TP-Link Tapo C230/A

製品情報に「スマートトラッキング」機能が搭載されており、動いているものをカメラが自動で追跡し続けることが記載されています。これにより、見守り対象が画面外に移動しても、その動きを継続して記録することが可能です。ペットや小さなお子様など、動き回る対象の見守りに役立ちます。追跡のスムーズさや精度は環境に依存しますが、基本的な自動追跡機能は備えています。

製品情報に「パン・チルト可能」と明記されており、スマートフォンアプリからカメラのレンズの向きを上下左右に遠隔操作できる機能が搭載されています。これにより、一台のカメラを部屋の隅に設置しても、より広い範囲を見渡すことが可能になります。特に、リビング全体や広い空間を一台でカバーしたい場合に便利な機能です。水平方向360度のパンに対応していると思われます。

製品情報には直接の記載がありませんが、スタッフレビューで音声に関する言及があることから、マイクとスピーカーが内蔵されており、双方向での音声通信が可能であると推測されます。これにより、カメラ越しに離れた場所から話しかけたり、向こう側の音を聞いたりすることができます。ただし、スタッフレビューでは音質に問題があるとの指摘があり、クリアな音声通話には向かない可能性があります。

「スマートAI検知対応」との記載はありますが、映像内の特定のエリアを指定して、そのエリア内でのみ動きを検知する機能があるかどうかは製品情報からは確認できません。一般的なAI検知機能は搭載しているものの、より詳細なカスタマイズや不要な検知を減らすための「特定エリア検知」機能は備えていない可能性が高いです。

「スマートAI検知対応」との記載はありますが、赤ちゃんの泣き声やガラスの割れる音など、特定の種類の音を識別して通知する高度な音声検知機能があるかどうかは製品情報からは確認できません。基本的な音声入力は可能と思われますが、音の種類を判断してアラートを出す機能は搭載されていない可能性が高いです。より詳細な検知は映像ベースとなります。

使用しない際にレンズを物理的に覆うシャッター機能や、アプリで簡単に録画・監視を停止できる明確なプライバシーモード機能についての記載は製品情報にありません。セキュリティとプライバシーの両立を重視する場合、この機能がない点は考慮が必要です。常時稼働を前提とした設計である可能性が高いです。

製品情報に「クラウド保存（有料）」および「有料のTapo Careに加入いただくことで30日までの録画情報をクラウド上に保存いただくことができます」と明記されており、メーカー提供のクラウドストレージサービスを利用した録画保存に対応しています。ローカルのmicroSDカード保存とは別に、データをクラウドにバックアップできるため、カメラ本体が破損したり盗難されたりした場合でも映像データを保全できます。