C.CURTING HDMIキャプチャーボード CC0021L

本製品はHDMIパススルー機能を搭載しています。これにより、ゲーム機などの映像を入力しながら、遅延なくモニターにそのまま映像を出力することができます。ゲームプレイ画面とキャプチャ映像の間にズレがほとんど発生しないため、快適にゲームをプレイしながら同時に録画や配信を行うことが可能です。特にアクションゲームやタイミングが重要なゲームをプレイする際に、この機能は非常に役立ちます。スタッフレビューでも遅延の少なさが評価されており、ゲームプレイに集中できる環境を提供します。

本製品はHDMI入力にのみ対応しており、コンポジット端子やS端子などのHDMI以外の外部入力端子は搭載していません。そのため、古いゲーム機（スーパーファミコンやNINTENDO64など）やビデオカメラの映像を直接このキャプチャーボードに取り込むことはできません。HDMI出力に対応している機器からの映像のみをキャプチャ可能です。もしHDMI以外の機器の映像も取り込みたい場合は、別途変換アダプターなどが必要になりますので注意が必要です。

本製品の本体には、録画の開始・停止を直接操作できるボタンは搭載されていません。録画操作は、接続したPC上で実行するキャプチャーソフトウェア（OBS Studioなど）を通じて行う必要があります。本体をPCとゲーム機などの間に接続したら、あとはPC画面を見ながらソフトウェア側で録画や配信の設定、操作を行うという流れになります。本体だけで録画を開始・停止できる手軽さはありませんが、PC操作に慣れている方であれば特に問題なく利用できます。

本製品にはマイク入力端子（3.5mm TRS）が搭載されており、外部マイクを接続して実況音声を同時に録音したり配信に乗せたりすることが可能です。これにより、ゲーム映像と自分の声をミックスした動画を手軽に作成できます。別途オーディオインターフェースなどを用意することなく、キャプチャーボード単体で実況環境を構築できるのは大きなメリットです。ただし、接続できるマイクは3.5mmのTRS標準プラグに対応したものに限られるため、購入前にマイクの端子形状を確認する必要があります。

本製品は、入力された映像を様々な解像度でキャプチャ・録画する機能を持っています。最大で4K@30Hzの解像度で録画できるほか、1080p@60fpsなどのより一般的な解像度にも対応しています。使用するキャプチャーソフトウェアの設定によって、録画したい解像度を選択することが可能です。これにより、PCのスペックや動画の用途に合わせて、ファイルサイズや画質を調整することができます。ただし、入力解像度以上の画質で録画することはできません。

本製品は、OBS Studio, Potplayer, VLCなど、一般的に広く利用されている様々なキャプチャーおよび配信ソフトウェアと連携して動作します。これらのソフトウェアを通じて、入力された映像のプレビュー、録画、ライブ配信などの操作を行うことができます。特定の専用ソフトに縛られることなく、使い慣れたソフトウェアや、機能が豊富でカスタマイズ性の高いソフトウェアを選んで利用できるため、柔軟な環境構築が可能です。プラグアンドプレイ対応なので、多くのソフトウェアで特別な設定なしに認識されます。