Marshall Marshall Monitor III A.N.C

ハイレゾ音源には対応していません。高音質を求める場合は、有線接続での使用を検討するか、ハイレゾ対応の他のヘッドホンを検討する必要があります。ただし、Bluetooth接続でも十分に高音質な音楽を楽しめるため、普段使いには問題ありません。ハイレゾ音源にこだわらないユーザーにとっては、特にデメリットにはならないでしょう。

アクティブノイズキャンセリング（ANC）機能を搭載しており、周囲の騒音を低減できます。ただし、ノイズキャンセリングの強さは3段階で調整可能ですが、他社製品と比較すると効果は控えめです。過度なノイズキャンセリングによる音質の劣化を避けたいユーザーや、自然なノイズキャンセリングを好むユーザーにはおすすめです。専用アプリでノイズキャンセリングのレベル調整が可能です。

トランスペアレンシーモード（外音取り込み機能）を搭載しており、ヘッドホンを装着したまま周囲の音を聞くことができます。音楽を聴きながら、周囲の状況を把握したい場合に便利です。駅のアナウンスや会話を聞き逃す心配がありません。ただし、外音取り込みの音質は、周囲の環境音に大きく左右されるため、クリアな音質を求める場合は、音量を調整する必要があります。

Bluetooth接続によるハンズフリー通話が可能です。内蔵マイクの音質は比較的良好ですが、周囲の騒音を拾いやすいという指摘もあります。静かな環境での通話には適していますが、騒がしい場所での通話には注意が必要です。通話品質を重視する場合は、マイク性能に優れた他のヘッドホンを検討するのも良いでしょう。

マルチポイント接続には対応していません。複数のデバイスを頻繁に切り替えて使用するユーザーにとっては、若干不便に感じるかもしれません。その都度ペアリングを切り替える必要があります。しかし、音質を優先するユーザーにとっては、大きなデメリットにはならないでしょう。

自動一時停止機能は搭載されていません。ヘッドホンを外した際に音楽を自動で一時停止させる機能はないため、手動で操作する必要があります。頻繁にヘッドホンを着脱するユーザーにとっては、やや不便に感じるかもしれません。シンプルな操作性を好むユーザーにとっては、特に気にならないでしょう。