C.CURTING HDMIキャプチャーボード CC0021L

HDMIパススルーに対応しており、遅延を気にせずにゲームをプレイしながら録画や配信が可能です。ただし、高リフレッシュレートでのパススルーには対応していないため、より滑らかな映像でプレイしたい場合は、上位モデルを検討する必要があります。HDMIパススルー機能を使用することで、ゲームの操作性と表示の遅延を最小限に抑え、快適なゲーム環境を維持できます。特に、アクションゲームや格闘ゲームなど、シビアなタイミングが要求されるゲームにおいて、この機能は非常に重要です。

HDMI入力のみに対応しており、コンポジットやコンポーネントなどの外部入力には対応していません。そのため、古いゲーム機やビデオデッキなどの映像をキャプチャする場合は、別途HDMI変換アダプターなどが必要になります。外部入力対応のキャプチャーボードは、様々なAV機器との接続を可能にし、幅広い用途に対応できますが、本製品はHDMIに特化することで、低価格を実現しています。

本体に録画ボタンは搭載されていません。録画を開始・停止するには、PC側のキャプチャーソフトを操作する必要があります。録画ボタンがあると、ゲームプレイ中でも手軽に録画を開始・停止できますが、本製品ではソフトウェアでの操作に限定されています。ソフトウェアでの操作に慣れていない場合は、少し不便に感じるかもしれません。

3.5mmのTRS規格のマイク入力端子が搭載されており、実況音声を同時に入力できます。ゲーム実況動画を作成する際に、別途マイクを用意する必要がなく、手軽に音声付きの動画を作成できます。ただし、ファンタム電源には対応していないため、コンデンサーマイクを使用する場合は、別途ファンタム電源アダプターが必要になります。

録画解像度は、最大4K/30Hzまで選択可能です。PCのスペックや用途に合わせて、録画するファイルのサイズを調整できます。高画質で録画したり、ファイルサイズを小さくして保存したりできます。ただし、4K/60Hzでの録画には対応していないため、より高画質な映像を求める場合は、上位モデルを検討する必要があります。

OBS Studioなどの定番キャプチャーソフトとの連携が可能です。録画した映像を編集したり、YouTubeなどのプラットフォームでライブ配信したりできます。キャプチャーソフト連携機能を使用することで、動画制作の効率を向上できます。ただし、キャプチャーソフトは付属していないため、別途用意する必要があります。