Satechi スリム 拡張 Bluetooth テンキー ワイヤレス 充電式 34キー

このテンキーはパソコン本体のNumLock状態に連動します。そのため、もしお使いのノートパソコンなどでNumLockキーが他の機能と兼用されている場合、テンキーとして常に数字入力ができるとは限りません。数字キーがアルファベット入力に切り替わってしまうなど、意図しない挙動をする可能性があります。ご購入前に、お使いのパソコンのNumLock仕様をご確認いただくか、この製品がNumLock非連動ではない点をご理解いただく必要があります。特にNumLockを頻繁に切り替える環境での使用には不向きです。

複数のデバイスとのペアリング情報を記憶し、簡単な操作で接続先を切り替える機能は搭載されていません。このテンキーを新しいデバイスに接続する場合、現在接続しているデバイスとのペアリングを一度解除してから、新しいデバイスとのペアリング設定を行う必要があります。自宅用PCと仕事用PCなど、複数のパソコンやタブレットで頻繁にテンキーを使い回したい方にとっては、毎回ペアリングし直す手間がかかるため、やや不便を感じる可能性があります。単一のデバイスに固定して使用する分には問題ありません。

キーボード上に、電卓アプリケーションを素早く起動するための専用キーは搭載されていません。Windows標準の電卓やmacOSの計算機アプリを起動するには、通常通りスタートメニューやSpotlight検索などから起動する必要があります。数値入力中に計算が必要になった際に、ワンタッチで電卓を呼び出せる機能がないため、作業効率を追求する方にとってはやや物足りなく感じるかもしれません。電卓機能は主にPC本体の機能に依存します。

キーが光るバックライト機能は搭載されていません。そのため、暗い場所や夜間での使用時にはキーの視認性が低下し、誤入力をする可能性が高まります。明るいオフィス環境や十分な照明がある場所での使用が主な場合は問題ありませんが、薄暗い場所での作業が多い方や、見た目のアクセントとしてバックライト機能を重視する方には適していません。キーの印字は標準的な白色です。

一定時間操作がない場合に、自動的にスリープモードに移行し、バッテリーの消耗を抑える機能が搭載されています。約1時間操作がないとスリープに入ると記載があります。これにより、うっかり電源を切り忘れてしまってもバッテリーが無駄に消費されるのを防ぐことができます。スリープからの復帰は、いずれかのキーを押すことで数秒で可能です。電源管理の手間が省けるため、ワイヤレスの利便性をより享受できます。

バッテリーの残量を示す機能としては、低バッテリー状態になった際に本体のランプがゆっくり点滅してお知らせする機能があります。これにより、充電が必要なタイミングを把握できます。ただし、具体的な残量パーセンテージが数値や段階で表示されるような詳細な機能はありません。あくまで「バッテリーが少なくなってきた」という大まかな状態を知るための目安となります。計画的な充電を行うには、ある程度の使用時間を考慮する必要があります。