OSKOE ボイスレコーダー

VOR録音に対応しています。周囲の音が一定レベルを超えた際に自動で録音を開始し、無音状態が続くと一時停止することで、無駄な録音時間を省き、メモリ容量とバッテリーを節約できます。会議や講義など、話者と無音の区間が頻繁にあるシーンで役立ちます。音声検知の感度設定が可能かどうかは不明ですが、基本的な自動録音機能としては十分機能します。

7段階調節可能なノイズキャンセリング機能を搭載しています。エアコンやプロジェクターなどの定常的な環境ノイズや風切り音など、低周波ノイズを含む様々なノイズを低減し、人の声を聞き取りやすくする効果が期待できます。ただし、極端に騒がしい環境では効果が限定的な場合もあります。音楽録音など、ノイズリダクションが音質に影響を与える場合は設定を調整が必要です。

録音した音声ファイルの再生速度を変速できます。早聞きで内容を素早く確認したり、聞き取りにくい箇所をゆっくり再生したりするのに便利です。語学学習でのシャドーイング練習や、議事録作成時の聞き直し作業の効率を向上させることができます。速度調整の段階数は不明ですが、基本的な速度調整機能は備わっています。

録音中に重要なポイントに印をつけて、後からその箇所に素早くジャンプできるマーカー機能は搭載されていません。長時間の録音データの中から特定の情報を見つけ出す際には、手動でシークするか、最初から順に再生する必要があり、利便性はやや劣ります。議事録作成や研究用途などで頻繁に重要な箇所を記録したい場合には不向きです。

録音する環境（会議、講義、音楽など）に合わせて最適な録音設定を自動で呼び出すシーンセレクト機能は搭載されていません。マイク感度やノイズリダクションなどの設定を手動で行う必要がある場合があり、最適な設定を見つけるにはある程度の知識が必要かもしれません。様々な環境で録音する機会が多いユーザーにとっては、やや手間がかかる可能性があります。

本体に内蔵メモリはなく、付属の64GBのSDカードを使用します。SDカードスロットを搭載しているため、付属のカードがいっぱいになっても、市販のmicroSDカード（最大容量は不明ですが、一般的には大きい容量にも対応）に交換することで、記録容量を簡単に増やすことができます。これにより、容量不足の心配なく、長時間の録音を続けることが可能です。