UGREEN 2K@30Hz HDMI キャプチャーボード 4K@30Hz パススルー機能 USB 3.0 フルHD 1080P 60Hz 超低遅延 録画 25773

本製品は最大4K@30Hzでのパススルー出力に対応しています。これにより、ゲーム機からの映像をキャプチャーしつつ、ほぼ遅延なく別のモニターでゲームをプレイすることが可能です。特にアクション性の高いゲームなど、シビアな操作が必要な場面でも、遅延を気にせず快適なプレイ環境を維持できます。ただし、パススルー解像度・フレームレートは4K@30Hzまでとなりますので、4K@60Hz以上やVRRといった最新機能には対応していません。

本製品の映像入力はHDMI端子のみに対応しており、コンポジット端子やコンポーネント端子などのアナログ入力や、HDMI以外のデジタル入力端子は搭載していません。そのため、古いゲーム機（例：スーパーファミコン、PS2など）やビデオデッキなど、HDMI出力に対応していない機器からの映像を直接キャプチャすることはできません。これらの機器の映像を取り込みたい場合は、別途、それぞれの出力端子からHDMIに変換するアダプターなどが必要になります。

本体に物理的な録画開始・停止ボタンは搭載されていません。録画操作は、接続したPC上で実行するキャプチャーソフトウェア（OBS Studio、XSplit、Potplayerなど）から行う必要があります。これにより、キャプチャーソフトの画面を見ながら、より詳細な設定を確認しつつ録画をコントロールすることになります。手元ですぐに録画を開始・停止したい場合には、ソフトウェアの操作が必要となる点が異なります。

マイク（音声）を直接接続するための専用入力端子（3.5mmミニジャックなど）は搭載されていません。ゲーム実況やナレーションの音声を映像に合成したい場合は、マイクをPC本体のマイク端子やUSBポートに接続する必要があります。キャプチャーソフトウェアの設定で、PCが認識しているマイク音声を映像にミックスして録画・配信することになります。本機だけで映像とマイク音声を同時に取り込むことはできません。

接続するキャプチャーソフトウェアの設定画面で、録画する映像の解像度やフレームレートを選択して設定できます。本製品の最大キャプチャ性能は2K(1440p)@30Hz、一般的な録画設定としては1080P@60Hzに対応しています。ソフトウェア上でこれらの範囲内で最適な設定を選ぶことで、ファイルサイズや画質を調整できます。例えば、高画質で残したい場合は1080P/60Hz、ファイルサイズを抑えたい場合は1080P/30Hzなどを選択可能です。

OBS Studio、XSplit、Potplayerといった、WindowsやmacOS、Linuxで広く利用されている主要なキャプチャー・ライブ配信ソフトウェアとの互換性があります。これらのソフトウェアを通じて、本製品で取り込んだ映像をリアルタイムでプレビューしたり、PCへの録画、YouTubeやTwitchなどへのライブ配信設定、映像や音声のミキシングなど、多岐にわたる操作や設定が可能になります。様々なソフトウェアに対応しているため、使い慣れた環境で利用しやすい製品です。