
OM SYSTEM/オリンパス OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek 4GB リニアPCM対応 FMチューナー付 GRY グレー WS-805
の評価
商品概要
OLYMPUS VoiceTrek WS-805は、OM SYSTEM/オリンパスが2013年に発売したICレコーダーです。4GBの内蔵メモリに加え、microSDカードによる容量拡張に対応。リニアPCM(44.1kHz/16bit)およびMP3形式での録音が可能です。本体にUSBコネクタを内蔵しており、PCへのデータ転送が手軽に行えます。特長としては、FMチューナー搭載、音声起動録音に近い「声だけ再生機能」、再生速度調整機能、ボイスバランサー、ボイスチェンジャーなどがあります。スタッフ評価では、音質は近距離であればクリア、再生速度調整機能は語学学習に非常に便利と評価されています。一方で、内蔵メモリが少ない、ボタン操作に誤動作の可能性、ファイル名変更にPC必須といった気になる点も指摘されています。現在の価格設定を考慮すると、最新の多機能モデルと比較して見劣りする部分はありますが、特定のニーズを持つ方や、単4乾電池で手軽に使える点を重視する方には選択肢の一つとなるでしょう。
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商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
周りの音が一定の音量を超えた時に自動で録音を開始し、音が小さくなると録音を一時停止する機能です。会議や講義などで無音状態が頻繁にある場合に便利です。無駄な部分を録音しないため、メモリ容量の節約になり、後から聞き返す際も重要な会話だけを効率的に確認できます。
本製品には「声だけ再生機能」が搭載されており、これは音声起動録音(V-REC)に相当する機能です。音声を感知して自動で録音を開始・停止するため、無音部分のカットや内蔵メモリ、バッテリーの節約に役立ちます。特に会議や講義などで話していない時間が多い場合に、効率的な録音が可能になります。後から聞き返す際にも、必要な部分だけをスムーズに確認できるため、議事録作成などの作業効率向上に繋がります。感度設定の調整も可能で、周囲の環境に合わせて設定を最適化できます。入門機として十分な機能を備えています。
エアコンの動作音やプロジェクターのファンノイズ、屋外での風の音など、録音時に入る低い周波数のノイズを自動的に軽減する機能です。騒がしい環境で録音する際に、人の声などの必要な音をクリアに残すことができます。聞き返しの際にノイズに悩まされず、内容に集中できます。
スタッフレビューの記載から、本製品にはローカットフィルター機能が搭載されていると考えられます。この機能は、エアコンの動作音や空調ノイズ、風切り音など、低周波の不要な環境ノイズを軽減し、人の声などの主要な音声をよりクリアに録音するためのものです。特にオフィス環境や屋外など、様々なノイズが存在する場所での録音時に有効です。ノイズが低減されることで、再生時の聞き取りやすさが向上し、後から文字起こしなどを行う際にも精度を高める助けとなります。基本的なノイズ対策として有効な機能です。
録音した音声の再生スピードを、ゆっくりにしたり速くしたりと自由に調整できる機能です。会議の議事録作成でじっくり聞き直したい時や、語学学習で発音を確認したい時に便利です。自分のペースに合わせて効率的に聞き取りを進められます。
本製品は再生速度調整機能を備えており、録音した音声の再生スピードを遅くしたり速くしたりと細かく調整できます。語学学習でのディクテーションやシャドーイング、聞き取りにくい部分の確認などに非常に便利です。早聞きで内容を効率的に把握したり、ゆっくり再生して正確な発音を聞き取ったりと、目的に合わせて柔軟に活用できます。スタッフレビューでも語学学習での活用が推奨されており、この機能はこのモデルの強みの一つと言えます。学習効率を上げたい方にとって役立つ機能です。
録音中に重要な箇所だと思ったところに、本体のボタン操作などで目印(マーク)をつけられる機能です。後から聞き返す際に、目印をつけた場所へすぐにジャンプできます。膨大な録音時間の中から、聞きたい情報を素早く探し出すのに役立ちます。
商品情報やスタッフレビューからは、録音中に重要な箇所に目印を付けて後から素早くアクセスできるマーカー機能に関する明確な記載が見当たりません。多くのモデルに搭載されている便利な機能ですが、本製品では非搭載の可能性が高いです。長時間の録音データから特定の箇所を探す際に、マーカー機能がない場合は手動でシークする必要があり、効率が低下する可能性があります。議事録作成などで重要な発言箇所に頻繁にマークを付けたい用途には、やや不向きかもしれません。
