
KORG(コルグ) KORG opsix mkII
の評価
商品概要
KORG opsix mkIIは、他に類を見ないデジタル・シンセサイザーです。オリジナルopsixのサウンド・エンジンを基盤に、同時発音数を32ボイスから64ボイスへと倍増させ、優れたパフォーマンスと正確なコントロールを実現しています。ユニークなオペレーター・ミキサーは、FMシンセシスを直感的に操作できる深いワークフローを提供し、合成機能やプログラミングによって豊かなサウンドを生成します。Subtractive、Semi-Modular、Analog(Modeling)、Waveshaping、Additive、Classic FMの6種類のシンセシスを1台に集約し、幅広い音作りが可能です。30種類の高品位エフェクトを3ブロックで利用でき、サウンドをさらに向上させます。また、グルーブボックスに匹敵する柔軟性とパワーを持つ16ステップ・シーケンサーを搭載し、ランダマイズ機能で新しい音の発見も楽しめます。
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商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
鍵盤を弾く強さによって音の大きさを変化させる機能です。弱く弾くと小さく、強く弾くと大きな音が出せるため、演奏に表情をつけることができます。より豊かな表現で演奏したい場合に役立ちます。
KORG opsix mkIIの鍵盤はベロシティおよびリリース・ベロシティに対応しており、鍵盤を弾く強さや離す速さに応じて音量や音色を変化させることができます。これにより、演奏に豊かな表情やダイナミクスを加えることが可能です。ただし、スタッフレビューでは鍵盤が軽めであるとの指摘があり、繊細なベロシティコントロールを追求するプレイヤーにとっては、慣れや調整が必要となる場合があります。
音の高さを変えるピッチベンドホイールや、音にビブラートをかけるモジュレーションホイールを搭載する機能です。演奏中にリアルタイムで音色を変化させ、より表現力豊かな演奏ができます。ギターのチョーキングのような効果も出せます。
KORG opsix mkIIの商品情報には、ピッチベンドホイールやモジュレーションホイールに関する明確な記載がありません。多くのテーブルトップシンセサイザーでは、これらのホイールが省略されるか、ジョイスティックやタッチストリップなどの代替コントローラーが搭載されることがありますが、本製品の仕様からは確認できません。リアルタイムでのピッチやモジュレーションの変化を頻繁に行う演奏スタイルを想定している場合は、外部コントローラーの接続を検討する必要があります。
異なる音色を重ねて演奏できる機能です。例えば、ピアノとストリングスを重ねて、より豪華なサウンドを作り出すことができます。ライブ演奏や楽曲制作で、音の厚みを増したい場合に便利です。
KORG opsix mkIIは64ボイスという豊富な同時発音数を誇り、複数の音色を重ねて演奏するレイヤー機能に対応していると考えられます。これにより、厚みのあるパッドサウンドや、複雑に絡み合うリードサウンドなど、単一の音色では表現できない豊かなサウンドテクスチャを作り出すことが可能です。多様なシンセシス方式を組み合わせることで、レイヤーされた音色それぞれに異なるキャラクターを持たせ、より独創的なサウンドデザインを楽しむことができます。
鍵盤を叩くタイミングや強さを記録し、自動的に再生する機能です。作曲のアイデアを記録したり、複雑なフレーズを練習したりするのに役立ちます。演奏が苦手な方でも、簡単に音楽制作を楽しめます。
KORG opsix mkIIは、オートメーション可能な16ステップ・シーケンサーを搭載しています。このシーケンサーは、音符情報だけでなく、シンセサイザーの様々なパラメータの変化も記録できるため、時間とともに複雑に変化するサウンドパターンを簡単に作成できます。グルーブボックスに匹敵する柔軟性とパワーを持つとされており、作曲のアイデアを素早く形にしたり、ライブパフォーマンスでダイナミックな展開を生み出したりするのに非常に役立ちます。すべてのプログラムにシーケンスを保存できるため、作成したフレーズをいつでも呼び出すことが可能です。
内蔵エフェクターで、音に様々な効果を加えられる機能です。リバーブで奥行きを出したり、コーラスで音を広げたりできます。音作りの幅が広がり、より個性的なサウンドを作り出せます。
