TP-Link ネットワークカメラ ペットカメラ 2K QHD 400万画素 Tapo C222

本製品は、検知した動きに合わせてカメラの向きを自動で追跡する機能を搭載しています。部屋の中を移動する人やペットを追尾し、常に画面の中心に捉え続けることができるため、対象の行動を詳細に記録したい場合に非常に役立ちます。設定により追跡のオン/オフや感度を調整できるため、不要な追跡を防ぐことも可能です。特に動き回るペットの見守りでは、この機能があると便利さを実感できるでしょう。

水平方向に360度、垂直方向にも110度と広い範囲でレンズの向きを操作できる首振り（パン/チルト）機能を備えています。スマートフォンアプリから直感的にカメラの角度を調整できるため、一台を設置するだけで部屋全体を見渡すことが可能です。特定の場所を拡大して確認したり、定期的に部屋全体を巡回させたりするのにも便利です。設置場所の制約を減らし、より広範囲の監視を可能にする重要な機能です。

カメラ本体にマイクとスピーカーが内蔵されており、離れた場所にいてもアプリを通じてカメラの向こう側とリアルタイムで会話できる双方向音声機能を搭載しています。これにより、留守番中のペットに話しかけたり、子供に指示を伝えたり、急な訪問者に対応したりと、声でコミュニケーションをとることができます。音声も比較的クリアで、映像と合わせて状況をより正確に把握したり、安心を与えたりするのに役立ちます。

本製品には、映像内の特定の範囲を指定して、そのエリア内でのみ動きを検知・通知する機能に関する明確な記載がありませんでした。一般的な動体検知やAIによる対象識別は可能ですが、特定の窓際やドア付近など、ピンポイントで監視したい場所だけを設定し、それ以外の場所での動きを無視するといった高度な設定はできない可能性があります。これにより、設定によっては不要な通知が多くなる場合があります。

カメラ周辺の音を拾い、特定の種類の音を検知して通知を送る機能を搭載しています。特に「赤ちゃんの泣き声検知」に対応しており、別の部屋にいても子供の異変にすぐに気づくことができます。ガラスの割れる音や犬の鳴き声などの異常音にも反応する可能性があります（赤ちゃんの泣き声以外の具体的な対応音は不明確です）。映像に映らない場所での状況把握や、夜間の静寂の中での異音検知に役立つ機能です。

本製品には、物理的にレンズを覆い隠す、または一時的に監視を完全に停止する「プライバシーモード」に関する明確な記載がありませんでした。家族が在宅している時や、プライバシーを確保したい時間帯に、カメラが常に監視している状態を避けたい場合、手動で電源を切るなどの対応が必要になる可能性があります。常時稼働を前提とする場合は問題ありませんが、プライバシー保護を重視するユーザーには不向きな場合があります。

録画データを本体のmicroSDカード（別売）だけでなく、TP-Linkが提供するクラウドサービス（別売、Tapo Careなど）に保存するオプションがあります。クラウド保存を利用すれば、カメラ本体が物理的に破壊されたり盗まれたりしても、録画データは安全にクラウドに残ります。外出先から過去の映像を簡単に確認できる利便性もありますが、多くの場合、月額または年額の利用料金が発生します。サービスの詳細や料金は別途確認が必要です。