AOSU 見守りカメラ C2P2BH11

動体検知または人体認識をトリガーに、カメラが自動的に動きを追尾し、対象を画面中央に捉え続ける機能です。水平・垂直方向の動きを追跡するため、部屋を動き回るペットや人の行動をしっかりと記録できます。アプリで追従機能をオンにすることで利用可能ですが、AIによる詳細な対象識別（人かペットかなど）の精度は、より高価なモデルに劣る場合があります。日常的な見守り用途では十分な追跡性能を提供します。

アプリから遠隔操作でカメラのレンズを水平方向360°、垂直方向155°の範囲で自由に動かせる機能です。これにより、設置場所を変えることなく部屋全体を見渡したり、気になる場所をピンポイントで確認したりできます。特に広い部屋の監視や、複数箇所を確認したい場合に役立ちます。パノラマモードを使えば、部屋全体を撮影したパノラマ画像から見たい場所をタッチするだけで、カメラが自動的にその位置に移動します。

カメラ本体にマイクとスピーカーが内蔵されており、スマートフォンアプリを通じてカメラが設置された場所とリアルタイムで音声通話ができる機能です。留守番中のペットに話しかけたり、家にいる家族とコミュニケーションを取ったり、不審者に警告したりと多用途に活用できます。音声も比較的クリアで、遅延も少ないため、スムーズなやり取りが可能です。さらに、本体のタッチボタンを押すことで事前に設定したスマートフォンに電話をかけられるワンタッチコール機能が非常にユニークで便利です。

商品情報に特定エリアを設定して検知する機能についての明確な記載はありません。モーション検知や人体認識は可能ですが、映像内の特定の区画に絞って検知する機能は搭載されていない可能性が高いです。このため、見守りたい特定の場所（例: 玄関ドア）以外の動きによる不要な通知を完全に防ぐことは難しいかもしれません。検知対象は「人体/モーション」となります。

赤ちゃんの泣き声やペットの鳴き声、大きな物音などの特定の音を検知して通知する機能については、商品情報に明確な記載がありません。マイクは搭載されており、双方向音声通話は可能ですが、音の種類を識別して通知する機能は搭載されていない可能性が高いです。そのため、映像と動きによる検知が中心となり、音による異変の早期発見には向かない場合があります。

アプリからの操作、または手動でカメラのレンズを物理的に本体内部に格納することで、映像の撮影を完全に停止できる機能です。家族が自宅にいる時間帯など、プライバシーを確保したい場合に非常に有効です。このモード中は監視や録画が行われないため、安心して部屋で過ごすことができます。物理的にレンズが隠れるため、視覚的にも安心感があります。

MicroSDカードによるローカル保存に加え、クラウドストレージにイベント録画データを保存するオプションが用意されています。SDカードがなくても、過去24時間の移動イベント（約10秒程度）は自動的にクラウドに記録される点が特徴です。これは簡易的な記録として非常に便利です。長期保存や常時録画には別途MicroSDカードまたは有料クラウドサービスが必要となる場合があります。データは暗号化されて安全に保管されます。