DAREU ゲーミングマウス EM901X

左右クリック、ホイール、サイドボタン（2つ）、DPI変更ボタンなどを搭載しており、多ボタン機能を備えています。サイドボタンやDPIボタンには専用ソフトウェアを使用して機能を割り当てることが可能とされています。これにより、ゲーム中の特定の操作をマウスから実行し、キーボード操作を減らすことができます。ただし、スタッフレビューにてソフトウェアが正常に動作しない場合があるとの報告があり、ボタン割り当てが意図通りにできない可能性も考慮する必要があります。必要なボタン数はゲームジャンルによりますが、標準的なゲーミングマウスとして最低限の多ボタン機能を備えていると言えます。

マウス中央上部にDPI変更ボタンを搭載しており、ゲーム中にDPI感度を複数段階で瞬時に切り替えることが可能です。公式スペックによると最大12000DPIに対応し、ポーリングレートも設定可能です。これにより、精密な操作が必要な場面ではDPIを下げ、素早い視点移動が必要な場面ではDPIを上げるといった対応が可能です。専用ソフトウェアでDPIのステップや値をカスタマイズできるとされていますが、ソフトウェアの問題により詳細設定ができない可能性も指摘されています。基本的な感度切り替えはボタン操作で行えますが、細かな設定変更には制約があるかもしれません。

製品情報やスペック情報からは、マウス本体に複数の設定プロファイルを保存し、異なるPCでソフトウェアなしに設定を呼び出せる「オンボードプロファイル保存機能」に関する記載を確認できませんでした。専用ソフトウェアでの設定変更は可能ですが、その設定がマウス本体に保存されるかどうかは不明です。特に記載がないため、この機能は搭載されていない可能性が高いです。複数のPCでマウスを使用する場合や、ゲーム大会などで設定を持ち運びたい場合には、この機能がないことでやや不便を感じる可能性があります。

マウス本体のロゴ部分や、付属の充電ドックにLEDイルミネーション機能を搭載しています。特に充電ドックはRGB対応でカラフルに発光し、デスク周りを華やかに彩ることができます。専用ソフトウェアを使えば、発光パターンや色のカスタマイズが可能とされていますが、ソフトウェアの認識問題により詳細な設定ができない可能性もあります。基本的な点灯は可能であり、視覚的なカスタマイズを楽しみたいユーザーにとっては魅力的な機能です。見た目のアクセントとして、ゲーミング環境の雰囲気を高めるのに役立ちます。

本製品は「85g超軽量」を特徴としてアピールしており、マウス本体の重量を調整するためのウェイトシステム機能は搭載されていません。本体重量は固定であり、ユーザーが自由に重りを追加したり外したりすることはできません。軽量マウスとしての設計思想が強く反映されているため、マウスの重さを自分の好みに合わせて細かく調整したい方や、ある程度の重さがあった方が安定して操作できると感じる方には適さない可能性があります。軽量であること自体をメリットと感じるユーザー向けです。

マウスの本体形状は、右利き・左利きどちらのユーザーでも違和感なく握れる左右対称デザインを採用しています。手のサイズや持ち方（かぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ち）に関わらず、比較的多くの人にフィットしやすい汎用性の高い形状と言えます。スタッフレビューでも「手にフィットする」「掴み心地が良い」といった肯定的な意見が多く見られました。特定の利き手に特化したエルゴノミクス形状とは異なり、より幅広いユーザーが快適に使用できるデザインとなっています。特に左利きのゲーマーにとっては、選択肢の一つとなり得ます。