The Imaging World Kodak PIXPRO FZ55-RD K1

RAW記録機能は搭載されていません。JPEG形式での記録となります。JPEG形式は、撮影時にカメラ内で画像処理が行われ、圧縮された状態で保存されます。そのため、RAWデータに比べてデータ量が少なく、扱いやすいというメリットがあります。しかし、撮影後の編集には不向きで、露出や色温度などを調整すると画質が劣化する可能性があります。JPEG形式で撮影する場合は、撮影前にホワイトバランスや露出を適切に設定することが重要です。

マニュアル露出機能は搭載されていません。カメラが自動で露出を決定するオートモードでの撮影となります。オートモードは、シャッタースピードや絞り、ISO感度などをカメラが自動で設定してくれるため、初心者でも簡単に撮影できます。しかし、撮影者の意図を反映したクリエイティブな表現は難しくなります。より高度な撮影を楽しみたい場合は、マニュアル露出機能を搭載したカメラを検討しましょう。

外部ストロボ端子は搭載されていません。内蔵ストロボのみ使用可能です。内蔵ストロボは、光量が弱く、照射範囲も狭いため、本格的なライティングは難しいです。しかし、近距離での撮影や、補助光として使用するには十分です。ポートレート撮影などで、より自然なライティングをしたい場合は、外部ストロボの使用を検討しましょう。外部ストロボを使用することで、被写体をより明るく照らし、影をコントロールすることができます。

NDフィルター内蔵機能はありません。NDフィルターは、レンズに入る光の量を減らすフィルターで、日中の明るい場所でもシャッタースピードを遅くしたり、絞りを開放にして背景をぼかしたりすることができます。動画撮影時にも、露出オーバーを防ぎ、滑らかな映像を撮影可能です。NDフィルターを使用したい場合は、別途NDフィルターを購入し、レンズに取り付ける必要があります。

チルト液晶機能は搭載されていません。液晶モニターは固定式となります。ハイアングルやローアングルからの撮影は難しくなりますが、コンパクトなボディを実現しています。チルト液晶があると、人混みの上から撮影したり、地面すれすれから花を撮影したりする際に便利です。自分撮りにも便利です。動画撮影時にも、自分の姿を確認しながら撮影できるため、Vlogなどの撮影に最適です。

USB給電機能により、モバイルバッテリーやPCから充電できるため、外出先でもバッテリー残量を気にせずに撮影を楽しめます。長時間の撮影や動画撮影に最適です。旅行やイベントなど、電源が確保しにくい場所でも安心して使用できます。充電しながらの撮影も可能です。ただし、充電しながらの撮影は、バッテリーの寿命を縮める可能性があるため、注意が必要です。