CORSAIR M75 軽量 RGB ゲーミングマウス

左右クリック、ホイールクリックを含めて合計6個のボタンを搭載しています。一般的なゲーミングマウスとしては標準的なボタン数であり、特にFPSなどのゲームであればサイドボタン2つで十分というユーザーも多いでしょう。ただし、MMORPGのように多数のスキルや操作をマウスボタンに割り当てたい場合には、ボタン数が不足する可能性があります。特定のスタッフレビューでは、サイドボタンの配置や押し込み感に慣れが必要という意見も見られます。多機能なマクロを多数割り当てたいユーザーには不向きなモデルです。

最大26000 DPIまで細かく設定可能な高精度センサーを搭載しており、専用ソフトウェアiCUEを使用することでDPI値を1単位で調整できます。マウス本体にDPI切り替えボタンが搭載されているかは明確な情報がありませんが（6ボタン構成から推測される）、iCUEソフトウェア上で複数のDPI設定をプロファイルとして作成し、切り替えることが可能です。ゲーム中の状況に応じて感度を素早く変更したい場合に役立ちます。ただし、ソフトウェアを使用せずにマウス単体で手軽にDPIを切り替えられるかは不明確です。

製品情報やスペックに、マウス本体に設定プロファイルを保存できるオンボードメモリ機能に関する明確な記載がありません。専用ソフトウェアiCUEを使用して設定を行うことは可能ですが、設定をマウス本体に保存して別のPCでソフトウェア無しに使用できるかは不明です。もしオンボードメモリ非搭載の場合、ゲーム大会や友人のPCなど、普段と異なる環境で使用する際には、使用するPCにiCUEをインストールして設定を適用する必要がある可能性があります。設定の持ち運びを重視するユーザーは注意が必要です。

商品名に「RGB」と記載されており、CORSAIRの統合ソフトウェアiCUEに対応しているため、RGBライティング機能に対応しています。これにより、マウスの一部のエリアがカラフルに光り、発光パターンや色をカスタマイCUEソフトウェアで細かく設定できると考えられます。スタッフレビューでは、ワイヤレスモデルについての言及で「操作後しばらく発光」とありましたが、本モデルは有線であるため、電源供給があれば常時発光させることが可能と推測されます。ゲーミング環境を視覚的に彩りたいユーザーに適しています。

本製品は「軽量」であることを大きな特徴としており、本体重量は74gとされています。スタッフレビューでもその軽量性が高く評価されています。この軽量性を実現するためか、マウス本体の重さを調整できるウェイトシステム機能は搭載されていません。マウスの重さに対する明確な好みがあり、自分にとって最適な重さに微調整したいユーザーには向かない可能性があります。固定された74gの重量で問題ないか、事前に確認しておきましょう。

両手利き対応の形状と記載されており、左右対称のデザインを採用しています。さらに、交換可能なサイドボタンにより、右利きユーザーと左利きユーザーのどちらも快適に使用できる設計です。スタッフレビューでも「形状自体は左右対称」「握りこんだ感じはクセがなく持ちやすい」と、その形状が高く評価されています。様々な手のサイズやグリップスタイル（かぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ち）にも対応しやすく、多くのユーザーにとって自然な握り心地を提供すると考えられます。