Anker Eufy Eufy Security Indoor Cam S350 (T8416)

本体に搭載されたAIにより、部屋の中で動く人やペットの動きを自動で追跡し、画面中央に捉え続けることができます。アプリから追跡のオンオフや感度調整も可能ですが、見守り用途では「監視されている感」を感じやすいという意見もあります。防犯用途や、特定の対象（ペットなど）の行動を記録したい場合に非常に便利な機能です。

スマホアプリから簡単に操作でき、水平方向360°、垂直方向75°までレンズの向きを自由に調整できます。これにより、一台のカメラで部屋全体の様子を確認したり、気になる場所をピンポイントで見たりすることが可能です。設置場所を変えることなく広範囲をカバーできるため、見守りや防犯において死角を減らすのに役立ちます。プリセットポジションの設定も可能です。

カメラ本体のマイクとスピーカーを使って、離れた場所からアプリ経由でリアルタイムに音声のやり取りが可能です。留守番中の家族やペットに話しかけたり、帰宅した際に声をかけたりできます。ただし、Android端末ではアプリからの音声がスマホ本体スピーカーからのみ出力され、イヤホンが使えないという制限があるため、使用環境によっては注意が必要です。

アプリ上で監視したい特定のエリア（例：窓際、出入り口など）を設定し、そのエリア内でのみ動きがあった場合に通知を受け取ることができます。これにより、設定したエリア以外での動き（カーテンの揺れやペットの動きなど）による誤検知や不要な通知を減らすことができ、本当に必要なアラートだけを受け取ることが可能になります。プリセットポジション機能も活用できます。

カメラ周辺の音を検知し、特定の音（赤ちゃんの泣き声、ペットの鳴き声、ガラスの割れる音など）に反応してスマートフォンに通知を送る機能があります。映像に映らない場所での異変や、夜間の静寂の中での異常音に気づくのに役立ちます。音センサーの感度調整もアプリから行えるため、自宅の環境に合わせて設定できます。映像と合わせて音でも状況を把握したい場合に有効です。

物理的にレンズを覆い隠すプライバシーモードを搭載しています。アプリから簡単にモードを切り替えることで、カメラの映像記録や送信を一時的に停止できます。家族が在宅している時や、来客時など、監視が不要な時間帯にプライバシーを保護したい場合に非常に便利な機能です。電源ランプを消灯する設定もあり、よりプライベートな空間での使用にも配慮されています。

MicroSDカード（最大128GB）によるローカル保存に加え、有料のAnker Eufyクラウドサービスを利用したクラウド保存にも対応しています。クラウド保存は容量を気にせず、カメラ本体が破損・盗難されてもデータが安全に保たれるメリットがあります。Homebase（別売）経由でNASに保存することも可能ですが、その場合はフルHD画質での録画となります。利用目的に合わせて保存方法を選べます。