Logicool(ロジクール) M575SPd

カーソル速度調整機能は、専用ソフトウェアLogi Options+で調整可能です。これにより、ユーザーは自分の作業スタイルや好みに合わせて、カーソルの移動速度を調整できます。細かい作業を行う際には速度を遅く、広い画面を素早く移動する際には速度を速く設定するなど、状況に応じた最適な操作感を得ることができます。ただし、最上位機種のMX ERGOと比較すると、調整の自由度や細かさの点でやや劣ります。

感度調整機能により、トラックボールの動きに対するカーソルの反応度合いを調整できます。これにより、ユーザーは自分の操作スタイルに合わせて、より快適で正確なカーソル操作を実現できます。細かい作業を行う際には感度を低く設定し、大きな動きが必要な際には感度を高く設定するなど、作業内容に応じた最適な操作感を得ることが可能です。最上位機種のMX ERGOと比較すると、調整の幅や精度はやや劣ります。

左右クリックボタンに加え、進む・戻るボタン、ホイールクリックの計5つのボタンを搭載しています。これらのボタンは、専用ソフトウェアでカスタマイズ可能で、コピー＆ペーストやアプリケーションの起動など、よく使う機能を割り当てることで、作業効率を向上させることができます。ただし、最上位機種のMX ERGOと比較すると、ボタンの数やカスタマイズ性に制限があります。

BluetoothとLogi Boltに対応していますが、MX ERGOのようなUnifyingレシーバーは非対応です。また、複数のデバイスとのペアリングは可能ですが、ボタン一つで切り替える機能はなく、切り替えのたびに再ペアリングが必要となるため、複数デバイスを頻繁に切り替えて使用するユーザーには不便です。最上位機種のMX ERGOと比較すると、マルチペアリング機能は劣ります。

電池残量表示機能は、LEDランプやソフトウェア上で通知する機能ですが、詳細な残量表示はできません。これにより、充電が必要なタイミングを事前に把握できますが、最上位機種のMX ERGOと比較すると、電池残量の把握の精度は劣ります。

ボール取り外し機能は、トラックボールを簡単に取り外して清掃できる機能です。トラックボールは使用頻度が高いほど、汚れやホコリが溜まりやすくなります。この機能を使えば、メンテナンスを簡単に行うことができ、常に快適な操作感を維持できます。これにより、トラックボールの滑りが悪くなるなどの問題を未然に防ぎ、より長く製品を使用できます。