SteelSeries Apex Pro TKL (2023) 64861

SteelSeries Apex Pro TKL (2023)は、各キーを個別にカスタマイズ可能なRGBバックライト機能を搭載しています。SteelSeries GGソフトウェアを使用することで、1680万色の中から好みの色を選択し、様々なライティング効果を設定できます。ゲームやアプリケーションと連動したライティングも可能です。これにより、ゲーミング環境をより一層個性的に演出できます。Logicool G HUBソフトウェアと比較すると、 SteelSeries GGの方が若干動作が重いという声もあります。

SteelSeries Apex Pro TKL (2023)は、Nキーロールオーバー機能を搭載しており、複数のキーを同時に押しても、すべてのキー入力が正確に認識されます。これにより、複雑なゲーム操作やコマンド入力時でも、誤入力を防ぎ、正確な操作を実現できます。特に、格闘ゲームやアクションゲームなど、複数のキーを同時に使用するゲームで効果を発揮します。一般的なゲーミングキーボードに搭載されている機能ですが、Apex Pro TKL (2023)では、OmniPointスイッチとの組み合わせにより、より高速な反応速度を実現しています。

SteelSeries Apex Pro TKL (2023)の最大の特徴は、OmniPoint 2.0 アジャスタブルスイッチによるアクチュエーションポイント調整機能です。専用のソフトウェアを使用することで、キーの反応距離を0.1mm単位で調整できます。浅いアクチュエーションポイントに設定することで、キーの反応速度を向上させ、より素早い操作を実現できます。深いアクチュエーションポイントに設定することで、誤入力を防ぎ、安定した操作を可能にします。ゲームの種類やプレイスタイルに合わせて、最適な設定を選択できます。この機能は、他のゲーミングキーボードにはない、Apex Pro TKL (2023)独自のものです。

SteelSeries Apex Pro TKL (2023)は、マクロ機能を搭載しており、複雑な操作や複数のキー入力を一つのキーに割り当てることができます。これにより、ゲーム内の操作を簡略化し、効率的なプレイを実現できます。特に、MMORPGやRTSなど、多くのキーを必要とするゲームで効果を発揮します。SteelSeries GGソフトウェアを使用することで、簡単にマクロを作成・編集できます。Logicool G HUBソフトウェアと比較すると、 SteelSeries GGの方が若干動作が重いという声もあります。

SteelSeries Apex Pro TKL (2023)は、Windowsキーロック機能を搭載しており、ゲーム中に誤ってWindowsキーを押してしまい、ゲーム画面が中断されるのを防ぐことができます。Windowsキーを無効化することで、ゲームへの集中を妨げられることなくプレイできます。特に、競技性の高いゲームや、重要な場面で誤操作を防ぎたい場合に有効です。多くのゲーミングキーボードに搭載されている一般的な機能です。

SteelSeries Apex Pro TKL (2023)は、キーボード本体にUSBパススルー機能を搭載していません。そのため、マウスやヘッドセットなどのUSBデバイスをキーボードに直接接続することはできません。デスク周りの配線を整理したい場合は、別途USBハブなどを用意する必要があります。この点は、Logicool G913-CKと比較して、劣る点と言えるでしょう。