KORG opsix mkIIは、30種類の高品位なエフェクトを3ブロックで利用できるエフェクト機能を搭載しています。コーラス、フェイザー、ディレイ、コンプレッサーといった定番エフェクトから、リバーブまで幅広い種類が揃っており、音作りの最終段階でサウンドをさらに磨き上げることができます。これらのエフェクトを組み合わせることで、音に奥行きや広がりを与えたり、独特の質感や雰囲気を加えたりすることが可能です。ただし、スタッフレビューでは一部のリバーブエフェクトのパラメータ調整範囲が限定的であるとの指摘もあります。
USBケーブルでパソコンと接続し、MIDI信号を送受信できる機能です。パソコンの音楽制作ソフトと連携して、シンセサイザーの音色を録音したり、ソフト上の音源をシンセサイザーで演奏したりできます。音楽制作の幅が広がります。
KORG opsix mkIIは、MIDI IN/OUT端子とUSB B端子を搭載しており、MIDIインターフェース機能に対応しています。これにより、他のMIDI対応機器(MIDIキーボード、ドラムマシンなど)との連携や、PC上のDAWソフトウェアとの接続が可能です。シンセサイザーの演奏情報をPCに送ったり、PC上のソフトウェア音源をopsix mkIIの鍵盤で演奏したりすることができます。USB接続は、MIDIデータの送受信だけでなく、ファームウェアのアップデートなどにも利用でき、現代の音楽制作環境において非常に重要な機能です。
SHOPSTAFFによる評価スコア
KORG opsix mkIIは、オルタードFM音源を核とする高性能デジタルシンセサイザーです。64ボイスの同時発音数と多様なシンセシス方式を統合し、音作りの可能性は非常に広いです。スタッフレビューでは、その性能の高さとモジュラーシンセのような自由な音作りの魅力が評価されています。ただし、その多機能さゆえに、コンピュータミュージックや音作りに深い知的好奇心を持つユーザーでなければ、機能を最大限に引き出すのは難しいかもしれません。鍵盤の質感が軽めである点や、一部内蔵エフェクトの調整範囲が限定的である点が惜しいと指摘されていますが、全体としては電子楽器史に残る名機と評されており、長期的な使用にも耐えうる品質と耐久性が期待できます。価格帯としては中級者から上級者向けの製品として位置づけられます。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- 64ボイスという圧倒的な同時発音数で、複雑なサウンドレイヤーやシーケンスも余裕を持って扱えます。
- オルタードFM音源を基盤に、Subtractive、Semi-Modular、Analog(Modeling)など6種類のシンセシスを統合し、無限に近い音作りの可能性を提供します。
- 直感的なオペレーター・ミキサーとオートメーション可能な16ステップ・シーケンサーにより、深い音作りとパフォーマンスを両立できます。
- KORGという信頼性の高いメーカー製であり、品質とサポートが期待できます。
注意点
- 本体の鍵盤は軽めで、ベロシティの制御が難しいと感じるユーザーもいる可能性があります。
- 内蔵リバーブエフェクトのパラメータ調整範囲が限定的であるため、より高度なリバーブを求める場合は外部エフェクトの導入を検討する必要があります。
- 機能が非常に多いため、音作りの知識や探求心がないと、そのポテンシャルを十分に引き出せない可能性があります。
おすすめな人
- FM音源の可能性をさらに深く探求したい上級者。
- モジュラーシンセのような自由な音作りを手軽にハードウェアで楽しみたい方。
- 多様なシンセシス方式を一台でカバーしたい音楽制作者。
- 複雑なシーケンスや多重音源を駆使した楽曲制作を行いたい方。
おすすめできない人
- 伝統的なアナログシンセのシンプルな操作性や音色を求める初心者。
- DX7互換のFM音源を期待している方。
- 鍵盤のタッチに強いこだわりがあり、重厚な鍵盤を好む方。
- 音作りに時間をかけず、プリセット中心で手軽に演奏したい方。
おすすめの利用シーン
- スタジオでの楽曲制作やサウンドデザイン。
- ライブパフォーマンスでのダイナミックな音色変化やシーケンス演奏。
- 実験的なサウンドメイキングや音響探求。
- 自宅での深い音作りや音楽理論の学習。
非推奨な利用シーン
- アコースティック楽器とのアンサンブルで、鍵盤のタッチが重要な場面。
- シンプルな操作で即座に特定の音色を呼び出して演奏する場面。
よくある質問(Q&A)
Q.opsix mkIIはどのようなシンセサイザーですか?FMシンセとありますが、他の音作りも可能でしょうか?
Q.同時発音数はどれくらいですか?
Q.音作りの操作は難しいですか?初心者でも使いこなせますか?
Q.鍵盤の弾き心地はどうですか?
Q.内蔵されているエフェクトについて教えてください。
Q.opsix mkIIは初代opsixと比べて何が変わりましたか?
