ASUS ROG Harpe Mini Core Gaming Mouse P524 ROG HARPE MINI CORE

このマウスは合計9個のプログラム可能なボタンを備えており、ゲーム内の様々なアクションやマクロを割り当てることができます。特にサイドボタンは2つ搭載されており、ゲーム中の操作性を向上させます。これらのボタンに頻繁に使用するスキルやアイテムを割り当てることで、キーボード操作を減らし、より迅速かつ直感的なプレイが可能になります。ボタンの配置も考慮されており、誤クリックを防ぎつつ、必要な時に素早くアクセスできるよう設計されています。

マウス本体のDPIボタンにより、ゲームプレイ中に4段階（レビューでは400/800/1600/3200DPIと記載）で感度を瞬時に切り替えることが可能です。これにより、精密なエイムが必要な場面では低感度に、素早い視点移動が必要な場面では高感度に切り替えるなど、状況に応じた最適なマウス操作が可能になります。また、専用ソフトウェアを使えば、さらに細かくDPI設定を調整し、自分好みの感度を見つけることができます。この機能は、様々なゲームシーンに対応するために非常に役立ちます。

このマウスは、最大3つのプロファイルをマウス本体のオンボードメモリに保存できます。これにより、一度設定したDPI感度やボタン割り当てなどの設定を、異なるPCに接続した場合でもソフトウェアなしでそのまま利用できます。例えば、自宅のPCと大会会場のPCで設定を持ち運ぶ際に便利です。ゲームごとに最適な設定を事前に保存しておけば、環境が変わってもすぐに自分好みの操作感でプレイを開始できるため、ゲームパフォーマンスの維持に貢献します。

このマウスはRGB LEDライティングに対応しており、AURA Syncによる同期も可能です。ただし、一部のレビューではROGロゴ自体は光らず、マウスホイールのみが発光するといった情報もあります。ライティングの色やパターンは、専用ソフトウェア（Armory Crateなど）でカスタマイズでき、自分のゲーミング環境に合わせてデスク周りを彩ることができます。見た目のカスタマイズ性を重視するユーザーにとって、魅力的な機能と言えるでしょう。

このマウスは、軽量設計（52g）を特徴としており、重さの調整機能（ウェイトシステム）は搭載されていません。そのため、マウスの重さを変えて操作感をカスタマイズすることはできません。しかし、元々非常に軽量であるため、重さを変えずに軽快な操作を求めるユーザーにとっては、むしろこの仕様が適していると言えます。重さの調整を重視するユーザーには、この点がデメリットとなる可能性があります。

このマウスは左右対称の形状を採用しており、右手だけでなく左手でも自然な形で握って操作することが可能です。これにより、左利きの方でも選択肢が広がり、また、両利きに対応したい場合にも適しています。ただし、サイドボタンの配置によっては、利き手以外での使用時に一部ボタンが使いにくくなる可能性も考えられます。全体的な形状はエルゴノミクスに基づいて設計されており、多くのユーザーが快適にフィットできることを目指しています。