この商品、買うべき?
このC.AMOURのキャプチャーボードは、市場にある製品の中でも非常に安価なエントリーモデルです。主なスペックは1080P/30fpsでのキャプチャに限定されますが、PS4やSwitchなどのゲーム機、あるいはHDMI出力を持つデバイスからの映像をPCに取り込むという基本的な用途には十分対応できます。スタッフの検証では、MacやWindowsでのSwitchやFirestick TVの表示・録画、スマホ画面の共有などに成功しています。ドライバー不要でプラグアンドプレイで使える手軽さや、OBSなどの一般的なソフトに対応している点は評価できます。しかし、スタッフレビューにあるように、長時間の使用や負荷がかかる状況では本体がかなりの熱を持つことが報告されており、これが原因で故障したという事例もあります。耐久性については価格相応か、やや不安が残るかもしれません。最低限の機能でコストを抑えたい、まずはキャプチャーを試してみたいといったライトユーザーや初心者向けの製品と言えます。本格的なゲーム配信や高画質・長時間の録画用途には性能的に限界があり、耐久性も考慮すると向きません。
おすすめポイント
- 非常に安価で入手しやすい価格帯
- ドライバー不要で手軽に使えるプラグアンドプレイ対応
- OBSなどの主要なキャプチャーソフトと連携可能
- 小型軽量で持ち運びが容易
購入前の注意点
- 長時間の使用で本体が非常に熱くなることがある
- 安定動作にはPC側のUSBポートが2Aの給電能力を持つことが推奨される
- 環境によりオーディオがモノラルとして認識される場合がある(ソフトウェア設定で対応が必要)
- 過度な発熱による故障リスクがあるため、耐久性には注意が必要
あなたに合っている?
こんな人におすすめ
- キャプチャーボード初心者の方
- 購入予算を極力抑えたい方
- 基本的な1080p/30fpsの録画・配信で十分な方
- 手軽にゲーム画面やHDMI出力デバイスの画面をPCに取り込みたい方
こんな人には不向き
- 4Kや60fps以上の高画質・高フレームレートでキャプチャしたい方
- パススルー機能による低遅延モニタリングが必要な方
- 長時間の連続使用を頻繁に行う方
- 製品の耐久性や安定性を非常に重視する方
おすすめの利用シーン
- Nintendo SwitchやPS4などのゲームプレイをPCで手軽に録画・配信する際
- オンライン会議や授業でHDMI出力のカメラやデバイス画面を共有する際
- 旅行先や外出先でノートPCにゲーム機を繋いで遊ぶ・録画する際
不向きな利用シーン
- PS5やXbox Series Xなど、4K/120fpsといった高スペックゲーム機の映像を取り扱う場合
- 遅延が許されない対戦ゲームなどをプレイしながらキャプチャする場合
- 高温になりやすい環境や、換気の悪い場所での長時間連続使用
評価の詳細
この製品の最大キャプチャ解像度はフルHDである1920x1080ピクセル、フレームレートは30fpsです。これは一般的な配信や録画には十分なスペックですが、より高画質で滑らかな映像(例: 4K解像度や60fps以上のフレームレート)を求める最新のゲーム機や高性能PCでの利用には限界があります。特に動きの速いゲームでは、30fpsだと残像感が出やすく、滑らかさに欠ける場合があります。入門用としては十分ですが、高画質・高フレームレートでの記録や配信を重視する場合は、より上位の製品を検討する必要があります。
入力は標準的なHDMIに対応しており、多くの映像ソースと接続できます。出力はPC接続用のUSB Type-AおよびType-Cポートを備えており、利便性は高いです。しかし、上位製品が持つHDMIパススルー出力端子がないため、キャプチャと同時に遅延なく別モニターに映像を表示することができません。また、使用されているUSB規格もデータ転送速度の上限により、1080p/30fpsが限界となっています。最新の高速インターフェースや便利なパススルー機能がない点は、特にゲーム用途などで制約となります。
本製品に関する情報にはHDR(ハイダイナミックレンジ)への対応について記載がありません。このため、HDR対応のゲーム機や映像ソースからの信号を入力した場合でも、HDR特有の広い明るさの範囲や豊かな色表現を維持したままキャプチャすることはできないと考えられます。キャプチャされる映像はSDR(スタンダードダイナミックレンジ)に変換されるため、元のHDR映像と比較すると、明るい部分が白飛びしたり、暗い部分が潰れたりするなど、階調や色彩が失われる可能性があります。HDR映像の美しさをそのまま記録したい場合には適しません。
