
Akai Professional EWI 5000 ウインドシンセサイザー
の評価
商品概要
Akai Professional EWI 5000は、電子管楽器の進化形として、リアルな管楽器の演奏感と多様なサウンドを融合させたウインドシンセサイザーです。内蔵されたSONiVOXの高品位サウンドライブラリには、管楽器はもちろん、オルガンやベース、シンセサイザー音など100種類以上のプログラムが含まれ、幅広いジャンルに対応します。2.4GHzワイヤレス機能を搭載し、付属の専用レシーバーで音声をワイヤレス出力できるため、ステージやスタジオでの自由なパフォーマンスが可能です。ブレスセンサーや8つのパラメーターノブにより、息の強さやマウスピースをくわえる強さに応じた繊細な表現や音色の微調整が行えます。リチウムイオン電池による長時間駆動とUSB-MIDI接続、5ピンMIDI出力端子も備え、外部音源との連携もスムーズです。専用サウンドエディタで音色をカスタマイズできる点も魅力です。
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商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
鍵盤を弾く強さによって音の大きさを変化させる機能です。弱く弾くと小さく、強く弾くと大きな音が出せるため、演奏に表情をつけることができます。より豊かな表現で演奏したい場合に役立ちます。
本製品は、マウスピースをくわえる強さや吹く息の強さに応じて反応するブレスセンサーを搭載しています。これにより、息の強弱によって音の大きさを変化させることができ、管楽器ならではのダイナミックな表現が可能です。弱く吹けば小さな音、強く吹けば大きな音が出せるため、演奏に豊かな表情をつけることができます。これは一般的な鍵盤シンセサイザーにおけるベロシティ機能に相当し、演奏者の意図を音に反映させる上で非常に重要な要素です。
音の高さを変えるピッチベンドホイールや、音にビブラートをかけるモジュレーションホイールを搭載する機能です。演奏中にリアルタイムで音色を変化させ、より表現力豊かな演奏ができます。ギターのチョーキングのような効果も出せます。
本製品は管楽器型のウインドシンセサイザーであり、一般的な鍵盤シンセサイザーに搭載されているピッチベンドホイールやモジュレーションホイールは物理的に装備されていません。しかし、ブレスセンサーやバイトセンサー、そして8つのパラメーターノブ(Filter, Breath, Bite, Semi, Fine, Reverb, Chorus, LFO)を操作することで、音の高さや音色に変化を加えることが可能です。特にLFOノブはビブラートやトレモロのような効果を生み出すのに役立ち、ホイール機能に代わる表現手段として機能します。
異なる音色を重ねて演奏できる機能です。例えば、ピアノとストリングスを重ねて、より豪華なサウンドを作り出すことができます。ライブ演奏や楽曲制作で、音の厚みを増したい場合に便利です。
商品情報には、複数の音色を同時に重ねて演奏する「レイヤー機能」に関する直接的な記載はありません。ウインドシンセサイザーの特性上、主に単音での演奏が想定されますが、内蔵音源のプログラムによっては、あらかじめレイヤーされたサウンドが用意されている可能性はあります。しかし、ユーザーが自由に音色を組み合わせてレイヤーを作成する機能については明記されていないため、この機能は搭載されていないと判断します。
鍵盤を叩くタイミングや強さを記録し、自動的に再生する機能です。作曲のアイデアを記録したり、複雑なフレーズを練習したりするのに役立ちます。演奏が苦手な方でも、簡単に音楽制作を楽しめます。
本製品には、鍵盤を叩くタイミングや強さを記録し、自動的に再生するシーケンサー機能は搭載されていません。ウインドシンセサイザーはリアルタイムでの演奏表現に特化した楽器であり、自動演奏やフレーズの記録といった機能は、外部のMIDIシーケンサーやDAWソフトウェアと連携することで実現できます。本製品単体で複雑な楽曲の打ち込みや自動演奏を行うことはできませんので、その点は留意が必要です。
内蔵エフェクターで、音に様々な効果を加えられる機能です。リバーブで奥行きを出したり、コーラスで音を広げたりできます。音作りの幅が広がり、より個性的なサウンドを作り出せます。
本製品は、音色に様々な効果を加えるエフェクト機能を内蔵しています。具体的には、Reverb(リバーブ)とChorus(コーラス)のパラメーターノブが明記されており、これらのエフェクトを演奏中にリアルタイムで調整することが可能です。リバーブは音に空間的な広がりや残響感を与え、コーラスは音に厚みや揺らぎを加える効果があります。これらのエフェクトを活用することで、内蔵音源のサウンドをさらに豊かにし、表現の幅を広げることができます。
