ORICO E7400 1TB
の評価
商品概要
ORICO E7400 1TBは、PCIe Gen4x4に対応したM.2 NVMe SSDで、最大7400MB/sの読込速度と6600MB/sの書込速度を誇ります。PS5での動作も確認済みで、ゲームのロード時間短縮やOSの高速起動に貢献します。グラフェン冷却シートを採用していますが、発熱が大きいため、ヒートシンクは必須です。3D QLC NANDを搭載しており、HMBおよびSLCキャッシュにより、一時的な高速書き込みが可能です。ただし、QLC NANDの特性上、キャッシュを超えると書き込み速度が低下します。価格を抑えつつ、高速なデータ転送を求めるユーザーにおすすめです。ただし、メーカーの信頼性や耐久性については、長期的な使用で確認が必要です。
商品画像一覧
商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
SSDの温度が上がりすぎると、性能が低下したり故障の原因になることがあります。この機能は、SSD内部の温度を監視し、温度が一定以上になると自動的に速度を調整して、SSDを熱から保護します。これにより、SSDを長く安心して使い続けることができます。
温度監視機能は搭載されていますが、本製品は発熱が大きいため、別途ヒートシンクを取り付ける必要があります。温度管理を怠ると、性能低下や故障の原因となる可能性があります。
SSDには、データの読み書きを行うための領域が限られています。この機能は、SSD内のデータが均等に書き込まれるように制御することで、特定の場所に負担がかかるのを防ぎ、SSD全体の寿命を長く保ちます。これにより、SSDをより長く安心して使うことができます。
ウェアレベリング機能は、SSDの書き込み回数を均一化し、寿命を延ばすために搭載されています。ただし、QLC NANDを使用しているため、耐久性には注意が必要です。
パソコンの電源が急に切れたり、不意なシステムエラーが発生した場合、書き込み中のデータが破損することがあります。この機能は、書き込み中のデータを一時的に保護し、不意な電源断やシステムエラーが発生しても、データ破損のリスクを低減します。これにより、大切なデータを守ることができます。
データ保護機能は搭載されていますが、重要なデータは定期的にバックアップを取ることを推奨します。不意の電源断やシステムエラーによるデータ破損のリスクを完全に防ぐことはできません。
SSDは、使用しているうちに書き込み速度が低下することがあります。この機能は、使用されていない領域を整理し、SSDの性能を維持します。これにより、SSDの書き込み速度の低下を抑え、快適な動作を維持することができます。
ガベージコレクション機能は搭載されており、SSDの性能を維持するために役立ちます。しかし、QLC NANDの特性上、長期的な使用では書き込み速度が低下する可能性があります。
SSDに保存されたデータは、読み取り時にエラーが発生することがあります。この機能は、読み取りエラーを自動的に検出し、データを修正します。これにより、データ破損によるトラブルを防ぎ、安心してデータを利用できます。
エラー訂正機能は搭載されており、データの読み取り時に発生するエラーを自動的に修正します。これにより、データ破損によるトラブルを防ぎますが、完璧ではありません。
SSDの状態を常に監視し、故障の兆候を検知する機能です。これにより、故障が発生する前にユーザーに通知し、データのバックアップなど、事前に対策を行うことができます。大切なデータを失うリスクを減らせます。
自己診断機能は搭載されていますが、故障の兆候を検知した場合でも、メーカーのサポート体制は大手メーカーに比べて劣る可能性があります。重要なデータは定期的にバックアップを取ることを推奨します。
SHOPSTAFFによる評価スコア
ORICO E7400 1TBは、PCIe Gen4x4に対応し、非常に高速なデータ転送速度を実現しています。特に、ゲームやクリエイティブな作業でのパフォーマンス向上に貢献します。ただし、発熱が大きいため、ヒートシンクは必須です。また、QLC NANDを採用しているため、書き込み速度はSLCキャッシュを超えると低下します。価格を考慮すると、十分な性能を備えていますが、耐久性や信頼性については、長期的な使用で確認が必要です。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- PCIe Gen4x4対応で高速なデータ転送速度
- PS5での動作確認済み
- 価格を抑えつつ、十分な性能を発揮
- グラフェン冷却シート採用
注意点
- 必ずヒートシンクを取り付けてください。
- QLC NANDのため、SLCキャッシュを超えると書き込み速度が低下します。
- 温度が高くなりやすいため、エアフローの良い環境で使用してください。
- メーカーのサポート体制は、大手メーカーに比べて劣る可能性があります。
おすすめな人
- 高速なデータ転送速度を求めるユーザー
- コストパフォーマンスを重視するユーザー
- ゲームのロード時間を短縮したいユーザー
- PS5のストレージを拡張したいユーザー
- PCの起動やアプリケーションの動作を高速化したいユーザー
おすすめできない人
- 常に大量のデータを書き込む必要があるユーザー
- SSDの温度管理に不安があるユーザー
- 信頼性を最優先に考えるユーザー
- SATA接続のSSDしか対応していない旧型PCユーザー
おすすめの利用シーン
- ゲームのロード時間短縮
- 動画編集やRAW現像など、一時的な大容量データ処理
- OSやアプリケーションの高速起動
- PS5のストレージ拡張
非推奨な利用シーン
- 常に大容量データの書き込みを行う環境
- ヒートシンクなしでの使用
- SSDの温度管理が難しい環境