Glorious MODEL O 2 PRO 4k/8kHz Edition

左右のクリックボタンとホイールボタンに加え、側面には2つのボタン、天面にはDPI切り替えボタンが搭載されており、合計6つのボタンを備えています。側面のボタンは親指で操作しやすく、ゲームプレイ中に割り当てたアクションやマクロを素早く実行できます。多くのゲームジャンルに対応できる基本的なボタン数ですが、MMORPGなどで多くのスキルをマウス操作に集約したい場合には、ボタン数が不足する可能性があります。

マウス本体上部に配置されたボタンで、DPI設定を複数段階で切り替えることが可能です。最大26000DPIに対応しており、専用ソフトウェアで各段階のDPI値を細かく設定できます。これにより、精密な操作が必要な場面（例：遠距離の敵を狙うスナイパー時）では低DPIに、素早い視点移動が必要な場面では高DPIに瞬時に切り替えることができ、ゲーム中の状況に合わせた最適な感度でプレイできます。

製品情報からはオンボードプロファイル保存機能に関する明確な記載が見当たりません。通常、設定は専用ソフトウェア「Glorious Core」で行いますが、マウス本体に複数の設定プロファイルを保存し、異なるPCでソフトウェアなしに使用できるかどうかは不明です。この価格帯の高性能モデルとしては搭載されていてもおかしくありませんが、情報がないため「無し」と判断します。設定を持ち運んで様々な環境で使いたい場合は注意が必要です。

製品のスペック情報に「RGB機能：なし」と明記されています。マウス本体にLEDによる発光機能は搭載されていません。シンプルなデザインを好む方や、ライティングによる電力消費を避けたい方には適していますが、ゲーミングデバイスらしい派手なRGBライティングを期待している方には不向きです。デスク周りの見た目を光で飾りたい場合は、他のモデルを検討する必要があります。

このマウスはバッテリー搭載ながら約59gという非常に軽い設計が特徴であり、マウス本体の重量を調整するためのウェイトシステム機能は搭載されていません。最初から超軽量であることを前提としたモデルです。マウスの重さを自分の好みに合わせて変更したい方や、ある程度の重さによる安定感を重視する方には向いていません。軽さを最大限に活かしたいユーザー向けの設計です。

左右対称の形状を採用しており、右利き、左利きのどちらのユーザーにも対応しています。また、かぶせ持ちやつかみ持ちなど、様々なグリップスタイルで比較的快適に握れる汎用性の高いデザインです。ただし、スタッフレビューには「手の大きい方には刺さる一品」「マウスが大きいので使う方を選ぶかもしれない」といった意見もあり、手のサイズによっては完全にフィットしない可能性もあります。