LinkJapan eCamera2

本製品は、動体検知した対象を自動で追尾する機能を備えています。部屋の中を動き回るペットや子供の様子を、カメラの向きを自動調整しながら継続的に捉えることができます。これにより、見守りたい対象が画面から外れるリスクを減らし、動きの一部始終を記録できます。動きの速さや環境によっては追尾が追いつかない場合もありますが、日常的な見守り用途としては十分な追尾性能を持っています。

専用アプリから遠隔でカメラのレンズの向きを操作できる首振り（パン/チルト）機能を搭載しています。左右方向には最大355度、上下方向には-10度から75度まで広範囲に動かすことができます。これにより、一台のカメラを部屋の中心に設置するだけで、ほぼ全体を見渡すことが可能です。手動で気になる方向へレンズを向けたり、設定した巡回ルートで自動的に監視したりと、設置場所を変えずに広い範囲をカバーできる便利な機能です。

カメラ本体にマイクとスピーカーが内蔵されており、スマートフォンアプリからカメラが設置されている場所にいる人とリアルタイムで音声のやり取りが可能です。離れた場所にいるペットに話しかけたり、留守番中の子供に声をかけたり、不審な人物に警告したりと、映像で状況を確認するだけでなく、音声でコミュニケーションを取ることができます。クリアな音声でやり取りできるため、見守りの安心感を高められます。

特定のエリア（例えば、窓際や玄関など）のみを指定して、そのエリア内での動きがあった場合にのみ検知・通知を行う特定エリア検知機能については、商品情報に明確な記載がありませんでした。動体検知は可能ですが、特定の場所を指定して効率的に検知する機能は搭載されていない可能性が高いです。リビング全体など、エリアを絞らずに広範囲の動きを検知する用途には対応しています。

カメラの内蔵マイクが周囲の音を拾い、設定した音量レベル以上の音を検知するとスマートフォンに通知を送信する音声検知機能を搭載しています。赤ちゃんの泣き声やペットの鳴き声、大きな物音など、映像に映らない場所での異常音や、音で状況を把握したい場合に役立ちます。音声検知の感度を調整することで、不要な通知を減らすことが可能です。映像と合わせて音の情報も得ることで、より多角的に状況を把握できます。

プライバシー保護機能として、GPSと連携してユーザーの帰宅を検知すると、カメラのレンズを自動的にオフにする機能を搭載しています。これにより、家族が在宅している間はカメラが録画・監視を行わないように設定できるため、プライバシーをしっかりと守ることができます。手動でのオン/オフ切り替えも可能で、安心して自宅内で過ごすための重要な機能です。データが国内サーバーに保管される点もセキュリティ面での安心に繋がります。

録画データの保存方法は、最大128GBまでのMicroSDカードによるローカル保存が基本となります。映像データをインターネット上のクラウドストレージに自動的にアップロードして保存する、サブスクリプション型のクラウド録画サービスについては、商品情報に記載がありませんでした。本体が故障したり、盗難されたりした場合に備えてデータをクラウドに保管したい場合は、この機能がない点は注意が必要です。