ファイトボックス(FightBox) FightBox M9 PC アーケードコントローラー

本製品には、ボタンを押し続けるだけで自動的に高速入力を行う「連射機能」は搭載されていません。シューティングゲームなどで連射したい場合や、特定の技を連続で出す際に指の負担を軽減したい場合には、この機能がないと不便を感じる可能性があります。上位製品には搭載されていることが多い機能のため、この点が物足りなく感じるユーザーもいるでしょう。

本製品には、アーケードコントローラーで重要な「SOCDモード切り替え機能」が搭載されています。これは、レバーの同時入力時の動作を「ニュートラル」「上優先」「最終入力優先」の3種類から選択できる機能です。これにより、特定のゲームや操作方法に合わせて最適な入力設定を行うことができ、より快適なプレイが可能になります。この機能は、格闘ゲームプレイヤーにとって非常に役立ちます。

本製品はPC接続に特化しており、Nintendo SwitchやPlayStationなどの他のゲーム機には対応していません。そのため、複数のプラットフォームで同じアーケードコントローラーを使用したい場合には、この製品は適していません。接続先を切り替える機能も搭載されていないため、使用できる環境が限定される点は注意が必要です。上位製品が持つような幅広い対応機種はありません。

本製品には、USBケーブルをコントローラー本体に収納するための専用機能は搭載されていません。そのため、使用しない時にケーブルが散らかったり、持ち運びの際にケーブルが絡まったりする可能性があります。ケーブルをすっきりと管理したい場合や、携帯性を重視するユーザーにとっては、この機能がないことは残念な点と言えるでしょう。上位製品ではケーブル収納機能が備わっていることが多いです。

本製品は、内部へのアクセスが比較的容易で、メンテナンスやパーツ交換がしやすい構造になっています。これにより、ユーザーは自分の好みに合わせてボタンやレバーを交換したり、内部を清掃したりすることが可能です。ただし、具体的な開閉機構（例：工具不要か、ネジ止めかなど）についての詳細な情報はありませんが、レビューからは改造・メンテナンスがしやすいことが伺えます。上位製品のような特別な機構があるかは不明ですが、基本的なメンテナンスは行えると考えられます。

本製品には、ヘッドセットやマイクを接続するための端子（ジャック）は搭載されていません。そのため、オンライン対戦中にゲーム音を聞きながらボイスチャットを行いたい場合、別途ゲーム機本体やPCにヘッドセットを接続する必要があります。手元でオーディオ環境を完結させたいユーザーにとっては、この機能がないことは不便に感じるかもしれません。上位製品では搭載されていることが多い機能です。