Logitech G G402 Hyperion Fury FPS Gaming Mouse (910-004069)

本製品は合計9個のボタンを搭載しており、ゲーム内の様々なアクションやショートカットを割り当てることができます。特にサイドボタンは、FPSやMOBAゲームにおいて、素早い操作を実現するのに役立ちます。レビューでもボタンの多さと使いやすさが評価されており、多くのユーザーが満足できるでしょう。ただし、MMORPGのように非常に多くのボタンを必要とするゲームでは、さらにボタン数が多いモデルも存在します。このマウスは、一般的なゲーム用途において十分なボタン数と、使いやすい配置を備えています。

本製品は、マウス本体のボタンや専用ソフトウェアを通じて、カーソルの移動感度（DPI）を切り替えることが可能です。これにより、ゲームの状況に応じて、精密なエイムが必要な場面では低感度に、素早く視点を動かしたい場面では高感度に調整できます。ただし、最大DPIが2500と控えめなため、最新のハイエンドマウスのような幅広い感度設定はできません。それでも、一般的なゲームプレイや普段使いにおいては、十分な感度調整機能を提供します。

本製品は、ユーザーがカスタマイズした設定（DPI、ボタン割り当てなど）をマウス本体に直接保存できるオンボードプロファイル機能を備えています。これにより、一度設定を行えば、別のPCに接続した場合でも専用ソフトウェアをインストールすることなく、自分好みの設定でマウスを使用できます。ゲーム大会や外出先など、異なる環境でもすぐに快適な操作環境を再現できるため、非常に便利です。最大3つのプロファイルを保存可能です。

本製品には、LEDイルミネーション機能は搭載されていません。ゲーミングマウスとしての基本的な機能は備わっていますが、デスク周りを華やかに彩るためのライティング機能は省略されています。そのため、見た目の派手さや他のRGBデバイスとの光の統一感を重視するユーザーには、物足りない可能性があります。ただし、機能性を重視し、余計な装飾を求めないユーザーにとっては、むしろシンプルな点がメリットとなる場合もあります。

本製品には、マウスの重さを調整できるウェイトシステム機能は搭載されていません。マウス本体の重量は固定されており、ユーザーが好みに合わせて重さを変更することはできません。そのため、マウスの重さに対するこだわりが強いユーザーや、様々な重さで試したいと考えているユーザーには不向きかもしれません。ただし、本体重量が約230gと標準的であり、多くのユーザーにとって扱いやすい重さであるため、この機能がないことによるデメリットは限定的と考えられます。

本製品は左右対称の形状を採用しており、右手だけでなく左手でも自然な形で握って操作することが可能です。これにより、左利きの方でも選択肢が広がり、また、利き手を選ばない汎用性の高いデザインとなっています。手の大きさや持ち方を選ばずにフィットしやすい形状であり、多くのユーザーにとって快適な操作感を提供します。ただし、特定の手に合わせたエルゴノミクスデザインではないため、極端に手の大きい方や小さい方、あるいは特定の持ち方に特化した形状を求める場合は、他のモデルも検討すると良いでしょう。