GIGABYTE B760M DS3H AX

商品情報にはPCIe x16スロットが1本のみの記載があり、複数のグラフィックボードを同時に使用するマルチGPU技術（NVIDIA SLIやAMD CrossFireなど）に対応している旨の記述はありません。このマザーボードはシングルGPU構成を前提とした設計と考えられます。一般的な用途やミドルレンジのゲーミングではシングルGPUで十分な性能を発揮しますが、複数のグラフィックボードを必要とするプロフェッショナルな用途や、最高峰のグラフィック性能を追求するユーザーには適していません。

NVMe PCIe 4.0 x2 M.2スロットを2基搭載しており、高速なM.2 SSDを2台まで接続可能です。これにより、OSの起動速度やアプリケーションのロード時間を大幅に短縮できます。さらに、M.2サーマルガードが付属しているため、高速動作時に発生するSSDの熱を効果的に放熱し、性能低下を防ぎながら安定した動作を維持できます。大容量かつ高速なストレージを求めるユーザーにとって、非常に魅力的な機能です。

GIGABYTE独自の「スマートファン6」機能をサポートしています。この機能により、マザーボードに接続されたケースファンやCPUクーラーの回転速度を、システム内部の温度に応じて細かく自動調整することが可能です。ユーザーはBIOS設定や専用ソフトウェアを通じて、静音性を重視した設定や、冷却性能を最大化する設定など、好みに合わせてプロファイルをカスタマイズできます。これにより、高負荷時でも安定した動作を保ちつつ、アイドル時には静かな動作を実現し、快適なPC環境を構築できます。

「Q-Flash Plus」機能を搭載しており、CPU、メモリ、グラフィックボードがシステムにインストールされていない状態でも、USBメモリを使用してBIOSをアップデートすることが可能です。これは、新しい世代のCPUを搭載する際に、古いBIOSバージョンでは起動できないといった問題を解決する上で非常に便利な機能です。初心者でも比較的簡単にBIOSの更新が行えるため、将来的なアップグレードやトラブルシューティングにおいて大きな安心感を提供します。

商品情報には、特定のUSBポートが高速充電に対応している、またはPC電源オフ時でも充電が可能であるといった、専用のUSB充電機能に関する明確な記載はありません。一般的なUSBポートはデバイスの充電に利用できますが、スマートフォンやタブレットをより高速に充電するための専用機能や、PCの電源がオフの状態でも充電できる機能は確認できませんでした。そのため、高速充電やオフライン充電を重視するユーザーは、別途対応するUSB充電器を用意する必要があります。

GIGABYTEの「RGB FUSION 2.0」に対応しており、マザーボード上のLEDや、接続されたアドレス指定可能なLEDストリップ、RGB LEDストリップの色や光り方をカスタマイズできます。これにより、PCケース内部を鮮やかに彩り、自分だけの個性的なゲーミングPCやワークステーションを構築することが可能です。複数の発光パターンや色設定が用意されており、他の対応パーツと同期させることで、統一感のある美しいイルミネーションを楽しめます。