ieGeek SC1 見守りカメラ

このカメラは2304*1296Pという解像度で、一般的なHD（720p）やFull HD（1080p）よりも高精細な映像を提供します。これにより、ペットの細かい動きや部屋の様子を鮮明に捉えることができます。ただし、最上位製品に見られる4K解像度やデュアルレンズのような、さらに詳細な映像記録には及びません。日常的な見守りや防犯用途には十分な画質と言えます。

256GBまでのmicroSDカードに対応しており、ローカルに映像を保存できます。さらにクラウドストレージにも対応しているため、万が一カメラが故障したり盗難されたりしても、映像データを安全に保管できます。保存方法の選択肢が複数あるのは便利ですが、クラウド利用には別途料金がかかる場合があります。

AI技術を活用した動体検知機能を搭載しており、人やペットの動きを感知するとスマートフォンに通知を送ります。上下左右の自動追跡機能も備わっているため、動き回る対象をカメラが自動で追いかけ、その様子を記録できます。これにより、見逃しを防ぎ、異常があった際にすぐに対応できます。

カメラに内蔵されたマイクとスピーカーを通じて、スマートフォンアプリからリアルタイムで双方向の音声通話が可能です。留守番中のペットに声をかけたり、お子さんと会話したりするのに便利です。離れていてもコミュニケーションが取れるため、安心感が増します。

5GHz帯のWi-Fiに対応しており、より安定した通信が期待できます。さらに、Bluetooth接続にも対応しているため、初期設定が簡単でスムーズに行えるというユーザーからの声が多くあります。Wi-Fi設定に不慣れな方でも、比較的容易に使い始められる点が魅力です。

ieGeekは比較的新しいブランドですが、電波法（TELEC）およびPSE認証を取得しており、安全性が確認されています。また、最大3年間の保証が付帯しているため、万が一の故障時にも安心感があります。ただし、Ankerのような大手ブランドと比較すると、長期的な信頼性やサポート体制については未知数な部分もあります。

¥2748という価格は、このカメラが提供する機能（高解像度、暗視機能、動体検知、双方向通話、5GHz Wi-Fi対応など）を考慮すると、非常に優れたコストパフォーマンスを発揮します。予算を抑えつつ、基本的な見守り・防犯カメラの機能を求めるユーザーにとって、最適な選択肢の一つと言えるでしょう。