USBケーブルでパソコンと接続し、MIDI信号を送受信できる機能です。パソコンの音楽制作ソフトと連携して、シンセサイザーの音色を録音したり、ソフト上の音源をシンセサイザーで演奏したりできます。音楽制作の幅が広がります。
本製品は、USB-MIDI端子と5ピンMIDI出力端子を装備しており、MIDIインターフェース機能を搭載しています。これにより、パソコンとUSBケーブルで接続し、DAWソフトウェアやバーチャルインストゥルメントの音源をEWI 5000で演奏したり、EWI 5000の演奏データをパソコンに記録したりすることが可能です。また、5ピンMIDI出力端子を使えば、外部のハードウェアMIDI音源をEWI 5000でコントロールすることもできます。音楽制作環境との連携をスムーズに行えるため、表現の可能性が大きく広がります。
SHOPSTAFFによる評価スコア
EWI 5000は、音源内蔵でスタンドアローンでの使用が可能であり、練習からライブまで幅広いシーンで活躍します。特に、ブレスセンサーによる表現力の高さは評価されています。内蔵音源は生楽器の再現度が高いとは言えないものの、吹奏楽器としてのニュアンスは十分に表現でき、気持ちの良い音が揃っています。ワイヤレス機能は便利ですが、ライブでの使用時にはわずかな遅延が感じられる場合があり、この点は注意が必要です。初期設定やマニュアルの不親切さ、追加アクセサリーの必要性など、初心者にはハードルが高い側面もありますが、習得すれば非常に面白い楽器として長く愛用できるでしょう。価格帯としては高価な部類に入りますが、その多機能性と表現力は価格に見合う価値があると言えます。耐久性については具体的な言及はないものの、Akai Professionalという老舗ブランドの製品であることから、一定の信頼性は期待できます。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- 音源内蔵でスタンドアローンでの演奏が可能。
- ワイヤレス機能により、ケーブルに縛られない自由なパフォーマンスを実現。
- ブレスセンサーと8つのパラメーターノブによる豊かな表現力。
- SONiVOXによる3GB以上の高品位サウンドライブラリを内蔵し、100種類以上の音色を搭載。
- リコーダー、サックス、トランペットなど多様な運指モードに対応し、幅広い演奏スタイルに適応。
- USB-MIDIおよび5ピンMIDI出力端子を装備し、外部音源との連携も可能。
注意点
- 初期設定(特に内蔵バッテリー接続)が難しく、マニュアルが不親切なため、別途情報収集が必要となる場合がある。
- ワイヤレス機能使用時にわずかな遅延が発生する可能性があり、シビアなライブパフォーマンスでは有線接続を検討する必要がある。
- 本体以外にスタンドやワイヤレスレシーバーとスピーカーを接続するケーブル、適切なネックストラップなど、追加のアクセサリー購入が必要になる場合がある。
- EWI独自の操作性を習得するまでに時間がかかるため、リコーダーのような手軽さを期待するとギャップを感じる可能性がある。
おすすめな人
- 管楽器経験者で、電子楽器による表現の幅を広げたい方。
- ライブパフォーマンスでケーブルに縛られずに自由に動き回りたい方。
- 自宅での練習や楽曲制作で、多様な音色を手軽に扱いたい方。
- 新しい楽器の習得に意欲があり、独特の操作性を楽しめる方。
おすすめできない人
- 完全にアコースティックな管楽器の音色や演奏感を求める方。
- ワイヤレス使用時のわずかな遅延も許容できない、非常にシビアな演奏環境を求める方。
- 楽器の初期設定や操作マニュアルの読解に時間をかけたくない初心者。
- 追加のアクセサリー購入に抵抗がある方。
おすすめの利用シーン
- 自宅での個人練習(ヘッドホン使用可能)。
- スタジオでの楽曲制作やレコーディング。
- 小規模なライブハウスやイベントでのパフォーマンス(有線接続推奨、またはワイヤレス遅延を許容できる場合)。
- セッションやジャムセッションで多様な音色を試したい時。
非推奨な利用シーン
- 大規模なコンサートホールでの、極めて厳密なタイミングが要求されるワイヤレスパフォーマンス。
- マニュアルなしで直感的にすぐに演奏を始めたい初心者。
よくある質問(Q&A)
Q.EWI 5000はどのような特徴を持つ楽器ですか?
Q.ワイヤレスでの演奏は可能ですか?遅延はありますか?
Q.どのような音色を内蔵していますか?
Q.演奏の難易度や操作感について教えてください。
Q.EWI 5000の電源供給について教えてください。
Q.付属品以外に購入を検討すべきものはありますか?
