TP-Link Tapo 【Amazon.co.jp限定】TP-Link Tapo C120 ネットワークWi-Fiカメラ

本製品には、動く対象を自動で追尾する機能は搭載されていません。動きを検知して通知する機能はありますが、カメラの向きが自動で変わる追跡機能が必要な場合は、上位モデルや他の製品をご検討ください。特定の場所を固定して監視するには十分ですが、広範囲を動き回る対象を捉え続ける用途には適していません。この機能の有無は、使用目的によって重要な選択肢となります。

このカメラはレンズの向きを遠隔操作で上下左右に動かす首振り（パン/チルト）機能を搭載していません。一度設置すると撮影できる範囲は固定されます。広範囲を一台でカバーしたい場合や、気になる場所をピンポイントで確認するためにカメラの向きを頻繁に変えたい用途には不向きです。固定されたエリアを監視する場合にご利用ください。設置角度は手動で調整可能です。

マイクとスピーカーを内蔵しており、スマートフォンアプリを通じてカメラの設置場所と離れた場所でリアルタイムに会話できる双方向音声機能を搭載しています。留守番中のご家族やペットに話しかけたり、玄関先の訪問者に応対したりする際に便利です。スタッフレビューではマイク性能について「やや弱く感じられた」との意見もありますが、基本的な音声通話は可能です。

監視したい映像内の特定のエリアを設定し、そのエリア内でのみ動きを検知して通知を受け取ることができます。これにより、必要のないエリア（例：窓の外を通過する車、屋内の特定の場所）での動きによる誤検知を減らし、重要なエリア（例：出入り口、貴重品付近）での異変を効率的に把握できます。設定可能なエリア数や形状はアプリによりますが、一般的な監視ニーズに対応します。

カメラのマイクが周囲の音を拾い、設定した感度に応じて特定の音（例：赤ちゃんの泣き声、ペットの鳴き声、大きな物音）を検知すると、スマートフォンに通知を送信する機能を搭載しています。映像に映らない場所での異変や、静かな環境での異常音に気づくのに役立ちます。特に夜間など、映像だけでなく音による監視も重視する場合に有効な機能です。感度調整も可能です。

このカメラには、使用しない際にレンズを物理的に覆うようなプライバシーシャッター機能や、特定の操作で映像の記録/送信を一時停止する明確なプライバシーモードに関する記載がありません。手動でカメラの向きを変えるか、電源を切る必要があります。プライバシーを特に重視し、物理的な遮断機能を求める場合は他の製品をご検討ください。常時録画や監視が前提となります。

MicroSDカードへのローカル保存に加え、TP-Linkの提供する有料クラウドサービス「Tapo Care」を利用したクラウドストレージへの録画保存にも対応しています。クラウド保存を利用すれば、カメラ本体が破損したり盗難されたりした場合でも映像データは安全に保護されます。外出先からいつでも録画履歴を確認でき、ローカル容量を気にせず長期保存したい場合に便利なオプションです。（利用には別途Tapo Careの契約が必要です。）