エレコム(ELECOM) エレコム USB-A テンキー ワイヤレス TK-TDP019BK

本製品はNumLockのオン/オフの状態を示すLEDランプを搭載しており、本体のNumLock設定とは独立してテンキーとして機能すると考えられます。これにより、ノートPCなど本体キーボードのNumLockが別の機能と共用されている場合でも、常にテンキーモードで使用でき、意図しないNumLock状態の変化に煩わされることなくスムーズな数値入力が可能です。特にノートPCユーザーにとっては便利な仕様と言えます。

本製品はUSBレシーバーを使用した2.4GHz無線接続のため、複数のデバイスと同時にペアリングして切り替えるマルチペアリング機能は搭載されていません。使用する際は、接続したいPCのUSBポートに付属のレシーバーを挿し込む必要があります。複数のPCやタブレットでテンキーを共有したい場合には、レシーバーの抜き差しが必要になる点がやや手間に感じる可能性があります。

資料および製品説明には、ワンタッチで電卓アプリを起動できる専用キーに関する記載はありません。基本的なテンキー配列に加えて、Excel作業などに便利な[Tab]キーと[00]キーは搭載されていますが、電卓機能への素早いアクセスを重視するユーザーにとっては、この機能がない点はデメリットとなり得ます。電卓を使用するには、OSの機能などから手動で起動する必要があります。

本製品には、キー全体を照らすバックライト機能は搭載されていません。NumLockの状態を示すLEDランプはありますが、これはキー自体の視認性を向上させるものではありません。暗い場所での入力作業が多い場合や、デスク周りの雰囲気を重視する方にとっては、バックライトがないことは物足りなく感じるかもしれません。主に明るい環境での使用を想定したシンプルなデザインです。

製品資料には直接的な「自動電源オフ機能」の名称はありませんが、単4形アルカリ乾電池1本で約1年使用できるという非常に長い電池持続期間から、一定時間操作がない場合に自動的にスリープモードに移行するなどの省電力機能が搭載されていると考えられます。これにより、電源の切り忘れによる無駄な電池消耗を防ぎ、バッテリーの寿命を最大限に延ばすことに貢献します。使用しない間の電力消費を気にせず使用できます。

本体に電池残量表示ランプが搭載されています。このランプにより、使用している単4形乾電池の残量が少なくなってきたタイミングを視覚的に把握することができます。電池交換が必要になる時期を事前に知ることができるため、予期せぬ電池切れによって作業が中断されるリスクを減らすことが可能です。ただし、ランプの表示方法（例: 点滅、色変化）でどの程度正確な残量レベルが分かるかは資料からは不明です。