キヤノン PIXUS XK120

QRコードを読み込むだけでWi-Fi接続が完了する「QRコードダイレクト接続」に対応しており、SSIDやパスワードを入力する手間なく、簡単にスマートフォンやタブレットから印刷できます。AirPrintにも対応しており、iOSデバイスからの印刷も容易です。Wi-Fi Direct機能は、インフラストラクチャモードがない環境でも、プリンターとデバイスを直接接続できる便利な機能です。ゲストが家に来た時など、一時的にプリンターを開放したい場合に役立ちます。

用紙の表と裏を自動的に印刷する機能です。レポートや資料など、両面に印刷することで用紙を節約できます。また、本のようにページを順番に印刷する場合にも便利です。自動両面印刷機能は、印刷設定で簡単に有効/無効を切り替えられます。ただし、用紙の種類によっては、裏写りが発生する可能性があるため、注意が必要です。厚手の用紙や両面印刷専用の用紙を使用すると、より美しい仕上がりになります。

カセットと後トレイに用紙をセットすると、プリンターが用紙サイズを自動的に検知し、設定画面に表示します。これにより、用紙サイズを選択する手間が省け、スムーズに印刷を開始できます。用紙自動判別機能は、普通の用紙だけでなく、写真用紙やはがきなど、様々な種類の用紙に対応しています。ただし、特殊な用紙を使用する場合は、手動で用紙種類を設定する必要がある場合があります。

インク残量が少なくなると、液晶ディスプレイに警告が表示され、インクの補充時期を知らせてくれます。これにより、印刷中にインクが切れてしまう事態を防ぎ、スムーズな印刷をサポートします。また、プリンタードライバーやスマートフォンアプリからもインク残量を確認できます。インク残量検知機能は、純正インクの使用を前提としています。互換インクを使用した場合、正確に検知できない場合があります。

スキャナー機能を使用すると、書類や写真をデジタルデータとしてパソコンやスマートフォンに保存できます。スキャンしたデータは、メールで送信したり、クラウドストレージにアップロードしたりできます。スキャナー機能は、ドキュメントを電子化して整理する際に非常に便利です。また、古い写真をデジタル化して保存することもできます。スキャナーの解像度は中程度で、プロフェッショナルな用途には向きませんが、家庭での使用には十分です。

この製品には自動原稿送り機能（ADF）は搭載されていません。複数枚の書類をコピーやスキャンする際は、一枚ずつ手動でセットする必要があります。大量の書類を処理する場合には、手間と時間がかかります。自動原稿送り機能は、オフィス環境での使用を想定した上位機種に搭載されていることが多いです。家庭での使用頻度が低い場合は、手動での操作でも十分対応できます。