可変リフレッシュレート(VRR)パススルーへの対応についても、製品情報に記載が見られません。VRRはゲームプレイ中の画面のティアリング(映像のずれ)やスタッタリング(カクつき)を軽減し、より滑らかな映像表示を実現する技術です。この製品にはHDMIパススルー機能自体がないため、VRR信号をモニターにそのまま送ることは物理的に不可能です。VRR対応モニターを使用して、VRRの効果を活かした快適なゲームプレイと同時にキャプチャを行いたいユーザーにとっては、この点は大きな制約となります。ゲームプレイの滑らかさを重視するユーザーには不向きと言えます。
C.AMOURというブランドは、国内外の大手周辺機器メーカーと比較すると認知度は高くありません。製品には1年間の保証が付帯しており、日本語の取扱説明書やテクニカルサポートの案内がある点は安心材料です。しかし、スタッフレビューには長期間の使用で発熱による故障が発生したという報告もあり、特に連続使用における製品の耐久性には懸念が残ります。信頼性や長期的な安定性を重視するユーザーにとっては、サポート体制や保証内容をしっかり確認することをおすすめします。価格帯を考慮すると一定の保証はありますが、過度な期待は禁物です。
Windows, Mac, Android, Linuxといった主要なOSに対応しており、幅広いデバイスで使用できます。また、OBS Studio, VLC Media Player, XSplitといった多くのユーザーが利用する定番のキャプチャー・配信ソフトウェアに対応している点が強みです。これらのソフトウェアを通じて、映像の取り込み、録画設定、配信設定などを柔軟に行うことが可能です。ドライバーのインストールが不要なUVC(USB Video Class)に準拠しているため、特別な設定なしに多くの環境で認識されます。この価格帯の製品としては、対応ソフトウェアやシステムの互換性は比較的良好と言えます。
製品説明では「低遅延」が謳われていますが、USB接続で1080p/30fpsの映像を取り込む構造上、ある程度の遅延は発生します。特にゲームプレイをキャプチャーソフトのプレビュー画面を見ながら行う場合、操作と画面表示にわずかなズレ(レイテンシー)が生じることがあります。スタッフレビューでも「若干の遅延はある」との指摘があり、特にシビアなタイミングが求められるアクションゲームや音ゲーなどでは、この遅延がプレイに影響を与える可能性があります。パススルー機能がないため、遅延のないプレイ画面を見ながらキャプチャするという使い方ができない点は注意が必要です。
非常に安価な価格設定でありながら、フルHD(1080p)30fpsでのキャプチャに対応し、主要OSやキャプチャーソフトとの互換性も備えています。ゲーム機の画面をPCに映したい、手軽に録画や配信を始めてみたいといったエントリーユーザーにとっては、導入しやすい価格が最大の魅力です。高機能や高性能は期待できませんが、基本的な用途を満たす機能をこの価格で提供している点は特筆に値します。予算を最小限に抑えたい場合や、本格的な機材導入前のお試し用として、コストパフォーマンスは高いと言えます。
商品概要
このC.AMOUR キャプチャーボード Hu_04Aは、最大1080P解像度、30fpsでの録画および配信に対応したエントリーモデルです。HDMI入力に対応し、PS4、Xbox、Switchなどの家庭用ゲーム機や、HDMI出力可能なカメラ、スマートフォン(要アダプター)などの映像・音声をPCに取り込むことができます。USB Type-AとType-C両方の接続に対応しており、様々なPCで使用可能です。ドライバー不要のプラグアンドプレイ設計で、OBS Studioなどの主要なキャプチャーソフトと連携して録画やライブ配信が行えます。小型軽量で持ち運びにも便利ですが、長時間の使用で本体が熱くなる可能性があるため注意が必要です。非常に安価で、まずはキャプチャーを試してみたい初心者の方に適しています。
機能一覧
本製品にはHDMI出力端子が搭載されていません。そのため、ゲーム機やカメラから入力した映像を、キャプチャーデバイスを介して遅延なく直接別のモニターに表示する「パススルー」機能には対応していません。キャプチャ中の映像を確認するには、接続したPC上でキャプチャーソフトのプレビュー画面を見る必要がありますが、これには処理による遅延が発生します。特にタイミングが重要なゲームをプレイしながらキャプチャを行う際には、操作と画面表示のズレが生じるため注意が必要です。遅延のない外部モニターでのプレイを重視する場合は、パススルー機能搭載モデルを選ぶ必要があります。