Q.初めて使用する際に注意すべき点はありますか?
Q.外部音源との接続は可能ですか?
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KORG modwave mk IIは、ウェーブテーブルシンセシス、Kaoss Physics、モーション・シーケンシング2.0を搭載した多機能なデジタルシンセサイザーです。最大60ボイスのポリフォニーと豊富なモジュレーション機能で、複雑かつ表現力豊かなサウンドを創造できます。
鍵盤数 | 37 鍵 | 音源方式 | デジタル |
最大同時発音数 | 60 音 | 内蔵音色数 | - 音色 |
エフェクト数 | - 種類 | 入出力端子 | ヘッドホン端子, OUTPUT L/MONOとR端子, DAMPER端子, MIDI IN/OUT端子, USB B端子 |
本体重量 | 2.9 kg | 消費電力 | 5 W |
MIDI対応 | 対応 | シーケンサー機能 | モーション・シーケンシング2.0 |
Moog Museは、8ボイスのアナログ・バイティンブラル・ポリフォニック・シンセサイザーです。Moog Modularの回路に着想を得たディスクリート構成のオシレーターやフィルターを搭載し、躍動感あるアナログサウンドを提供します。直感的な操作性と豊富なモジュレーション機能、パワフルなシーケンサーとアルペジエーターを備え、スタジオからライブまであらゆるシーンでクリエイティブな表現を可能にします。
鍵盤数 | 61 鍵 | 音源方式 | アナログ |
最大同時発音数 | 8 音 | 内蔵音色数 | 256 パッチ |
エフェクト数 | 1 種類 | 入出力端子 | MIDI IN/OUT/THRU, USB-B, USB-Aホスト, AUDIO OUT (TRS L/R), ヘッドホン, ペダル入力 (サスティン, エクスプレッション), CV入力 (2), CV出力 (2), アナログクロック入出力 |
本体重量 | 14.55 kg | 消費電力 | 非公開 W |
MIDI対応 | 対応 | シーケンサー機能 | 16ステップシーケンサー (16バンク×64シーケンス) |
Moogの伝統的なモノシンセの系譜を受け継ぎ、革新的な回路をコンパクトな筐体に凝縮。クラシックなアナログサウンドに現代的な機能を加え、音楽制作を次のレベルへと導く高性能モノフォニック・アナログシンセサイザーです。
鍵盤数 | 32 鍵 | 音源方式 | アナログ |
最大同時発音数 | 1 音 | 内蔵音色数 | 256 音色 |
エフェクト数 | - | 入出力端子 | MIDI IN/OUT (DIN, USB-C), AUDIO IN/OUT, HEADPHONE OUT, CV/Gate x6, PEDAL IN x2 |
本体重量 | 4.95 kg | 消費電力 | - W |
MIDI対応 | 対応 | シーケンサー機能 | 64ステップシーケンサー |
KORG minilogueは、新開発の4ボイス・ポリフォニック・アナログシンセサイザーです。37鍵盤、16ステップシーケンサー、オシロスコープ機能を搭載し、本格的なアナログサウンドを直感的に楽しめます。
鍵盤数 | 37 鍵 | 音源方式 | アナログ |
最大同時発音数 | 4 音 | 内蔵音色数 | 200 音色 |
エフェクト数 | 1 種類 | 入出力端子 | ヘッドホン端子, OUTPUT端子, AUDIO IN端子, SYNC IN端子, SYNC OUT端子, MIDI IN端子, MIDI OUT端子, USB B端子 |
本体重量 | 2.8 kg | 消費電力 | 8 W |
MIDI対応 | 対応 | シーケンサー機能 | 16ステップ・ポリフォニック・シーケンサー |
KORG wavestate SEは、アフタータッチ付き61鍵盤と独自のウェーブ・シーケンシング2.0を搭載したフラッグシップシンセサイザーです。最大120ボイス、豊富なサウンド、専用ハードケース、音楽ソフトウェアバンドルが付属し、新しい創造性を刺激します。
鍵盤数 | 61 鍵 | 音源方式 | Wave Sequencing 2.0 |
最大同時発音数 | 120 ステレオ・ボイス 音 | 内蔵音色数 | 261 パフォーマンス、799 プログラム、1,042 ウェーブ・シーケンス 音色 |
エフェクト数 | 非公開 種類 | 入出力端子 | ヘッドフォン、オーディオ出力L/MONO, R、DAMPER、MIDI IN/OUT、USB B端子 |
本体重量 | 8.6 kg | 消費電力 | 5 W |
MIDI対応 | 対応 | シーケンサー機能 | Wave Sequencing 2.0 |