サンワダイレクト ビデオキャプチャー 400-MEDI040

HDMIパススルー機能により、録画中の映像を別のモニターに遅延なく表示できます。ただし、本製品の最大出力解像度は3840x2160(30p)であるため、高リフレッシュレートでのパススルーには対応していません。より高画質・高フレームレートでのゲームプレイを求める場合は、上位機種の検討が必要です。この機能は、特にゲーム実況や配信を行う際に、遅延を気にせずにプレイできるため便利です。遅延を最小限に抑えたいユーザーには、重要なポイントとなります。

HDMIとRCA入力に対応しており、様々なデバイスからの映像をキャプチャできます。最新のゲーム機だけでなく、古いビデオデッキや8mmビデオカメラなどのアナログ機器も接続可能です。ただし、S端子ケーブルは付属していないため、別途用意する必要があります。多様なデバイスに対応できる点は、過去の資産をデジタル化したいユーザーにとって大きなメリットとなります。

本体に録画ボタンが搭載されており、PCを介さずに録画を開始・停止できます。特に、PC操作が苦手な方や、手軽に録画したい場合に便利です。ただし、詳細な録画設定や編集はPCで行う必要があります。この機能により、複雑な操作なしに、必要な時にすぐに録画を開始できるため、初心者にも扱いやすい製品と言えます。

3.5mmのヘッドセット端子をマイク入力として使用可能です。実況やナレーションを録音できますが、音質は専用のマイクに劣る可能性があります。高音質な実況を求める場合は、別途マイクを用意することを推奨します。手軽に音声付き動画を作成できる点は便利ですが、音質にこだわる場合は注意が必要です。

録画解像度を選択可能で、最大で4K/30fpsでの録画に対応しています。ただし、高解像度での録画はPCのスペックに影響されるため、注意が必要です。ファイルサイズを小さくしたい場合は、解像度を下げることも可能です。用途やPC環境に合わせて最適な解像度を選択できる点は、柔軟性があり便利です。

OBS StudioやCyberlink Screen Recorderなどのキャプチャーソフトとの連携が可能です。録画した映像を編集したり、ライブ配信したりできますが、Macではキャプチャーソフトを使っての録画はWindowsのみの対応になります。連携できるソフトウェアが限られているため、事前に確認が必要です。