録音する状況(会議、講義、音楽、口述など)に合わせて、あらかじめ用意されたモードを選ぶだけで、最適な録音設定に自動で切り替わる機能です。難しい設定を知らなくても、録音対象に応じた良い音質で録音できます。誰でも簡単に用途に合わせた使い方ができます。
商品情報やスタッフレビューにおいて、「会議」「講義」「音楽」といった特定の録音シーンに合わせて最適な設定を自動で選択するシーンセレクト機能に関する明確な記載がありません。スタッフレビューではいくつかの設定項目(録音レベル、録音モードなど)に言及がありますが、シーンプリセットのような機能の有無は不明確です。この機能がない場合、録音環境に応じてマイク感度やノイズリダクションなどの設定を手動で行う必要があり、適切な設定を選択するのに知識が必要となる場合があります。初心者にとっては、状況に応じた最適な録音設定がやや難しい可能性があります。
本体内蔵メモリとは別に、市販のmicroSDカードを挿入することで、録音できる容量を増やすことができる機能です。長時間の会議やセミナー、数日間にわたる取材など、容量を気にせず連続して録音したい場合に便利です。録音データをカードごと交換して管理することも可能です。
本製品はmicroSDカードスロットを搭載しており、内蔵の4GBメモリだけでは不足する場合でも、外部メモリを追加して記録容量を拡張できます。スタッフレビューでも16GBのMicroSDカードでの動作が確認されています。これにより、より長時間の録音や、ファイルサイズが大きいPCM形式での録音も容量を気にせず行うことが可能になります。また、カードを交換することでデータの持ち運びや管理も容易になります。内蔵容量が少ない点を補う、重要な拡張性です。
SHOPSTAFFによる評価スコア
OM SYSTEM/オリンパス VoiceTrek WS-805は、2013年発売のモデルで、現在の価格設定からすると機能面でやや見劣りする点があります。主要な性能制限としては、内蔵メモリ容量が4GBと少なめであること、AI文字起こしなどの先進機能がないことが挙げられます。操作性についても、ボタンの誤動作や時折操作不能になる可能性がスタッフレビューで指摘されており、最新モデルのような安定性や洗練された操作感は期待しにくいかもしれません。ただし、FMチューナー搭載や再生速度調整機能など、特定の用途には便利な機能も備えています。単4乾電池駆動のため、バッテリー劣化を気にせず使い続けられる点は評価できます。主なユースケースとしては、FM番組の録音や語学学習などが考えられますが、現在の価格(約38000円)に見合う性能や機能かというと疑問が残ります。発売当初の価格(約6500円)であれば、十分なコスパだったと言えるでしょう。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- FMチューナーを搭載しており、ラジオ番組の録音・再生が可能
- 再生速度調整機能が充実しており、語学学習などに便利
- 単4形乾電池駆動で、電池交換すればすぐに使用再開できる
- 本体にUSBコネクタを内蔵しており、PC接続が容易
- microSDカードスロットで記録容量を拡張可能
注意点
- 現在の価格(約38000円)は、機能や性能に対して非常に高価である可能性がある
- 内蔵メモリ容量は4GBと少ないため、長時間の高音質録音にはmicroSDカードが必須
- スタッフレビューで時折操作不能になったり、ボタンのバネが弱く誤動作したりする可能性が指摘されている
- 付属イヤホンの音質は期待できない場合がある
- 録音ファイルの本体での名前変更ができず、PCでの操作が必要
- FMラジオの音声はイヤホンでのみ再生可能
おすすめな人
- FMラジオ番組を録音して後から聞きたい方
- 語学学習で再生速度を細かく調整しながらリスニング練習したい方
- AI文字起こしなどの最新機能は不要で、基本的な録音・再生ができれば良い方
- 単4形乾電池を手軽に入手できる環境で主に使用する方
- 小型軽量なボイスレコーダーを求めている方
おすすめできない人
- 高精度なAI文字起こしや要約機能が必要なビジネスパーソン
- 高音質(96kHz/24bitなど)での録音にこだわりたい方
- 大容量の内蔵メモリが必要な方
- 操作の安定性や反応速度を重視する方
- 本体だけで録音ファイルの管理や編集を完結させたい方
- 予算を抑えたい方(現在の価格の場合)
おすすめの利用シーン
- FMラジオ番組の録音
- 自宅や静かな環境での語学学習(リスニング、シャドーイング)
- 簡単な音声メモや備忘録の録音
- 単4形乾電池が手に入りやすい場所での使用
非推奨な利用シーン
- 騒音が多い場所での録音(ノイズ影響を受けやすい)
- 重要な会議や取材など、安定した操作や確実な記録が求められる場面
- AI機能による議事録作成効率化を目的とする業務
- 本体だけで大量の録音ファイルを管理・編集したい場合
よくある質問(Q&A)
Q.録音した音声の音質は良いですか?
