
ANYOYO VC-009PRO
の評価
商品概要
ANYOYO VC-009PROは、ゲーム機やPCの画面をキャプチャするためのHDMIキャプチャーボードです。最大4K解像度、60フレーム/秒での入力およびキャプチャに対応しており、高画質な動画作成や配信が可能です。さらに、1080p解像度であれば最大244フレーム/秒という非常に高いフレームレートでのキャプチャにも対応しており、競技性の高いゲームなどで有利な滑らかさを実現します。VRR(可変リフレッシュレート)とHDR(ハイダイナミックレンジ)のパススルーもサポートしており、対応するゲーム機やモニターと組み合わせることで、より高品質な映像でゲームを楽しめます。PCとの接続はUSB 3.0で行われ、約40msという低遅延を実現しているため、パススルーだけでなくPC画面上でのプレビューもある程度快適に行えます。内蔵ファンによる排熱対策も施されています。OBS Studioなどの汎用ソフトウェアで使用可能ですが、専用ソフトは付属しません。価格に対して非常に高いスペックを備えている点が魅力です。(約300文字)
商品画像一覧












商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
HDMIパススルー機能は、キャプチャーした映像を遅延なく別のディスプレイに出力できる機能です。ゲーム画面を録画しながら、別のモニターでプレイする場合に、遅延を気にすることなく快適にゲームを楽しめます。リアルタイムでのゲーム配信時にも、この機能が役立ちます。
本製品はHDMIパススルー機能を搭載しており、入力された映像信号を遅延なく別のモニターに出力できます。これにより、ゲーム画面をキャプチャ・録画しながら、パススルー出力された画面を見て快適にプレイすることが可能です。特にアクションゲームやeスポーツのように、わずかな遅延もプレイに影響する場合に非常に役立ちます。配信中でも自分のプレイ画面には遅延がないため、操作と映像のズレによるストレスを感じることなく集中できます。この機能は、ゲーム配信や実況を行う上で非常に重要な要素の一つです。ただし、パススルー解像度やフレームレートは入力に依存し、4K/60fpsに対応しています。
外部入力に対応したビデオキャプチャーは、HDMI以外のAV機器(ビデオカメラやゲーム機など)からの映像を録画できる機能です。昔のゲーム機やビデオテープの映像をデジタル化して保存したい場合に便利です。様々な機器の映像をパソコンに取り込んで編集できます。
本製品はHDMI入力に特化しており、コンポジット端子やS端子といったHDMI以外の外部入力端子は搭載していません。そのため、HDMI出力を持たない旧型のゲーム機(例:スーパーファミコン、NINTENDO64、PlayStation 2など)や、古いビデオカメラの映像を直接キャプチャすることはできません。もしこれらの機器の映像を取り込みたい場合は、別途、これらの端子をHDMIに変換するコンバーターを用意する必要があります。本製品は主にHDMI出力を持つ比較的新しいゲーム機(PS4/PS5, Switch, Xboxなど)やPC、カメラなどを想定した設計となっています。
録画ボタンは、キャプチャーソフトを操作しなくても、本体のボタンを押すだけで録画を開始・停止できる機能です。パソコンの操作に不慣れな方でも、簡単に録画を始められます。ゲームプレイ中の録画開始や停止をスムーズに行えます。
本製品本体には、録画開始/停止を物理的に操作するためのボタンは搭載されていません。録画の開始や停止は、接続したPC上でOBS Studioなどのキャプチャ・配信ソフトウェアを操作して行う必要があります。ビデオカメラのように本体のボタンで手軽に録画を始めたい方にとっては、この点は不便に感じられるかもしれません。PC操作なしに素早く録画を開始したい場合は、別途、ソフトウェアのショートカットキーを設定したり、外部のストリームデッキのようなデバイスを使用したりといった工夫が必要になります。録画操作は基本的にPC側で行うものとして設計されています。
マイク入力端子搭載機能は、ビデオキャプチャー本体にマイクを接続して、実況やナレーションを録音できる機能です。ゲーム実況動画や解説動画を作成する際に、別途マイクを用意する必要がありません。手軽に音声付きの動画を作成できます。
本製品には音声用の3.5mm端子がありますが、これはパススルー音声のモニタリング用(イヤホン出力)であり、マイク入力端子としては機能しません。そのため、ゲーム実況やナレーションを動画に加える場合は、マイクを直接PCに接続するか、オーディオインターフェースなどを介してPCに入力する必要があります。キャプチャーボード単体でゲーム音声とマイク音声をミックスしてキャプチャすることはできません。別途PC側の設定やソフトウェア(OBSなど)のミキサー機能を利用して、ゲーム音とマイク音を合わせて録音・配信する必要があります。手軽にマイク音声を同時録音したい場合は、マイク入力端子を備えたキャプチャーボードの方が適しています。
録画解像度選択機能は、録画する映像の解像度を自由に選択できる機能です。パソコンのスペックや用途に合わせて、録画するファイルのサイズを調整できます。高画質で録画したり、ファイルサイズを小さくして保存したりできます。
本製品本体に、録画する解像度やフレームレートを切り替える物理的なスイッチや設定機能はありません。本製品は4K/60fps、2K/144fps、1080P/244fpsまでの入力・キャプチャに対応していますが、実際にどの解像度・フレームレートで録画を行うかは、接続したPC上で使用するキャプチャ・配信ソフトウェア(OBS Studioなど)の設定に依存します。ソフトウェア側で、入力された信号の中から希望の解像度・フレームレートを選択して録画を行います。本体側で自動的に最適な設定が適用されるわけではないため、使用する環境や目的(ファイルサイズを抑えたい、最高画質で録画したいなど)に合わせて、ソフトウェアの設定画面で手動で調整を行う必要があります。
