Swudloe HDMI キャプチャーボード C7-01

1080P/60fpsでの録画に対応しており、滑らかな映像をキャプチャーできます。しかし、パススルー出力は4K@30Hzまでとなっており、最新の4K/60Hzゲーミングモニターでプレイする際には、その性能をフルに活かせない可能性があります。高画質ゲーム配信を主な目的とする場合、パススルー性能は重要な要素となるため、この点は考慮が必要です。価格を考えれば妥当な性能と言えます。

パススルー時の遅延は少ないとされていますが、録画・配信時のエンコード方式はソフトウェアエンコードが主と考えられます。これにより、PCのスペックによっては処理負荷が高くなり、映像の劣化や音声の遅延が発生する可能性があります。特に高フレームレートでの録画や配信を行う場合は、PC側の性能が重要になります。安定した高品質な配信を求める場合は、ハードウェアエンコード対応製品と比較検討すると良いでしょう。価格帯を考慮すると、この点は許容範囲かもしれません。

ドライバ不要のプラグアンドプレイに対応しており、OBS StudioやXSplitといった主要な配信・録画ソフトウェアとの互換性も高いとされています。これにより、複雑な設定なしにすぐに使い始められるため、初心者にも扱いやすい製品と言えます。ただし、専用の高度な編集機能を持つソフトウェアが付属しているかは不明なため、その点は確認が必要です。価格帯を考慮すると、基本的な使いやすさは十分に確保されています。

4K@30Hzのパススルー機能を搭載しており、高解像度での映像出力は可能ですが、フレームレートが30Hzに制限されています。これは、最新のゲーム機で60fps以上の滑らかな映像をプレイしたいユーザーにとっては、やや物足りない性能と言えます。ゲームプレイ中の遅延は少ないとされていますが、高リフレッシュレートモニターの恩恵を受けられないため、競技性の高いゲームやアクションゲームをプレイする際には、その差を感じる可能性があります。価格を考慮すると、この性能は入門機としては十分です。

本体はコンパクトで重量も180gと持ち運びやすい部類に入ります。USBバスパワー駆動が想定されるため、別途電源アダプターを持ち運ぶ必要がなく、外出先での利用にも便利です。ただし、最上位製品と比較すると若干サイズと重量があります。価格帯を考慮すると、携帯性と電源供給の簡便さは十分に評価できるレベルです。

8,999円という価格で1080P/60fpsの録画と4K/30Hzのパススルーに対応しており、USB 3.0接続や幅広いOS互換性も備えている点を考慮すると、非常にコストパフォーマンスが高い製品と言えます。特に、ゲーム配信を始めたい初心者や、予算を抑えたいユーザーにとっては魅力的な選択肢です。ただし、一部で品質に関する懸念も報告されているため、価格相応の品質である可能性も理解しておく必要があります。