W-LOVNEST OrangePi Zero2W H618 OrangePi Zero2W WiFi5 BT5.0

OS書き込み済みのmicroSDカードが付属しているという記載はありません。別途OSイメージをダウンロードし、ご自身でmicroSDカードに書き込む作業が必要です。これにより、初期設定に手間がかかる可能性がありますが、好みのOSを選択できる自由度があります。特に初めてSBCを扱う方にとっては、この作業がハードルとなる場合がありますので、事前に準備が必要です。

ヒートシンクや冷却ファンなどの冷却機構が付属しているという記載はありません。H618プロセッサは高性能なため、高負荷な処理を長時間行う場合、熱暴走による性能低下や不安定な動作のリスクがあります。安定した動作を確保するためには、別途ヒートシンクや冷却ファンを用意し、適切な冷却対策を施すことを強く推奨します。特に組み込み用途で密閉された空間で使用する際は注意が必要です。

2.4G/5G WiFi5（802.11ac）とBluetooth 5.0（BLEサポート付き）を内蔵しており、無線接続に対応しています。これにより、ネットワークへの接続やワイヤレス周辺機器との連携が容易になります。ケーブル配線を減らしたいIoTプロジェクトや、スマートホームデバイスとしての利用に非常に便利です。最新のWi-Fi規格に対応しているため、高速で安定した無線通信が期待できます。

リアルタイムクロック（RTC）およびバッテリーバックアップ機能に関する記載はありません。この機能がない場合、電源が切れると日時情報がリセットされてしまい、再起動のたびに時刻合わせが必要になります。データロガーや、正確な時刻情報が不可欠な用途で使用する際には、外部RTCモジュールを追加するか、ネットワーク経由での時刻同期設定を検討する必要があります。

USB2.0出力ポートが搭載されていますが、具体的なポート数については記載がありません。商品情報からは複数のUSBポートがあるとは断定できません。キーボード、マウス、USBメモリなど複数の周辺機器を同時に接続したい場合、USBハブが別途必要になる可能性があります。USB2.0規格のため、高速なデータ転送を必要とする用途には向いていません。

40ピンの拡張ポートが搭載されており、電子工作やプロトタイピングに利用できます。しかし、GPIOピンの配置が色分けされているという記載はありません。ピンの役割を正確に把握するためには、別途公式ドキュメントや回路図を参照する必要があります。初心者の方にとっては、ピンの識別が難しく、誤配線のリスクがあるため、注意が必要です。