このキャプチャーボードの映像入力端子はHDMIのみです。コンポジット端子やコンポーネント端子といった、HDMI以外のレガシーなアナログ映像入力には対応していません。そのため、VHSビデオデッキや古いゲーム機(スーパーファミコン、NINTENDO64、PS2など)といったHDMI端子を持たない機器からの映像を直接取り込むことはできません。HDMI出力のない機器の映像をキャプチャしたい場合は、別途アナログ信号をHDMIに変換するコンバーターが必要になります。互換性があるのはHDMI出力を持つ比較的近代的な映像ソースに限られます。
本製品の本体には、録画開始・停止を操作するための物理ボタンは搭載されていません。録画や配信の操作は、すべてPC上で動作させるキャプチャーソフトウェア(OBS Studioなど)のインターフェースを通じて行う必要があります。ゲームプレイ中やプレゼンテーション中に、手元で素早く録画を始めたり止めたりしたい場合でも、いちいちPC画面を操作する必要があります。本体のボタンで直感的に操作できる機能はないため、PC操作が必須となります。
このキャプチャーボード本体には、外部マイクを直接接続するための専用入力端子(例:3.5mmステレオミニジャック)は装備されていません。マイクを使った実況音声やナレーションを映像にミックスしたい場合は、PCのマイク入力端子にマイクを接続し、使用するキャプチャーソフトウェアの設定で映像と音声のソースを別途指定して合成する必要があります。キャプチャーデバイス単体でマイク音声を同時録音することはできません。音声のミキシングはPC側のソフトウェアに依存します。
製品情報では最大録画解像度が1080p@30Hzとされていますが、多くの対応キャプチャーソフトウェアでは、入力された信号を元に、より低い解像度やフレームレートを選択して録画・配信を行う機能が利用できます。例えば、PCのスペックが低い場合や、ファイルサイズを小さく抑えたい場合などに、720pなどの解像度を選んでキャプチャすることが可能です。ただし、本製品のハードウェア的な制約により、1080p/30fpsを超える設定でキャプチャすることはできません。選択できる解像度の範囲は、使用するソフトウェアに依存します。
本製品は、USB Video Class (UVC) および USB Audio Class (UAC) に準拠しており、OBS Studio、VLC Media Player、XSplit、AmcapといったWindows, macOS, Linux, Android向けの主要なキャプチャー・配信ソフトウェアと高い互換性を持っています。これらのソフトウェアを使うことで、映像・音声の取り込み設定、録画、ライブ配信、さらにはミキシングやエフェクト追加など、様々な機能を活用できます。プラグアンドプレイで認識されるため、ソフトウェア側でソースとして本製品を選択するだけで使用を開始できます。幅広いソフトウェアに対応しているため、ユーザーの環境や目的に合わせて使い分けが可能です。
商品スペック
| 最大入力解像度 | 3840x2160pixels |
|---|---|
| 最大出力解像度 | 1920x1080pixels |
| 最大フレームレート | 30fps |
| 入力端子 | HDMI |
| 出力端子 | USB/Type-C |
| 対応OS | Windows, Mac, Android, Linux |
| エンコード方式 | - |
| パススルー機能 | 非対応 |
| 録画機能 | 対応 |
| 本体サイズ | 115x81x19mm |
サイズ・重量
ブランド・メーカー
C.AMOURC.AMOURでは、専門的にパソコン周辺機器などといった、お客様の生活をより便利に、快適にするさまざまな製品をご提供しています。お客様に最高品質の製品・サービスをお届けできるよう、C.AMOURは日々努めて参ります。
よくある質問(Q&A)
Q.どのような機器と接続できますか?
Q.録画できる映像の品質はどのくらいですか?
Q.設定は簡単ですか?
Q.映像の遅延はありますか?
Q.製品が熱くなることはありますか?
Q.製品の耐久性は問題ありませんか?
Q.どのようなソフトウェアに対応していますか?
Q.保証はありますか?
