Locatis TENBT02-BK(ブラック) Bluetooth5.0対応 ワイヤレステンキー

本製品は、接続先のパソコン本体のNumLock状態に影響されず、テンキーとして独立して機能すると謳われています。これにより、ノートPCなどでNumLockキーがFnキーなど別の機能と共有されている場合でも、いつでも確実に数字入力が可能になるはずです。しかし、スタッフレビューには「NumLock非連動の筈ですがこのテンキーで数字を入力したあとにノートPCのキーボードを打つとNumLockが効いているときがあり、動作は不安定です」という指摘もあり、全ての環境で安定した非連動動作が得られるかは注意が必要です。

本製品はBluetooth接続において、最大3台までのデバイスとペアリング設定を記憶し、切り替えて使用することができます。これにより、例えば自宅のデスクトップPC、仕事用のノートPC、さらにはiPadなど、複数の機器でテンキーを共用したい場合に、毎回ペアリング設定をやり直す手間が省けます。デバイス間の切り替えは、特定のショートカットキー操作で行えるため、スムーズに作業環境を移行させることが可能です。

本製品には、Windows OSに限り、電卓アプリケーションをワンタッチで起動できる専用キーが搭載されています。数値入力をしている最中に急な計算が必要になった場合でも、マウス操作やスタートメニューから電卓を探す必要がなく、このキーを押すだけで素早く電卓を呼び出せます。計算作業が頻繁に発生するような表計算ソフトでのデータ入力時などに、作業効率を向上させるのに役立ちます。ただし、この機能はWindows専用であり、MacやiPadOSでは利用できません。

本製品には、キーキャップの文字を照らすバックライト機能は搭載されていません。そのため、暗い場所や夜間など、周囲の光が少ない環境での使用においては、キーの印字を確認しづらくなる可能性があります。明るい場所での通常使用においては問題ありませんが、薄暗い環境での作業が多い方や、暗闇でもキーを視認したい場合には不向きです。装飾的なRGBライティング機能などもありません。

本製品には、一定時間操作が行われない場合に自動的にスリープモードに入る機能が搭載されています。これにより、使用しない間のバッテリーの無駄な消費を抑え、電池寿命を長持ちさせることができます。スタッフレビューによると、「2時間スリープしない」「スリープになるまでの時間が長い」という声もあり、比較的スリープに入るまでの時間が長く設定されている可能性があります。すぐにスリープされて復帰を待つのが煩わしいと感じる方には、この仕様が合うかもしれません。

本製品は単4乾電池2本で動作しますが、本体に具体的なバッテリー残量を示すインジケーターランプや表示機能は搭載されていません。そのため、電池交換が必要になるタイミングを事前に正確に把握することが難しいです。電池の残量が少なくなると、キーの反応が悪くなるなど、動作に影響が出始めることで判断する形になります。予備の電池を常に準備しておくか、定期的に電池を交換することで、突然の電池切れを防ぐ必要があります。