キャプチャーソフト連携機能は、付属のキャプチャーソフトと連携して、録画した映像を編集したり、ライブ配信したりできる機能です。録画した映像をすぐに編集したい場合や、YouTubeなどのプラットフォームでライブ配信したい場合に便利です。動画制作の効率を向上できます。
本製品にはメーカー独自の専用キャプチャーソフトウェアは付属していません。キャプチャや録画、ライブ配信を行う際は、OBS Studio、Potplayer、VLCといった汎用的なサードパーティ製ソフトウェアを使用する必要があります。これらのソフトウェアは高機能ですが、初めて使う場合は設定に慣れが必要となる場合があります。特に音声の設定や、特定の解像度・フレームレートでのキャプチャ設定などで戸惑う可能性も考えられます。専用ソフトウェアが提供されている製品と比較すると、導入や設定の手軽さの面では劣ると言えます。ただし、これらの汎用ソフトウェアは無料で利用でき、豊富な機能と高いカスタマイズ性を持っているという利点もあります。
SHOPSTAFFによる評価スコア
ANYOYO VC-009PROは、12,799円という価格帯ながら4K/60fpsキャプチャ、VRR/HDRパススルーに対応した高性能なビデオキャプチャーボードです。特にゲーム配信や高画質動画制作をコストを抑えて始めたいユーザーにとって魅力的なスペックを備えています。最上位製品のようなHDMI 2.1やThunderboltといった最新規格には対応していませんが、VRRやHDRに対応している点は評価できます。スタッフレビューでは安定した動作やコストパフォーマンスの高さが評価されていますが、一部で初期不良や設定の煩雑さを指摘する声もあり、製品の個体差や使用環境に依存する可能性があります。長期間の安定性やサポート体制については、大手メーカーと比較すると懸念点となり得ます。主にゲーム実況やPC画面のキャプチャといったユースケースで性能を発揮しますが、安定動作にはUSB 3.0ポートの使用が必須です。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- 1万円台前半で購入できるにも関わらず、4K/60fpsのキャプチャとパススルーに対応している点。
- VRR(可変リフレッシュレート)およびHDRに対応しており、対応機器との組み合わせで高品質な映像を扱える点。
- USB 3.0接続による低遅延(約40ms)を実現しており、ゲームプレイを快適にキャプチャできる点。
- 内蔵ファンを搭載しており、長時間使用時の発熱を抑える工夫がされている点。
- PS5, Xbox, Switch, PCなど幅広い機器との互換性がある点。
注意点
- 安定した動作にはUSB 3.0ポートが必須です。古いUSB 2.0ポートでは正常に動作しません。
- HDCPで保護されたコンテンツ(Netflix、Blu-rayなど)はキャプチャできません。HDCP対応機器を接続する場合は、事前に機器側のHDCP機能をオフにする必要があります。
- 初期不良や、長時間使用による遅延発生の報告が一部あります。
- 専用のキャプチャーソフトウェアが付属しないため、OBS Studioなどの汎用ソフトウェアの設定に慣れる必要があります。
- スタッフレビューで映像の色味が若干白っぽくなるという報告があり、気になる場合はソフトウェアでの色調整が必要かもしれません。
おすすめな人
- PS5やXbox Series X/S、Nintendo Switchなどのゲーム機やPCの画面を4K/60fpsでキャプチャ・配信したい人。
- VRRやHDRに対応した環境でゲームをしている人。
- コストを抑えつつ、高画質なゲーム配信や動画制作を始めたいと考えている人。
- OBS Studioなどの汎用的な配信・キャプチャソフトウェアの扱いに慣れている人。
- USB 3.0ポートを搭載したPCを所有している人。
おすすめできない人
- 安定した動作や品質を最優先し、価格よりも信頼性を重視する人。
- 専用ソフトウェアで簡単に設定・操作したい人。
- Blu-rayプレイヤーなど、HDCPで保護されたコンテンツをキャプチャしたい人。
- PCにUSB 3.0ポートがない人。
- メーカーサポートの手厚さを重視する人。
- 外部入力端子(コンポジットなど)が必要な旧型のゲーム機や機器を接続したい人。
おすすめの利用シーン
- PS5、Xbox Series X/S、Nintendo Switch、PCなどのゲーム機を使用したゲーム実況配信やプレイ動画の録画。
- VRRやHDRに対応したゲームコンテンツのキャプチャ。
- 高フレームレート(144Hzや244Hz)でプレイしているPCゲームの画面をキャプチャ・録画する際。
- OBS StudioやVLCなどの汎用ソフトを用いたライブ配信や画面録画。
- Web会議やオンライン授業でのPC画面共有(低遅延パススルーを利用)。
非推奨な利用シーン
- Blu-rayプレイヤーや著作権保護されたストリーミングサービス(Netflixなど)の画面をキャプチャしたい場合。
- 本体のボタン一つで録画開始/停止を行いたい場合。
- 旧型のゲーム機(PS2、レトロフリークなど)を接続してキャプチャしたい場合。
- 業務用途やプロフェッショナルな環境での、極めて高い安定性や専用サポートが求められる場面。
よくある質問(Q&A)
Q.どのような機器に対応していますか?