Q.どのくらいの時間録音できますか?
Q.操作は簡単ですか?
Q.パソコンを使わずに録音したファイルの管理はできますか?
Q.語学学習にも使えますか?
Q.FMラジオ機能はありますか?
Q.他に便利な機能はありますか?
SHOPSTAFF 評価ランキング
TASCAMの4トラックリニアPCMレコーダー。XLR/TRS入力、Wi-Fiリモート操作、MTRモード搭載。
記録形式 | WAV, BWF, MP3 | 内蔵メモリー容量 | - GB |
対応外部メモリー | SD, SDHC, SDXC | マイク数 | 2 |
PC接続 | USB 2.0 | 本体重量 | - g |
電池持続時間 | - 時間 | サンプリング周波数 | 96 kHz |
ビット深度 | 24 bit | ノイズキャンセル機能 | ローカットフィルター搭載 |
高性能3マイクシステムTRESMIC II搭載。96kHz/24bitハイレゾ対応PCMレコーダー。Bluetoothリモート操作も可能。
記録形式 | PCM(WAV), FLAC | 内蔵メモリー容量 | 16 GB |
対応外部メモリー | microSDXC | マイク数 | 3 |
PC接続 | USB Micro-B | 本体重量 | 78 g |
電池持続時間 | ‒ 時間 | サンプリング周波数 | 96 kHz |
ビット深度 | 24 bit | ノイズキャンセル機能 | 対応(再生時) |
小型・軽量ながら高音質ハイレゾ録音に対応。可動式マイクや録音アシスト機能、Bluetooth/スマホ連携も。
記録形式 | Linear PCM (WAV), MP3, FLAC (再生のみ) | 内蔵メモリー容量 | 16 GB |
対応外部メモリー | - | マイク数 | 2 |
PC接続 | USB-A (スライド式) | 本体重量 | 82 g |
電池持続時間 | - 時間 | サンプリング周波数 | 96 kHz |
ビット深度 | 24 bit | ノイズキャンセル機能 | 対応 (ノイズカット, ローカット) |
192kHz/24bitハイレゾ録音とプロ用入力端子を備えた、高音質志向のプロフェッショナル向けハンディレコーダー。
記録形式 | PCM(WAV) | 内蔵メモリー容量 | 16 GB |
対応外部メモリー | microSDXC | マイク数 | 2 |
PC接続 | USB Type-C | 本体重量 | 480 g |
電池持続時間 | 電池種類・設定による 時間 | サンプリング周波数 | 192 kHz |
ビット深度 | 24 bit | ノイズキャンセル機能 | 対応(デジタルリミッター,高S/Nモード) |
ソニーの高音質リニアPCMレコーダー。DSD/ハイレゾPCM対応、32GB内蔵メモリとSD拡張、可動式マイク搭載。
記録形式 | DSD, PCM(WAV), MP3 | 内蔵メモリー容量 | 32 GB |
対応外部メモリー | SDカード (SDXC対応) | マイク数 | 2 |
PC接続 | USB 2.0 | 本体重量 | 395 g |
電池持続時間 | ‐ 時間 | サンプリング周波数 | DSD 2.8224MHz, PCM 192kHz kHz |
ビット深度 | 16/24 bit | ノイズキャンセル機能 | 非対応 |