Keychron Keychron Q0 Max QMKカスタム・テンキー

本製品は独立したテンキーとして設計されており、通常は接続デバイスのNumLock状態に左右されずに機能します。これにより、ノートPCなどでNumLockキーが他の機能と共用されている場合でも、テンキーとして確実に入力できます。ただし、スタッフレビューではレイヤー切り替えに関する言及があり、設定によっては挙動が変わる可能性も示唆されています。基本的には非連動ですが、特定の環境や詳細設定によっては注意が必要です。

Bluetooth 5.1接続により、最大3台のデバイスとのペアリング情報を記憶し、切り替えて使用することが可能です。デスクトップPC、ノートPC、タブレットなど、複数の機器で本製品を共有したい場合に便利です。切り替え操作は比較的スムーズに行えるため、デバイスを跨いだ作業が多い環境で真価を発揮します。ただし、2.4GHz接続との排他利用となるため、Bluetooth接続中は2.4GHzは利用できません。

QMK/VIA対応により、任意のキー（例: マクロキーやロータリーノブのプッシュ機能）に電卓アプリの起動機能を割り当てることができます。これにより、数値入力中に急な計算が必要になった際に、テンキー上のカスタマイズしたボタン一つで素早く電卓を呼び出せます。特に頻繁に計算を行う作業では、この機能があると作業効率が大幅に向上します。設定は専用のウェブアプリから直感的に行えます。

South-facing RGBバックライトが搭載されており、各キーを鮮やかに光らせることができます。専用ソフトウェア（QMK/VIA）を使用して、様々な発光パターンや色、明るさを細かくカスタマイズ可能です。暗い場所でのキー視認性を高めるだけでなく、デスク環境を彩るイルミネーションとしても機能します。バックライトのオンオフや輝度調整はバッテリー持続時間に影響します。

一定時間操作がない場合に、自動的にスリープモードに移行し、バッテリー消費を抑える機能を備えています。これにより、使用しない間の無駄な電力消費を防ぎ、バッテリー持続時間を長くすることができます。スタッフレビューではスリープからの復帰はスムーズとありますが、スリープモードへ移行する時間の具体的な設定や制御方法に関する情報は不足しているようです。電源の切り忘れによるバッテリー切れのリスクを軽減できます。

商品情報にはバッテリー残量を示す物理的なインジケーターや、ソフトウェアでの残量表示に関する明確な記載が見られません。そのため、バッテリー残量を視覚的に確認することは難しい可能性があります。充電が必要なタイミングを把握するためには、使用時間の感覚に頼るか、接続が不安定になるなどの兆候で判断する必要があるかもしれません。正確な残量確認機能は搭載されていないようです。