ASUS TUF GAMING B760M-PLUS WIFI D4

本製品はPCIe 5.0 x16スロットを1基のみ搭載しており、複数のグラフィックボードを同時に使用するマルチグラフィックス機能（NVIDIA SLIやAMD CrossFireなど）には対応していません。一般的なPC利用ではグラフィックボードは1枚が主流であり、多くのユーザーにとっては問題ありませんが、将来的に複数のグラフィックボードを搭載して性能を向上させたいと考えているユーザーには適していません。マルチグラフィックス機能は、特定の高性能ゲーミングやプロフェッショナルな用途で利用されることが多いため、そのようなニーズがない場合はこの機能の有無は大きな影響を与えません。

本製品はPCIe 4.0対応のM.2スロットを2基搭載しており、高速なNVMe SSDを複数接続することが可能です。これにより、OS用のドライブとデータ保存用のドライブをM.2 SSDで構成したり、大容量のゲームライブラリを高速なストレージに保存したりと、柔軟なストレージ環境を構築できます。PCIe 4.0は従来のSATA SSDと比較して圧倒的な速度を誇るため、PCの起動時間やアプリケーションのロード時間を大幅に短縮し、全体的なシステムパフォーマンスを向上させます。M.2スロットにはヒートシンクも搭載されており、SSDの熱による性能低下を防ぎ、安定した動作をサポートします。

本製品はIntel WiFi 6（802.11ax）を標準搭載しており、高速かつ安定したワイヤレスインターネット接続が可能です。Wi-Fi 6は、従来のWi-Fi 5（802.11ac）に比べて最大通信速度が向上し、複数のデバイスが同時に接続された環境でも安定した通信を提供します。これにより、LANケーブルを接続することなく、ワイヤレスでオンラインゲームや高画質動画のストリーミングを快適に楽しむことができます。配線をすっきりさせたい方や、PCの設置場所の自由度を高めたい方にとって非常に便利な機能です。ただし、一部のスタッフレビューで接続不良の報告があるため、安定性を最優先する場合は注意が必要です。

本製品はBluetooth v5.2を搭載しており、ワイヤレスイヤホン、キーボード、マウス、ゲームコントローラーなど、様々なBluetooth対応デバイスをPCに接続できます。Bluetooth 5.2は、従来のバージョンに比べて通信範囲が広がり、データ転送速度も向上しているため、より安定した低遅延のワイヤレス接続が期待できます。これにより、ケーブルの煩わしさから解放され、デスク周りをすっきりと保ちながら快適なPC操作が可能です。特にワイヤレスオーディオデバイスを使用する際には、その利便性を大きく実感できるでしょう。しかし、スタッフレビューにはBluetooth接続不良の報告が複数あるため、購入後は動作確認を推奨します。

本製品はUSB Type-Cポートを搭載しており、背面にUSB 3.2 Gen 2x2 Type-C、フロントパネルヘッダーにUSB 3.2 Gen 1 Type-Cを提供します。USB 3.2 Gen 2x2 Type-Cは最大20Gbpsの超高速データ転送に対応し、大容量ファイルの転送や高速な外付けSSDの接続に最適です。また、Thunderbolt (USB4) にも対応しており、さらに高い汎用性と帯域幅を提供します。最新のスマートフォンや周辺機器の多くがType-Cを採用しているため、これらのデバイスとの接続性が向上し、利便性が高まります。フロントパネルヘッダーのType-Cは、PCケースのフロントポートにType-Cを増設できるため、アクセスしやすい位置での接続が可能になります。

本製品はASUS独自のLEDイルミネーション機能「Aura Sync」に対応しています。Aura Syncは、マザーボード上のLEDだけでなく、対応するグラフィックボード、メモリ、ケースファン、LEDストリップなど、様々なPCパーツのライティングを同期させ、統一感のある美しいイルミネーションを演出できる機能です。専用ソフトウェアで色や発光パターンを自由にカスタマイズできるため、PCの見た目を重視するユーザーや、自分だけのオリジナルなゲーミングPCを構築したいユーザーに最適です。PC内部を鮮やかに彩り、視覚的な満足度を高めることができます。