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アイ・オー・データ GV-USB3HDS/Eは、2K120pパススルーに対応し、PS5のゲームも遅延なくプレイ・録画できるHDMIキャプチャーです。4K30p/2K120p録画やHDR録画に対応し、初心者向けの編集ソフトも付属しています。
| 入力インターフェース | HDMI 2.0 | PC接続インターフェース | USB 3.0 (Type-C & Type-A互換) |
| 対応OS | MacOS, Windows 10, Windows 11 | パススルー最大解像度 | 4K@60 / 2K@120 Hz |
| 録画最大解像度 | 4K@30 / 2K@120 Hz | HDRパススルー | 対応 |
| エンコード方式 | ソフトウェアエンコード | パススルー遅延 | ほぼゼロ |
| 対応ソフトウェア | OBS Studio, XSplit, PowerDirector 18 for I-O DATAなど | ドライバー | プラグアンドプレイ (ドライバー不要) |
| 電源供給方式 | USBバスパワー | 本体サイズ | コンパクト |
Elgato 4K Sは、PS5、Xbox Series X/S、Switch 2などに対応した外部キャプチャカードです。4K60fpsのパススルーとキャプチャ、HDR10、VRRに対応し、ほぼゼロ遅延でプレイと録画を両立します。
| ブランド | Elgato | メーカー | CORSAIR |
| シリーズ | 4K S | 商品モデル番号 | 20GBR9901 |
| カラー | ブラック | 対応OS | Windows, macOS Ventura 13, iPad (USB-Cポート搭載) |
| 商品の重量 | 91 g | 入力インターフェース | HDMI 2.0 |
| PC接続インターフェース | USB Type-C | パススルー最大解像度 | 4K60 Hz |
| 録画最大解像度 | 4K60 Hz | HDR対応 | HDR10対応 |
| VRR対応 | 対応 | HFR対応 | 1440p120, 1080p240対応 |
| アナログオーディオ入力 | 3.5mmミニジャック搭載 | 保証期間 | 2年6ヶ月 |
AVerMedia Live Gamer ULTRA S GC553Proは、最大4K60fps、1080p240fps録画に対応する高性能ゲーミングキャプチャーです。VRRパススルーやウルトラワイド解像度サポートなど、最新ゲーム環境に最適化されています。
| 入力インターフェース | HDMI 2.0 | PC接続インターフェース | USB 3.2 Gen 1 Type-C (5Gbps) |
| 対応OS | Windows 10/11, macOS, iPadOS 17 | パススルー最大解像度 | 2160p60 HDR/VRR, 1440p144 HDR/VRR, 1080p240 HDR/VRR Hz |
| 録画最大解像度 | 2160p60, 1440p144, 1080p240 / 1440p30 HDR, 1080p60 HDR Hz | VRR録画解像度 | 1440p60, 1080p120, 1080p240 (※Streaming Center使用時) Hz |
| 対応解像度(映像入力) | 2160p, 3440x1440p, 1440p, 2560x1080p, 1080p, 1080i, 720p, 576p, 480p | 対応ビデオフォーマット | YUY2 / NV12 / RGB24 / P010(HDR) / MJPEG |
| 音声仕様 | 5.1 マルチチャンネル音声 (LPCMフォーマットの場合はステレオ LPCM 2.0chのみ対応) | 対応ソフトウェア | Streaming Center, Streaming Center Plug (OBSプラグイン), Assist Central Pro |
| 本体寸法 | 112.6 x 66.2 x 26mm | 本体重量 | 約99 g |
| 動作環境(Windows) | Windows 10/11 64bit, Intel Core i5-6XXX / Ryzen 3 XXX以上, GTX 1060 / RX5700以上, メモリ8GB以上推奨 | 動作環境(macOS) | macOS 13/14, Apple M1 / 3.6GHz クアッドコア Intel Core i7, M1 / Radeon Pro 555以上, メモリ16GB以上(※RGB24/HDR録画非対応) |
| 動作環境(iPadOS) | iPadOS 17以上 | 同梱物 | 本体、HDMI 2.0ケーブル、USBケーブル(Type C to Type A)、クイックスタートガイド |
Elgato 4K Xは、PS5/Xbox Series X/S対応の高性能ゲームキャプチャデバイス。4K144fpsキャプチャ、HDMI 2.1、VRRパススルー、HDR10対応。
| 接続インターフェース | HDMI 2.1 | PC接続インターフェース | USB 3.2 Gen 2 |
| 対応OS | Windows, macOS, iPadOS 17 | パススルー最大解像度 | 4K144 Hz |
| 録画最大解像度 | 4K144 Hz | HDRパススルー | 対応 |
| エンコード方式 | - | パススルー遅延 | 低遅延 |
| 対応ソフトウェア | OBS Studio | ドライバー | プラグアンドプレイ |
| 電源供給方式 | USBバスパワー | 本体サイズ | 112 x 72 x 18 mm |
AVerMedia Live Gamer Ultra GC553は、4Kパススルー対応のUSB3.1接続外付けゲームキャプチャーボックスです。高画質映像録画・エンコードに対応し、ゲーマー向けに最適化されています。
| 入力インターフェース | HDMI 2.0 | PC接続インターフェース | USB 3.1 Gen1 Type-C |
| 対応OS | Windows 10, macOS, iOS | パススルー最大解像度 | 4K (2160p)@60 HDR Hz |
| 録画最大解像度 | 4K (2160p)@30 (HDR非対応), 1080p@120 Hz | HDRパススルー | 対応 |
| エンコード方式 | ソフトウェアエンコード | パススルー遅延 | 超低遅延 |
| 対応ソフトウェア | AVerMedia RECentral, CyberLink PowerDirector 15, サードパーティ製ソフトウェア | ドライバー | UVC対応 (ドライバ不要) |
| 電源供給方式 | USBバスパワー | 本体サイズ | コンパクト |










