TreasLin TreasLin USB3.0 HD ビデオキャプチャーボード Switch PS5 PS4 PS3 Xbox Wii U用サポート（4K30FPS入力 4K30FPSパススルー、HD HDMI 1080P60FPSゲーム録画・HDMIビデオ録画・ライブ配信用キャプチャーデバイス）OBS Potplayer YouTube Niconico Twitch HSV321

本製品はHDMIパススルー機能を搭載しています。これにより、キャプチャデバイスを経由しても、ゲーム画面などを遅延なく別のモニターに表示しながらプレイや配信を行うことが可能です。商品情報には「4K遅延のないHDMIパススルー」と記載されており、最大4K/30fpsでのパススルーに対応していると考えられます。録画はPC側で行いますが、ゲームプレイ自体はパススルー映像を見ることで快適に行えます。特にゲーム配信を行う際には、手元のモニターで遅延なくプレイできるこの機能は非常に便利です。安価なモデルながらパススルー機能がある点は評価できます。

本製品はHDMI端子からの入力にのみ対応しており、コンポジット、S端子、コンポーネントなどのHDMI以外の外部入力端子は搭載していません。そのため、古いゲーム機やビデオデッキなど、HDMI出力に対応していない機器の映像を直接キャプチャすることはできません。これらの機器の映像を取り込みたい場合は、別途HDMI変換アダプターなどが必要になります。本製品は主に現代のHDMI出力に対応したゲーム機やカメラなどの映像を取り込む用途に特化していると言えます。

本製品の本体には、録画の開始や停止を物理的に操作できるボタンは搭載されていません。録画の操作は、PCにインストールしたキャプチャソフトウェア（OBS Studioなど）上で行う必要があります。ゲームプレイ中に手元で素早く録画を開始・停止したい場合などは、PCの操作が必要になるため、やや手間がかかることがあります。本体にボタンがあるモデルと比較すると、操作の簡便さという点では劣ります。

本製品の本体には、直接マイクを接続するための専用端子は搭載されていません。ゲーム実況などでマイク音声をキャプチャ映像に含めたい場合は、マイクをPC本体に接続し、OBS Studioなどのキャプチャソフトウェアのミキサー機能を使って、ゲーム音声とマイク音声をミックスして録画・配信する必要があります。キャプチャデバイス単体で音声をミキシングすることはできないため、PC側の設定が必須となります。初心者の方は、PCでの音声設定方法を事前に確認しておくとスムーズです。

本製品自体に録画解像度を選択する物理的なスイッチなどはありませんが、連携するキャプチャソフトウェア（OBS Studioなど）の設定画面で録画解像度を選択することが可能です。商品情報には「1080P60fps録画」と記載されており、フルHD解像度（1920x1080）および60フレーム/秒での録画に対応しています。これより低い解像度やフレームレートでの録画もソフトウェア設定で選択できると考えられます。使用するPCのスペックや録画データの用途に合わせて、適切な解像度とフレームレートを選んで録画できます。ただし、本製品の最大性能は1080p/60fpsまでとなります。

本製品は、OBS Studio、Potplayer、XSplit、VLCなどの主要なキャプチャ・配信ソフトウェアとの互換性が高いことが商品情報に明記されています。これらのソフトウェアをPCにインストールし、本製品を接続することで、ゲーム画面などの映像を簡単にPCに取り込み、録画やYouTube、Twitchなどでのライブ配信を行うことができます。多くのユーザーが利用している定番ソフトに対応しているため、インターネット上の情報やチュートリアルを参考にしながら、比較的容易に導入・運用を開始できるでしょう。