ASRock B760M Pro-A WiFi

AMD CrossFireに対応しており、複数のグラフィックボードを搭載してグラフィック性能を向上させることが可能です。ただし、MicroATXフォームファクターのため、物理的なスロット数に制限があります。ハイエンドグラフィックボードを複数搭載したい場合は、ATXマザーボードを検討する方が良いでしょう。CrossFireを使用するには、対応するグラフィックボードが別途必要です。

Hyper M.2スロットを3基搭載しており、高速なNVMe SSDを複数搭載可能です。OSやゲームの起動時間、データアクセス速度を大幅に短縮できます。M.2 SSDを使用することで、ストレージの拡張性も確保できます。ただし、M.2スロットを使用すると、SATAポートの一部が使用できなくなる場合があるので、注意が必要です。

Killer 802.11axe (WiFi 6E)無線LAN機能を搭載しており、高速なワイヤレス通信が可能です。Wi-Fi 6Eは、従来のWi-Fi 5に比べて大幅に速度が向上しており、オンラインゲームや高画質動画のストリーミングも快適に行えます。無線LANを使用することで、LANケーブルの配線が不要になり、PCの設置場所の自由度が高まります。

Bluetooth機能も搭載しており、ワイヤレスイヤホンやキーボード、マウスなどのBluetooth対応デバイスを接続できます。ケーブルレスでスッキリとしたPC環境を構築可能です。最新のBluetooth規格に対応しているため、安定した接続と低遅延を実現しています。ただし、Bluetoothデバイスとの相性問題が発生する可能性も考慮しておきましょう。

USB 3.2 Gen1 Type-Cポートをフロントとリアに搭載しており、最新のスマートフォンや周辺機器との接続に便利です。USB Type-Cポートは、高速なデータ転送と充電が可能で、DisplayPort Alternate Modeにも対応しています。ただし、USB 3.2 Gen2やThunderbolt 3/4には対応していないため、より高速なデータ転送が必要な場合は注意が必要です。

Polychrome SYNCに対応しており、LEDイルミネーションをカスタマイズできます。マザーボードだけでなく、対応する他のPCパーツ（グラフィックボード、メモリ、ケースファンなど）とLEDの色や光り方を同期させることが可能です。PCの見た目を重視するユーザーにとっては、魅力的な機能と言えるでしょう。ただし、LEDイルミネーションは、PCの消費電力を若干増加させる可能性があります。