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KORG modwave mk IIは、ウェーブテーブルシンセシス、Kaoss Physics、モーション・シーケンシング2.0を搭載した多機能なデジタルシンセサイザーです。最大60ボイスのポリフォニーと豊富なモジュレーション機能で、複雑かつ表現力豊かなサウンドを創造できます。
鍵盤数 | 37 鍵 | 音源方式 | デジタル |
最大同時発音数 | 60 音 | 内蔵音色数 | - 音色 |
エフェクト数 | - 種類 | 入出力端子 | ヘッドホン端子, OUTPUT L/MONOとR端子, DAMPER端子, MIDI IN/OUT端子, USB B端子 |
本体重量 | 2.9 kg | 消費電力 | 5 W |
MIDI対応 | 対応 | シーケンサー機能 | モーション・シーケンシング2.0 |
Moog Museは、8ボイスのアナログ・バイティンブラル・ポリフォニック・シンセサイザーです。Moog Modularの回路に着想を得たディスクリート構成のオシレーターやフィルターを搭載し、躍動感あるアナログサウンドを提供します。直感的な操作性と豊富なモジュレーション機能、パワフルなシーケンサーとアルペジエーターを備え、スタジオからライブまであらゆるシーンでクリエイティブな表現を可能にします。
鍵盤数 | 61 鍵 | 音源方式 | アナログ |
最大同時発音数 | 8 音 | 内蔵音色数 | 256 パッチ |
エフェクト数 | 1 種類 | 入出力端子 | MIDI IN/OUT/THRU, USB-B, USB-Aホスト, AUDIO OUT (TRS L/R), ヘッドホン, ペダル入力 (サスティン, エクスプレッション), CV入力 (2), CV出力 (2), アナログクロック入出力 |
本体重量 | 14.55 kg | 消費電力 | 非公開 W |
MIDI対応 | 対応 | シーケンサー機能 | 16ステップシーケンサー (16バンク×64シーケンス) |
Moogの伝統的なモノシンセの系譜を受け継ぎ、革新的な回路をコンパクトな筐体に凝縮。クラシックなアナログサウンドに現代的な機能を加え、音楽制作を次のレベルへと導く高性能モノフォニック・アナログシンセサイザーです。
鍵盤数 | 32 鍵 | 音源方式 | アナログ |
最大同時発音数 | 1 音 | 内蔵音色数 | 256 音色 |
エフェクト数 | - | 入出力端子 | MIDI IN/OUT (DIN, USB-C), AUDIO IN/OUT, HEADPHONE OUT, CV/Gate x6, PEDAL IN x2 |
本体重量 | 4.95 kg | 消費電力 | - W |
MIDI対応 | 対応 | シーケンサー機能 | 64ステップシーケンサー |
KORG minilogueは、新開発の4ボイス・ポリフォニック・アナログシンセサイザーです。37鍵盤、16ステップシーケンサー、オシロスコープ機能を搭載し、本格的なアナログサウンドを直感的に楽しめます。
鍵盤数 | 37 鍵 | 音源方式 | アナログ |
最大同時発音数 | 4 音 | 内蔵音色数 | 200 音色 |
エフェクト数 | 1 種類 | 入出力端子 | ヘッドホン端子, OUTPUT端子, AUDIO IN端子, SYNC IN端子, SYNC OUT端子, MIDI IN端子, MIDI OUT端子, USB B端子 |
本体重量 | 2.8 kg | 消費電力 | 8 W |
MIDI対応 | 対応 | シーケンサー機能 | 16ステップ・ポリフォニック・シーケンサー |
KORG wavestate SEは、アフタータッチ付き61鍵盤と独自のウェーブ・シーケンシング2.0を搭載したフラッグシップシンセサイザーです。最大120ボイス、豊富なサウンド、専用ハードケース、音楽ソフトウェアバンドルが付属し、新しい創造性を刺激します。
鍵盤数 | 61 鍵 | 音源方式 | Wave Sequencing 2.0 |
最大同時発音数 | 120 ステレオ・ボイス 音 | 内蔵音色数 | 261 パフォーマンス、799 プログラム、1,042 ウェーブ・シーケンス 音色 |
エフェクト数 | 非公開 種類 | 入出力端子 | ヘッドフォン、オーディオ出力L/MONO, R、DAMPER、MIDI IN/OUT、USB B端子 |
本体重量 | 8.6 kg | 消費電力 | 5 W |
MIDI対応 | 対応 | シーケンサー機能 | Wave Sequencing 2.0 |