Q.4K60fpsでの録画やパススルーは可能ですか?
Q.接続する際に注意することはありますか?
Q.長時間使用した場合、熱は持ちますか?
Q.安定して使用できますか?
Q.設定は簡単ですか?
Q.困ったときのサポートは受けられますか?
SHOPSTAFF 評価ランキング
HDMI 2.1対応、4K/144Hzキャプチャが可能な高性能外部ゲームキャプチャデバイス。VRRパススルー、HDR10対応で、最新ゲーム環境に最適です。USB 3.2 Gen 2接続で低遅延を実現し、PC/Mac/iPadに対応しています。
最大入力解像度 | 3840x2160 pixels | 最大出力解像度 | 3840x2160 pixels |
最大フレームレート | 240 fps | 入力端子 | HDMI 2.1 |
出力端子 | HDMI 2.1 | 対応OS | Windows, macOS, iPadOS |
エンコード方式 | - | パススルー機能 | 対応 |
録画機能 | 対応 | 本体サイズ | 112x72x18 mm |
AVerMedia Live Gamer ULTRA 2.1 GC553G2は、HDMI2.1対応で4K/144fpsパススルー、4K/60fps録画が可能な外付けキャプチャーユニットです。VRR/HDRパススルーやUSB3.2 Gen2接続に対応し、最新ゲーム機や高性能PCの映像を高画質・高フレームレートでキャプチャできます。(約100文字)
最大入力解像度 | 3840x2160 pixels | 最大出力解像度 | 3840x2160 pixels |
最大フレームレート | 144 fps | 入力端子 | HDMI 2.1 |
出力端子 | HDMI 2.1 | 対応OS | Windows 10/11 64bit |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード | パススルー機能 | 対応 |
録画機能 | 対応 | 本体サイズ | 120x70x27.6 mm |
Elgato 4K Xは、4K/144fpsパススルーに対応したゲームキャプチャデバイスです。PS5やXbox Series X/S、PCのゲームを高画質で録画・配信できます。
最大入力解像度 | 3840x2160 pixels | 最大出力解像度 | 3840x2160 pixels |
最大フレームレート | 144 fps | 入力端子 | HDMI 2.1 |
出力端子 | HDMI 2.1 | 対応OS | Windows, macOS |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード | パススルー機能 | 対応 |
録画機能 | 対応 | 本体サイズ | 112 x 72 x 18 mm |
AVerMediaの高性能ゲーミングキャプチャー。最大4K60fps録画、1080p240fpsハイフレームレート録画、VRRパススルーに対応し、高画質・高フレームレートなゲーム映像をキャプチャできます。
最大入力解像度 | 3840x2160 pixels | 最大出力解像度 | 3840x2160 pixels |
最大フレームレート | 240 fps | 入力端子 | HDMI 2.0 |
出力端子 | HDMI 2.0 | 対応OS | Windows, macOS, iPadOS |
エンコード方式 | パススルーあり | パススルー機能 | 対応 |
録画機能 | 対応 | 本体サイズ | 112.6x66.2x26 mm |
Elgato Game Capture HD60 Xは、4K30または1080p60 HDR10画質でゲームプレイをキャプチャできる外付けキャプチャカードです。PS5/PS4、Xbox、Switchなどに対応し、4K60 HDR10や1080p240 VRRパススルーに対応。超低遅延でOBSなど主要ソフトと連携し、プロレベルの配信・録画を手軽に実現します。
最大入力解像度 | 3840x2160 pixels | 最大出力解像度 | 3840x2160 pixels |
最大フレームレート | 60 fps | 入力端子 | HDMI |
出力端子 | HDMI | 対応OS | Windows, macOS |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード | パススルー機能 | 対応 (最大 4K60 / 1440p120 / 1080p240 / VRR) |
録画機能 | 対応 | 本体サイズ | 112x72x18 mm |