技術による「真空保温」機能を備えています。内釜の空気を抜いて密封することで、ご飯の酸化や水分の蒸発を抑え、最大40時間まで炊き立てに近い状態を保ちます。パサつきや黄ばみを抑え、時間が経っても美味しく保温できます。

専用の「少量急速炊飯」コースは搭載していません。ただし、「早炊き」コースがあり、約21分でご飯を炊くことが可能です（炊飯量や条件により異なります）。少量だけ急いでご飯を用意したい場合に便利ですが、少量に特化して美味しさとのバランスを追求した専用コースではありません。

このモデルには、炊飯後に自動で内部を洗浄するクリーニング機能は搭載されていません。内蓋や蒸気口などの部品を取り外して手洗いする必要があります。本体パネルや内蓋は凹凸が少なく設計されており、比較的お手入れはしやすいですが、自動で手入れを済ませたい方には向いていません。

スマートフォンアプリとの連携機能は搭載されていません。外出先からの炊飯予約やメニュー設定、炊飯状況の確認などは、全て本体の操作パネルで行う必要があります。最新のスマート家電のような遠隔操作やアプリからのレシピ連携などはできません。

ご飯を炊く以外の調理機能（例：低温調理、パン発酵・焼き上げ、温泉卵など）は搭載していません。あくまで炊飯に特化したモデルです。多機能な調理家電として炊飯器を活用したい場合は、別のモデルを検討する必要があります。